株式会社デリズマートに上田谷真一が取締役に新任。経営体制強化へ

株式会社デリズマート

2023年12月1日 13時05分

株式会社デリズマート（本社：東京都渋谷区代表取締役 CEO：上村友一）は、食品流通業界のDXプラットフォーム「Delizmart（デリズマート）」事業の拡大にむけ、新たに上田谷真一が取締役に就任しました。この新経営体制により、さらにミッション実現と「新たなおいしさを生み出すデジタル食品流通プラットフォームを創る」というビジョンの達成を進めてまいります。
https://www.delizmart.co.jp

デリズマートのプロダクトについて

Delizmartは、食品流通業界のDXプラットフォームです。

食品流通業界は、国内135兆円以上を誇る日本の基幹産業の一つですが、事業者の99.8%以上を中小零細企業が占めており、IT予算が限定的かつ分散化しているため、他産業と比較して生産性も低い状況にあります。また足元では円安・エネルギー高の影響を受けて原料コストが高騰しており、DX化による生産性向上、粗利改善は待ったなしの状況です。一方、食品流通業界では、従来より「企画書」「見積書」「仕様書」といった取引に必須な商品情報の規格が統一されていないために各社毎に異なる書類フォーマットが存在し、それら全てに個別に対応する必要がありました。

そんな中、昨今の過去に類を見ない昨今の値上げラッシュを影響を受けて、「見積書の再取得」「商品仕様書の再作成」といった間接業務が急激に増大し、それに伴いバイヤーは「商品開発」や「調達業務」といったコア業務に全く時間を割けないという状況が発生しています。そこで、デリズマート社では、食品流通業界全体の取引コストを削減し、生産性向上に寄与するバーティカルサービスを提供することで、スマートな食品流通構造の実現に寄与して参ります。

取締役就任の背景

Delizmartは、創業以来、食品業界の業務課題の分析とそれを解決するソリューションの開発及び実証実験に取り組んで参りました。本年初頭に初のシードラウンド資金調達を行うと共にCxO/執行役員陣を拡充し、本格的な事業展開に着手しました。この段階で食品・小売業を含む様々な企業の経営経験を持った人材を経営チームに迎えることで、スタートアップから業界の実務プレーヤーへと躍進します。

コメント・プロフィール

取締役　上田谷真一

東京大学を卒業後、ブーズ･アレン･アンド･ハミルトン（現PwCコンサルティングStrategy&）にてキャリアをスタート。1995年より大前研一氏率いる大前･アンド･アソシエーツの設立に参画、パートナーに就任し、企業の事業開発支援やVC業務に携わる。黒田電気にて海外事業や製造部門の責任者を務めた後、ディズニーストア、クリスピー・クリーム・ドーナツ、バーニーズニューヨーク、TSIホールディングス等の社長を歴任。2023年11月、デリズマート社に参画し取締役に就任。