東京都信用金庫協会と会計バンク、インボイス対応に係る業務提携に関するお知らせ

〜 中小事業者向けインボイス対応　職員・お取引先への理解向上やサービス拡充の活動推進で合意 〜

東京都信用金庫協会と会計バンクは、2023年10月から始まるインボイス制度に向けて中小事業者の対応の遅れを解消するため両者の強みを融合し、東京都・沖縄県内に本店を有する信用金庫の職員及びそのお取引先に対して、セミナー等を通じた制度理解の向上活動、並びに会計バンクが提供するインボイス制度に対応した請求書サービスの普及促進を目的とする業務提携に合意したことをお知らせいたします。

一般社団法人東京都信用金庫協会（以下「東信協」、東京都中央区、会長理事：澁谷 哲一）と会計バンク株式会社（以下「会計バンク」、東京都千代田区、代表取締役社長：反町 秀樹）は、2023年10月から始まるインボイス制度に向けて中小事業者の対応の遅れを解消するため両者の強みを融合し、東京都・沖縄県内に本店を有する信用金庫（以下「会員信用金庫」）の職員及びそのお取引先に対して、セミナー等を通じた制度理解の向上活動、並びに会計バンクが提供するインボイス制度に対応した請求書サービスの普及促進を目的とする業務提携に合意したことをお知らせいたします。 

1.業務提携に至った背景
消費税額を正確に把握するため、税額を示した書類の交付や保存を義務付ける「適格請求書等保存方式」（インボイス制度）の開始まで1年を切りました。しかしながら適格請求書発行者登録番号の申請状況や、各調査機関におけるインボイス制度の認知度の結果を見ても、事業者のインボイス対応は十分ではないと感じております。

また、信用金庫のお取引先である中小事業者、中でも家族経営の飲食業を始めとした各種サービス業、製造業や建築業など、仕入や売上の事業間取引が多いお取引先においてインボイス制度対応サービスの拡充や、制度を理解するための勉強会・セミナーなどの対応が急務という認識を持ちました。

こうした課題を解決するためのツールとして、会計バンクは2022年12月1日に「スマホインボイスFinFin」をリリースしました。このサービスは請求書発行を月10枚までなら無料で（請求書受取は上限なく無料）、メールでの請求書のやり取りも可能としています。その他幅広い機能を搭載しております。もちろんスマホアプリだけではなくパソコンでのWebサービスも提供しており、インボイス対応に特化したシンプルな製品コンセプトにより、手軽に今すぐ利用したいといったニーズに応えられる仕組みとなっています。

加えて、会計バンクには、ソリマチグループから生まれたFintech企業であることから、会計の分野で長年培ってきた顧客満足度の高いサポート体制、全国各地の営業所・営業社員による団体向け勉強会、セミナーなどの実績があり、会員信用金庫及びそのお取引先向けサポート体制が万全に準備されております。

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに広がる電子化を、事業者規模に滞りなく対応できるよう支援すべく、インボイス対応に関する情報発信、対応した請求書サービスの提供を行うことで会員信用金庫の後方支援を行いたいという、東信協と会計バンクの想いが一致して、この度合意に至りました。

2.業務提携の概要
東信協と会計バンクとは、会計バンクが提供するインボイス対応サービス（以下「本サービス」）に関する協業に関し、業務提携契約を締結しました。

(1)目的
 東信協及び会計バンクは、中小事業者のインボイス制度への対応について相互に連携し、会員信用金庫及びそのお取引先の支援を図るとともに、ITツールを活用したDX課題解決に貢献することを目的とします。

(2)主な業務提携事項
・東信協は、会員信用金庫を対象とした本サービス及びインボイス制度に関する説明会・勉強会・セミナー等の開催・運営（東信協と会計バンクの共同での開催・運営を含む）

・参加を希望する会員信用金庫と会計バンクとの間における本サービスに関する連携に係る契約締結の取次ぎ、その他会計バンクの取り組みのサポート

・会計バンクは本サービスの利用を希望する会員信用金庫のお取引先に対する本サービスの提供

・会計バンクによる会員信用金庫を対象とした本サービス及びインボイス制度に関する説明会・勉強会・セミナー等の開催・運営

3.今後の予定と展望
これまでに東信協主催の会員信用金庫向け説明会を複数回開催いたしました。順次、本サービスを希望する信用金庫・職員・お取引先へ提供してまいります。

他方で、東京都内に本社を持ちながら全国各地に支店、事業所、取引先を持つ信用金庫のお取引先、もしくは東京都外に本社を持ちながら東京に支店、事業所、取引先を持つ信用金庫のお取引先も多いため、インボイス制度の普及には全国規模での対応が必要と考えております。

このため、東信協及び会計バンクは、本取り組みの延長で、各信用金庫協会との連携も視野に入れながら、日本全国の事業者間のデジタルインボイスを促進し、中小規模事業者のDX普及、業務効率化に寄与してまいります。

■一般社団法人東京都信用金庫協会について
社名 ：一般社団法人東京都信用金庫協会
　　　　（https://www.tasb.jp/）
所在地：東京都中央区京橋３丁目８番１号 信用金庫会館京橋別館１２階
会長理事：澁谷 哲一
事業内容：会員信用金庫の健全な発達、公共の利益の増進に寄与する支援事業
会員信用金庫 ：東京都23信用金庫、沖縄県1信用金庫

■会計バンク株式会社について
社名：会計バンク株式会社
　　（https://www.kaikei-bank.com）
所在地：東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル4階 FINOLAB内
事業内容：会計でみんなを幸せに、新しい出会いを創造する産業別社会基盤の提供（ビジョン）
グループ会社：ソリマチ株式会社、株式会社ソリマチ技研、税理士法人ソリマチ会計、計18社
提供サービス：スマホインボイスFinFin  https://www.finfin.jp/sp-invoice/
　　　　　　　スマホ会計FinFin  https://www.finfin.jp/sp-kaikei/

【お問い合わせ先】
●一般社団法人 東京都信用金庫協会
担当：企画部 白石、松本
TEL：[phone]
Email：[e-mail]

●会計バンク株式会社  
担当：吉井、去来川
TEL：[phone]
Email：[e-mail]