廃棄される車のシートベルトを活用し、植林木100%のホワイトバーチ合板とシートベルトだけで作られた、サスティナブルな組み立て式スツールを開発
無駄がなく、飽きのこないスタイリッシュなデザインのため、様々なシーンにマッチするスツール
廃棄される車の廃材であるエアバッグ、シートベルトを素材として活用した服飾小物、雑貨ブランド【rerer(レレー)】を展開する株式会社ESTはこの度、木工の技術と知識をもって多方面で活動する木工家の賀來寿史氏、現代工作家/エンターテイナーのミズグチグッチ氏の2者との異色コラボにより、廃シートベルトと植林木100%のホワイトバーチ合板を組み合わせた、バッグに入れて持ち運びもできる、サスティナブルな組み立て式スツールを開発。
2022年8月24日~26日で開催される合同展示会、JUMBLE TOKYOにて発表、11月発売予定。
2022年8月24日~26日で開催される合同展示会、JUMBLE TOKYOにて発表、11月発売予定。
毎年多くの新車が製造・販売されることにより、国内では年間約450万~500万台もの車が廃棄処分されます。日本の自動車の再資源化率は90%台後半とも言われており大半が何か別のものに利用されています。
その素晴らしい技術の一方でエアバック・シートベルトは非常に頑丈で特殊な造り故、別のものに再利用することが難しく、残念ながら多くが廃棄されてしまっているのが現状です。
これらを使った新しい価値を生み出す事で、少しでも廃棄物を減らす取り組みに貢献できるのではないか。
【rerer(レレー)】において廃エアバック・シートベルトをアップサイクルし小銭入れやポシェットなど小物の展開をしてきた株式会社ESTは、単体では特に利用の難しい廃シートベルトをそのまま座面に利用したスツールを企画。
スツールに関して専門知識のなかった同社は、これまで数多くの椅子を手掛けてきた木工家の賀來寿史氏、そして多方面で様々な活躍をしている現代工作家/エンターテイナーのミズグチグッチ氏の協力を得ることで、ありそうで無かったシンプルなシートベルトのスツールを完成させることができました。
廃シートベルトに新たな価値を
・できる限りシンプルで金具など使わない、手数の少ない構造のスツール
スツールのデザインは賀來寿史氏によるもので、インテリアとしても馴染み、気軽に使えるシンプル構造。
座面に圧力がかかることで板が引っ張り合い、より安定する。
・三本のシートベルトとバーチ合板のみでできたスツール。その名もobi (オビ)
シートベルト特有の強さとしなやかさを活かし座面部分に配置、 4枚のホワイトバーチ合板と組み合わせただけの簡単構造。
三本のベルト(帯)が張っている状態と『帯』という漢字のフォルムがリンクすることからobi(オビ)とネーミング。
漢字の『帯』でスツールを表現したロゴはミズグチグッチ氏によるデザイン。
・廃シートベルトと無垢のホワイトバーチ合板を使用している為、個体差がある自分だけの一脚に
シートベルトは解体業者から国産車のベルトがランダムに集められ洗浄・消毒後、ブラック系・ベージュ系・グレー系の3種に分けられますが一点一点違った表情をしています。
バーチ合板はラトビア産のホワトバーチで植林木100%の無垢材(FSC認証材)が使用されています。
構造用合板と比べ3倍の強度があり、積層面と木目が非常に美しく、敢えて無垢材を使用することで変化を楽しむこともでき、経年により自分だけの一脚になります。
植林木とは・・・ 主に木材生産を目的として伐採後の地に木を植えること。適切な下刈り、間伐などをして手入れをすることで森林保全や環境保全につながる。
FSC認証とは・・・持続可能な森林活用・保全を目的として誕生した、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度。
・品名/obi HI(440mm高) 品番/RE22110OBI-440 小売価格¥15,000(税込¥16,500)
・品名/obi LO(245mm高) 品番/RE22110OBI-245 小売価格¥13,000(税込¥14,300)
座面色(3色展開)/ブラック系・ベージュ系・グレー系 ※廃シートベルトを再利用しているため、個体差があります。
組成/座面:廃シートベルト(ポリエステル100%)、脚板:ラトビア産ホワイトバーチ
<会社概要>
社名 株式会社EST
住所 大阪府大阪市西区北堀江1-12-10 山田ビル6階中号室
電話 06-4305-7668
代表者 忠津 寛史
担当者 渡邊 純司
URL https://www.yuenstore.jp/
メールアドレス info@yuenstore.jp
<事業内容>
服飾雑貨製品のOEM/ODM
服飾雑貨製品の製造/販売
自社ECサイトYUENの運営
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