Planetwayとスマートソーシャル、安全なデータ連携によるDX支援に向けて業務提携

既存システムやデータベースを活用可能なデータ連携基盤を提供、セキュリティを強化したニーズに応えるシステム開発で顧客課題を解決

Planetway Japan株式会社

Planetway Corporation(本社: 米国カリフォルニア州サンノゼ、代表: 平尾 憲映、以下Planetway)と、スマートソーシャル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:酒井 禎雄、以下スマートソーシャル)は、データベース間の安全なデータ連携によるDX化推進に向け、業務提携を開始しましたので、お知らせします。

データ連携基盤「PlanetCross」について

Planetwayは、企業間の効率的なデータ連携やデータ利活用の推進に向け、エストニアのデータ連携基盤「X-Road[1]」を拡張開発した、ピア・ツー・ピアで安全にデータを連携できる「PlanetCross」を提供しております。通常、複数に分散しているデータベースを連携するには、新たなインフラの構築や既存システムの大幅な改修、専用線やVPNの使用が必要となり、膨大なコストと時間を要します。「PlanetCross」を活用することで、既存システムの大幅な改修やデータベース統合をせずに、インターネットを使用したデータ連携を実現します。データ連携時には通信の暗号化だけでなく、第三者機関の認証局(CA)による法人証明、タイムスタンプ局(TSA)によるタイムスタンプ付与が行われており、データの改ざんを防止する強固なセキュリティや高い証明性を担保しております。


ユニバーサルID「PlanetID」について

「PlanetID」は電子証明書を活用した個人を識別するユニバーサルIDで、乱立するIDの統合に向け、必要とされる高度なセキュリティを担保しており、ウェブサイトやスマートフォンアプリなど、様々なサービスを安全に利用することができます。IDとパスワードを覚える必要が無くなる認証機能、印鑑を不要とした電子署名機能、情報連携時などに同意するための許諾機能を有しており、エンドユーザーが使用するサービスで「PlanetID」を活用することで、これまでにない新しい顧客体験を提供することができます。


業務提携の背景

スマートソーシャルは、企画から運用まで一貫した開発支援を提供しており、Planetwayと業務提携し「PlanetCross」を活用することで、DX事業領域を拡大します。スマートソーシャルは、顧客のビジネス目標や課題、ニーズに合わせたシステム開発やプロジェクトマネジメントを得意とし、「すべらないシステム開発」を展開しています。


一方Planetwayは、2019年より「PlanetCross」の提供を開始し、大手企業を中心に13業界87社で導入実績があり、組織内、企業間の効率的なデータ利活用を推進してまいりました。先端のシステム開発やAWS環境での構築を得意とするスマートソーシャルと提携することにより、本事業の拡大と、さらなるDX化支援が実現できると確信しております。


Planetway Corporationの代表取締役CEO/ファウンダーである平尾憲映は次のように述べています。「日本のDX化を進めるにあたり、セキュリティ要件を満たすことが難しい状況にあり、特に企業間分散データ連携は長年の課題でした。

本協業により、Planetwayの技術を営業から実装まで『一気通貫型で実現可能な、初のパートナー企業』と提携することになります。国内外市場への本格展開を目標とした体制強化が期待され、今秋以降に予定している様々な官民プロジェクトや新製品発表でも協力体制を築けると確信しております。さらに、本技術の技術者育成についても共同で取り組んでまいります。

スマートソーシャル様とPlanetwayで日本国内のDX環境を作る際のセキュリティ面での課題、特に企業間データ連携や個人認証の部分などで皆様の課題を解決してまいります。」


スマートソーシャル株式会社の代表取締役である酒井 禎雄様は次のように述べています。「弊社は2011年に創業以来、お客様のDX推進をサポートするため、システム開発に取り組んできました。特にデータ連携案件が多く、セキュリティ確保とコスト効率を重視したスピーディなシステム開発が事業の中核となってきました。 今回の協業により、弊社のシステム開発ノウハウとPlanetway様のデータ連携技術を結びつけることで、国内外の顧客に対するサービス強化を実現できると確信しております。また、Planetway様が今秋以降に予定している様々な官民プロジェクトや新製品発表においてもお役に立ち、技術者育成にも共同で取り組んでまいります。 Planetway様との協力により、日本国内のDX環境構築におけるセキュリティ面の課題、特に企業間データ連携や個人認証などの皆様の解決に向けて取り組んでまいります。」


Planetwayについて

Planetway Corporation は、電子国家エストニアのデータ連携基盤「X-Road」を拡張開発した「PlanetCross」と、エストニアの国民番号制度を参考にした、本人確認レベルに応じたIDの付与、認証、および電子署名の機能を提供するデジタルIDプラットフォーム「PlanetID」を展開するスタートアップ企業です。PlanetwayはX-ROAD テクノロジーパートナーズ – シルバーに認定されています。個人データの権利は、企業や組織ではなく、個人に帰属すべきであるとの理念のもと、「データ個人主権時代の創出」をミッションとして掲げ、『本人自身の判断による、許諾、否認』を前提とした個人情報の公開/活用の促進を目指しています。また、2022年には米国のスタートアップ雑誌「STARTUPCITY」にて、「Top Japanese Startup 2022 as Editor’s Choice」に選定されています。


コーポレートサイトhttps://planetway.com
X-Road Technology Partners: https://x-road.global/xroad-technology-partners


代表プロフィール

1983年福井県生まれ。エンタメ、半導体、IoT分野で、3度の起業と1度の会社清算を経験。カリフォルニア州立大学卒業後、ソフトバンク(株)を経て、2015年グローバルスタートアップ(米国、日本、エストニア)のPlanetway創業。2018年、日本代表企業の7社として、安倍総理(当時)のエストニア首相表敬訪問に同行。2020年、ダボス会議のインタビューにてデータ個人主権時代の実現と資本主義の進化について独自のビジョンを掲げる。


スマートソーシャルについて

スマートソーシャル株式会社は、2011年3月にリクルート出身の酒井禎雄と著名なWEBシステムを多数手掛けたエンジニアである小田倉竜也によって設立されました。同社はシステム開発の支援やエンジニアの採用支援を行い、要件定義からリリースまでを一貫して行う「すべらないシステム開発」を展開しています。案件は大手からベンチャーまで、業界や規模に関わらず幅広く取り組んでいます。

すべらないシステム開発:スマートソーシャルがお届けする失敗しないシステム開発(https://www.smartsocial.co.jp/nofail-system-development/


コーポレートサイトhttps://www.smartsocial.co.jp/


※本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。


 [1]電子国家として知られるエストニアは、「X-Road」と呼ばれるデータ連携基盤で省庁や行政機関など1,000以上のデータベースが連携されており、ほとんどの行政サービスがオンラインで行われています。2023年7月現在、「X-Road」はドイツやフィンランド、日本など、世界21カ国で使用されるインフラに成長しています。

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会社概要

Planetway Japan株式会社

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URL
https://planetway.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区元赤坂 1-2-7 赤坂Kタワー4階
電話番号
03-5534-8608
代表者名
平尾憲映
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年05月