アスカラボ、3DデータプラットフォームENQUの業務利用版を提供開始
Web/モバイルARで3Dデータを配信可能なサービスENQUで業務利用が可能なプランの提供を開始しました。
株式会社アスカラボ(東京都世田谷区、代表取締役:岡本泰英)は、2023年にリリースした3Dデータ公開プラットフォームサービス「ENQU」を業務利用できるバージョンと有料のプランを2024年6月より提供開始しました。ENQUは専用アプリの必要ないWebサービスで、3Dデータを閲覧できるビューワをWebサイトに埋め込んだり、モバイルデバイスでのAR表示機能が利用可能です。業務利用版ではアップロードした3Dデータを自身のWebサイトやリンクからのみアクセスできるようになっており、業務利用に特化した公開ができるようになっているほか、サービスのUIを通常版から一新しております。今後さらにアクセス解析機能や、ビューワのカスタマイズ機能など業務利用に役立つ各種機能を順次提供予定となっております。
3DデータとWebを活用した業務展開
ENQUは3Dデータをより自由に、より簡単に利用するための機能を提供しており、ご自身のWebサイト上で画像や動画を掲載するのと同じ感覚で3Dデータの閲覧機能を埋め込むことが可能となっています。これは例えば商品の紹介や販売サイトにその商品の3Dデータを載せることで、そのサイトを見に来たお客様がその商品を店頭で手に持って眺めるようにあらゆる角度から、詳細な部分までも見られるような体験を可能とします。かつ、画像や動画など従来のコンテンツと併存させることが可能で、Webサイト上に特別なプラグインを導入したり、システムをアップデートする必要もなく、HTMLタグを追加するだけで簡単にコンテンツを追加できます。
ARの業務への活用
さらにENQUではモバイルデバイス(iOS/Android)向けのAR機能も同時に提供しております。iOS/Androidの対応デバイスに既に組み込まれているAR表示機能を利用することで、アプリの追加インストールなど必要なく誰でも見ることができます。これにより商品をWebサイトに見に来たお客様が自身の手元でそれをAR表示することにより、例えばその商品が自身の部屋のスペースに配置可能なサイズであるか、また部屋の雰囲気にマッチするかなどを購入前にテストできるような体験を提供できるようになります。Webでの商品の紹介や販売の場面に限らず、参加型のイベントや展示場、博物館などのリアルなシーンでもARは広く活用が可能なコンテンツです。ENQUでは3DビューワからAR表示を起動することができるほか、リンクURLやQRコードを介したARへの直接アクセス機能も提供しており、Webサイトを使わず、印刷物や看板などからARコンテンツを公開することも可能です。
3Dデータの作成サービス
ENQUのご契約者様向けに3Dデータ作成サービスもオプションで提供いたします。3Dデータの作成は専門的な技術も必要であり、3Dコンテンツ導入が困難な理由の一つでもあります。アスカラボでは長年3Dデータを扱ってきたノウハウを活かし、ご契約者様のニーズに合わせた3Dデータの作成をお手伝いいたします。Web/ARに用途を絞ることで、通常のモデル作成に比べて費用を抑えたご提案が可能です。
導入費用
ENQUの業務利用版は導入の初期費用については当面は無料、月額費用として11,000円(税込、年契約の場合。月々契約の場合は13,200円)となっており、大きな費用をかけずに導入が可能となっております。3Dモデル作成は対象物ごとに別途お見積りが必要になります。
3Dデータを使った業務展開にご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
ENQU業務利用版サービスサイトはこちら
株式会社アスカラボ
株式会社アスカラボは東京大学の研究活動からスタートした、XRアプリケーション、システムの開発を専門とするベンチャー企業です。
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