福島県楢葉町へ進出予定企業5社、特別枠2大学5ゼミによるガバメントピッチ(新規事業報告会)開催のご案内
昨年度に引き続き、5名の新規起業家によるガバメントピッチを福島県楢葉町Jヴィレッジ にて開催
楢葉町では、昨年度3月にガバメントピッチを開催し、継続して新たな産業を作り出す企業や起業家の誘致・育成を積極的に推進して参りました。その成果として今後町内で事業を行う、5名の起業家によるガバメントピッチを実施いたします。
また、令和4年度、楢葉町をフィールドワークとし活動した大学生によるビジネスプランのプレゼンテーションも同時開催いたします。
ご多忙の折りとは存じますが、当日は、会場に進出企業5社、特別枠2大学5ゼミが勢ぞろいいたしますので、是非ご来場賜り取材いただければ幸いでございます。
【実施概要】
■日時
起業プレゼン 2023年2月22日(水) 13:00~15:00(開場12:30)
学生プレゼン 2023年2月23日(木・祝)14:00~16:00(開場13:30)
■会場
Jヴィレッジ Jヴィレッジホール 福島県双葉郡楢葉町山田岡美シ森8
■出席者
楢葉町町長 松本 幸英
一般社団法人ならはみらい代表理事 渡邉 清
■来賓
NARAHAアンバサダー 石崎芳行 氏
■一般参加
1.事前申し込みの上、ご来場いただけます。
2.ライブ配信(コロナ感染予防のため、当日はライブ配信を行います。)
●トライナラハYoutubeチャンネル【楢葉町公式】
・トップページhttps://www.youtube.com/@trynaraha7790
・ライブ配信 https://www.youtube.com/@trynaraha7790/streams
■特別講演
本開催にあたり、徳島県神山町でご活躍されている本重真由美氏による特別講演を両日開催。
■起業プレゼンタープロフィール
1.2月22日(水)昨年度ガバメントピッチに登壇した企業による事業進捗報告 5社(当日登壇順)
・NO.1 アースシグナル株式会社 吉浜 理生
・NO.2 合同会社オートラベス 磯辺 友美
・NO.3 株式会社デジタルラボならは 内海 伸浩
・NO.4 株式会社hama.st 大野 健一郎
・NO.5 株式会社サイドストーリー渡邉 俊文
2. 2月22日(水)起業プレゼン 5社(当日登壇順)
- NO.1 長尾 直美「ママの理想郷 ~楢葉町に子育て世代を呼び戻す!~」
概要:「ママ」にとって魅力的な街、住み続けたい街づくりを楢葉に住む女性たちと一緒につくり出す。主役は地元の女性たち。楢葉ママが必要としている「子育てや家族の生活に寄り添えるサービス・製品」は何か?都市部のフェムテック企業群も巻き込み理想郷の具体化に挑戦する。楢葉ママのライフスタイルを豊かにし、子どもや家族の笑顔があふれる未来を作り出していく。
プロフィール:新卒で株式会社リクルートへ入社し、HR領域に12年携わり2003年に退社。自らの「妊活、専業主婦」の経験から、2013年地元、神奈川県鎌倉市にて「働きたくても働けない女性」にスポットをあてた事業を展開。キャリアがありながらも、子育てを優先し働けない女性たちの価値を提唱し、子育てをしながらも自分らしく働ける機会を創出。その後2017年同じビジョンを持つ(株)ママスクエアへジョイン。執行役員、グループ会社副社長(現職)、2020年より鎌倉市教育委員を拝命し、公教育分野にも携わる。
- NO.2 ハックベンチャーズ株式会社 代表取締役 金沢 崇「ベンチャーファンド組成を通じた地域経済の活性化」
概要:地域経済の活性化にスタートアップの存在は不可欠と言われています。そのスタートアップの活力を楢葉町に取り込むためにベンチャーファンドの組成を提案します。資金力の乏しいスタートアップに投資し、育てることで、楢葉町の経済活性化を目指します。
プロフィール:大手ベンチャーキャピタルを経て2014年に独立。地元大阪を拠点にベンチャーファンド4本/50億円超を運用中。30年のベンチャーキャピタリスト活動において、首都圏のみならず新潟県や関西、中四国といった地域で多数のExit実績があります。
- NO.3 働き方改革総合研究所株式会社 代表取締役 新田 龍「楢葉町を『ホワイト企業特区』に!」
