認定NPO法人 JHP・学校をつくる会「第7回ジャパンSDGsアワード」を受賞

認定NPO法人 JHP・学校をつくる会

2023年12月26日 13時43分

JHP・学校をつくる会（正式名称：特定非営利活動法人JHP・学校をつくる会）は、第7回ジャパンSDGsアワード（主催：SDGs推進本部、本部長に岸田文雄内閣総理大臣）において、顕著な功績があったと認められる企業・団体等に贈られる「SDGs推進副本部長（外務大臣）賞」を受賞したことをお知らせいたします。

2023年12月19日に首相官邸にて、SDGs推進本部長である岸田内閣総理大臣、林官房長官、上川外務大臣らの出席のもと受賞式が行われ、賞状とトロフィーが授与されました。

当会のカンボジアを中心に30年間に渡って行ってきた教育支援活動が、約375棟の学校建設をはじめとする物資支援（ハード面）のみならず、カンボジア教育省や教員養成大学教員といった現地と協同で、次世代の教育システムを整えるための「教育力向上」に繋がる支援（ソフト面：人材育成や教育研修実施）を行う等、多岐の分野にわたる包括的な支援活動であること、

また、総受益者10万人以上に上る、そうした活動が「教育の質の向上」「衛生環境の向上」「生活水準の向上」「社会的発展」に繋がるSDGs達成に向けた優れた功績であるとして評価を頂きました。

【ジャパンSDGsアワードとは】

ジャパンSDGsアワードは、持続可能な開発目標（SDGs）達成に向けた企業・団体等の取組を促し、オールジャパンの取組を推進するために、2017年6月の第3回SDGs推進本部において創設が決定されました。SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等を、SDGs推進本部として表彰するもので、NGO・NPO、有識者、民間セクター、国際機関等の広範な関係者が集まるSDGs推進円卓会議構成員から成る選考委員会の意見を踏まえて決定されます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html

【受賞コメント】

『1993年9月に設立されたJHPは、これまでカンボジアを中心として約375棟の学校校舎の建設、芸術教育支援活動、近年は成人を対象とした識字クラスを開講するなど、多岐の分野に渡る包括的な教育支援活動を行ってきました。

今年30周年を迎える節目の年に、これまでの活動を評価いただき、大変ありがたく思うと同時に、これまで活動を続けてこれているのは、応援してくださる皆さま、温かいご支援・ご協力をいただいたすべての皆さまがいてくださったからだと思っております。

今回の受賞を励みに、これからも「できることからはじめよう」のモットーを大事にしながら、未来を担うすべての子どもたちが安心して学ぶことのできる教育環境づくりに邁進してまいります。』

【JHP・学校をつくる会の活動】

1993年に設立された当会は、「できることからはじめよう」を活動モットーに、カンボジア・ネパールでの教育支援活動を行っています。

<活動実績＞

▪学校建設/衛生教育支援：

　　老朽化した校舎の修復や教室数の足りない学校の建設。これまでにカンボジア20州で374棟1655教室、

　　トイレ293棟1198室、井戸または給水タンク152基を提供、これまでに総受益者は10万人以上。

　　ネパールでは19棟建設。
▪芸術（音楽・美術）教育支援：

　　約1976名以上の芸術教員育成、画材・楽器寄贈の実施。

　　カンボジア教育省/JICAとの三者協同で、カンボジア全土における芸術教育(音楽・美術)普及を目指し、

　　教員/トレーナの人材育成、教材開発（教科書/指導書）、研修プログラムなど実施。
▪成人のための識字教育：

　　内戦や貧困が原因で教育が受けられず、読み書き計算ができない農村部に住む女性を主な対象とした

　　識字クラス開講や衛生指導を現地の講師を中心に行い、卒業生373名が識字者となる。
▪日本国内での人材育成：

　　社会貢献に関心のある学生や社会人に対して、国際協力の現場を実体験できるボランティア活動の場を提供。　　　

　　約1200名以上の地球的視野を持ったグローバル人材を育成。

認定NPO法人 JHP・学校をつくる会「第7回ジャパンSDGsアワード」を受賞

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