概要:新たな産業創出や廃炉作業進展などで地域経済の拡大が見込まれるにも関わらず、人手不足&高齢化のため需要の受け手がいない楢葉町。地域づくりによる関係人口定着化を目指すにあたり、楢葉町が「ホワイト企業特区」となることで、「労働環境が良好で、安心して働ける会社」しかない、全国から就業希望者が殺到する町を実現する。
プロフィール:大学卒業後、上場企業で事業企画、コンサルタント、業務変革プロジェクト担当などを歴任。劣悪な労働環境で苦労した経験を基に、労働環境改善による業績向上支援、労務トラブル解決支援を手がける。過去「ブラック企業」と批判された企業の業績および従業員定着率回復、評判改善実績多数。厚生労働省ハラスメント対策企画委員。
各種メディアで労働・雇用問題のコメンテーターも務める。
- NO.4 株式会社JOINT CREW 代表取締役 村越 了 「オモシロイ仕事オモシロイ人材×メタバースin楢葉」
概要:社会貢献度が高く今後伸び代のある技術を使うオモシロイ仕事を楢葉町で創出し、その仕事を求めるオモシロイ人材をメタバース等を活用して集める取り組み。
プロフィール:地方活性化と育児環境の改善を事業の目的としてBaby Tech・地方特化型受託開発を展開。自身としては派遣社員〜執行役員〜雇われ社長まで全ての役職を経験しMBOで独立した雑草経営者。JOINT CREWの事業とは別に新潟県で起業家創出、育成のエコサイクルを回す。認定資格:SDGs de地方創生認定ファシリテーター、病児保育スペシャリスト
- NO.5株式会社ジャステック 代表取締役 宮本順市「世界に先駆けたデンチャーバレーを楢葉に」
概要:家内工業的に推移してきた従来の入れ歯や被せ物といった歯科技工物を製造する事業をDX化します。その拠点を楢葉に置き、新たな産業として根付かせるとともに、地域住民の方々のQO向上に貢献します。
プロフィール:
1983年日本歯科大学付属歯科専門学校卒
1991年 宮本デンタル設立2006年 (株)ジャステック設立
■大学プレゼンタープロフィール
●2月23日(木・祝)学生プレゼン 2大学5ゼミ(当日登壇順)
- NO.1 【明治大学政治経済学部野澤ゼミ】ならはWell-beingプロジェクト「双葉郡の休日をHappyに変える!」~地域密着型福利厚生による豊かな暮らしの実現~
概要:廃炉関係者の多い地域特性と、余暇活動の多様なニーズに応えることが難しい現状に着目。福利厚生を地域に役立つ形で活用することで、既存施設の広域連携や新規店舗の誘致などを実現し、地域課題の解決とともに誰もがより豊かな休日を過ごせる町を目指す提案。
プロフィール:2022年5月よりプロジェクトを開始。昨夏には、(一社)ならはみらいの協力のもと、廃炉関係従事者を中心とした143名へのアンケートを実施したほか、楢葉町役場・双葉郡内企業にお勤めの方、廃炉関係者などにヒアリングを行い、地域内課題の掘り起こしを行う。地域内での余暇活動に着目した提案が、内閣府主催「地方創生☆政策アイデアコンテスト2022」において東北経済産業局局長賞・環境省主催「チャレンジアワード2022」において環境大臣賞(最優秀賞)を受賞。2025年の地域密着型福利厚生法人設立に向けた事業立ち上げに参画予定。
- NO.2 【明治大学政治経済学部野澤ゼミ】 まなびばならはチーム「まなびばならは~アーカイブ化で次世代に希望をつなぐ~」
概要:フィールドワークに参加した学⽣のうち、継続的に楢葉町と関わりたいリピーターや新規事業の⽴ち上げ・推進にトライしたい学⽣の活動を支える場となる「まなびばならは」を提案。地域と学生のつなぎ役やメンター役と共に、滞在時のアルバイト紹介で町内店舗の⼈⼿不⾜の解消に貢献する。毎年、次々に若者のニーズを踏まえた新たな事業が取り組まれる好循環と愛着人口を生み出し、若者にとっても住みたい町になることを目指す。
プロフィール:2022年5月より、(一社)ならはみらいと協働した政策提案プロジェクトを開始。8月には現地でフィールドワークを行い、町内企業に対して、人手不足や地域おこしインターンシップにおける学生受け入れに関するヒアリングを実施した。大学生ならではの意見や、楢葉町の地域課題を解決する提案が評価され、環境省主催「チャレンジアワード2022」で入賞を果たした。来年度以降も、ゼミとして楢葉町と継続的に関わっていく。
- NO.3 【明治大学政治経済学部地域行政学科 地域研究インターンシップ】 将来に悩んでいる人たち、全員まとめて楢葉町で救っちゃいましょう!
概要:楢葉町が抱える人口減少・少子化問題を、楢葉町の魅力で解決する。楢葉町の本当の魅力を都市部の学生に知ってもらうことで、最終的には楢葉町への移住を狙う。都市部の学生に対しては、都市部で働くだけでは得られないやりがいを提供する。4泊5日のヒアリング調査と約5カ月間の議論を重ねて、楢葉町の可能性と課題を考え抜いた私たちだからこそ提案できるプラン。
プロフィール:明治大学政治経済学部地域行政学科が独自に行う「地域研究インターンシップ」の授業の一環で、私たち6名は楢葉町に訪れました。出自もバラバラで、東は青森県から西は山口県まで、ユニークなメンバーで構成されています。そんな私たちが、楢葉町での経験と東京での学びを融合させる形で生み出したのが今回のプランです。手探りの状態からプランを練り上げるのは大変でしたが、その分完成度の高い提案ができたと自負しています。気になった人は、ぜひ聞きに来てくんちぇ!
- NO.4 【明治大学政治経済学部 奥山ゼミ】 きどあいらく(KIDO I LIKE)
概要:「まちあそびチャレンジャー(都心の大学生等)」と「まちあそびディレクター」の協働によって、楢葉町や川内村、浜通りの「あそび」を開発する。また、「あそび」に必要なツールを整備しデータベース化、貸出可能にするとともに、必要な許認可・届け出を一元化し、企画・実施者の利便性を図る。そして開発した「まちあそび」コンテンツをSNSやメタバース上で発信し、「まちあそびチャレンジャー」を持続的に拡大させ、関係人口増加に繋げる。
プロフィール:奥山ゼミでは地域産業論について研究を行っている。「地域と産業の関係性」、「地域課題解決を図ろうとする地域産業のあり方は何か」などについて考察し、産業と地域が持続的に発展する道を教室での学習とフィールドワークを通じて探っている。今回、まちづくりコンテストへの出場をきっかけに起案したプランを発表し、「あそび」をツールに賑わいを創出していく。
- NO.5 【日本工業大学】ものづくりラボ(FabLab)による町おこし
概要:FabLab(ファブラボ)と言われる、住民や旅行者が自由に使える創作の場を楢葉町に設立する。FabLabにより、デザイナーやクリエイターのワーケーションや半移住ニーズ、楢葉町の子育ての魅力としての「ものづくり・理系教室」の提供、技術系の新産業や廃炉関係の研究機関へ試作代行などのサービスを提供し、楢葉町に新しい産業や子育て環境の基盤となるビジネスを提供する。
プロフィール:起業教育に力を入れている日本工業大学では、今年、大学で行うビジネスプランコンテストに、楢葉町の地域課題解決や地域資源の活用をテーマにした特別部門「地域部門」を設定しました。8名のコンテストファイナリストの内、2名が地域部門から選抜され、機械工学科3年生の増田 恵治さんが、本プランによりグランプリとなる「学長賞」を獲得しました。来る2月25日には、ビジネスプランのお披露目として、ならはCANVASで町の子どもたちを対象にした、3Dプリンターのワークショップを行う予定です。
■特別講演ゲストプロフィール
- 本重 真由美 「徳島県神山町『創造的過疎』~人口5,000人の町で起きていること」
概要:人口5,000人に満たない限界過疎地・徳島県神山町が、「奇跡の町」と言われる理由は何か。1991年青い目のアリス人形の里帰りから始まり、数々の社会現象も巻き起こしつつある神山まるごと高専設立までの30年間の取り組みを、2日間に渡ってお話しいたします
プロフィール:大学卒業後航空会社系商社にて、国内旅行をはじめとする様々な業界で販売企画・マーケティングに携わる。一方で社内初の産休を取得。社内外で働く女性、働くママを支援する。2019年に縁あってシリコンバレーに渡り、挑戦するマインドの重要性に触れ、現在は徳島県神山町にて町作り、人づくりに町の人たちと取り組んでいる。MBA、スポーツメンタルコーチ他
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