高円寺で、本にまつわるお祭りを楽しもう!11月18日〜26日「本の長屋フェス」を開催
会期中に個展、トークイベントを多数実施するほか、「一箱古本市」の出店者も募集中
今回のフェスでは、会期中に久住昌之個展「『すきなえ』に載せられなかった、すきなえ展」を開催するほか、一箱古本市を実施します。また、本にまつわるトークイベントとして、角田光代さん(作家)・三砂慶明さん(「読書室」主催)・井上理津子さん(ノンフィクションライター)による「少し気が早いけど、今年のベスト本を語る」、萩原魚雷さん(文筆家)・佐藤徹也さん(アウトドア系旅ライター)による「中年散歩道楽」などを多数予定しています。
https://note.com/cocktailbooks/n/ne3234418a960
【本の長屋フェスの背景】
「本の長屋」の構想から約1年、クラウドファンディングを経て難産の末にオープンしてから、約5ヶ月が経ちます。未だ理想の姿には至らないものの、共有書店の棚はにぎやかになり、一応の満足いく形になりました。そこで現状のお披露目と、本の長屋でやっていること、やりたいことを知ってもらうためにお祭りを企画しました。
会期中は、連日さまざまなトークショーが行われ、一箱古本市も開催します。また、初日から終わりまで、『孤独のグルメ』原作者、久住昌之さんが出版されたイラスト画集『すきなえ』に未収録の絵の展示を行います。本を媒介にたくさんの人に集まっていただき、いつもとは違う空気を築百年の木造家屋に注ぎ込みたいと思っています。
今のメディアに溢れかえっているのは、少し前には想像も出来なかった、血なまぐさい世界の様子です。驚き、怒り、嘆き、呆れ、そしてうんざりしながらも、本を開き、自分の力で言葉を読み進めるときが、いちばん落ち着きます。こんな時代だからこそ、言葉を大事して話す、読む、書く。そんな本の長屋の原点を、多くの方に知ってほしく、本の長屋フェスを開催します。ぜひ、足をお運びください。
【開催概要】
●日時:2023年11月18日(土)〜26日(日)
●場所:本の長屋(東京都杉並区高円寺北3−8ー13)
https://note.com/cocktailbooks/n/ne3234418a960
【イベント一覧】
📚展示
久住昌之個展「『すきなえ』に載せられなかった、すきなえ展」(会期中)
📚一箱古本市
11月19日(日)、23日(木)、26日(日)
本の長屋の軒先を街にひらいて、「一箱古本市」を開催します。共有書店の函店主をはじめ、プロの古本屋さんも出店予定です。まだ見ぬ愛読書を探しに、そして店主との対話を楽しみに、ぜひ足をお運びください。
📚トークイベント
・11月18日(土)15時〜17時
「中年散歩道楽」
登壇者/荻原魚雷さん(文筆家)、佐藤徹也さん (アウトドア系旅ライター、徒歩旅行家)
チャージ/1000円
・11月18日(土)18時〜21時
「ビートルズ本のつくりかた Vol.3」
語り手/藤本国彦さん(ビートルズ研究家、編集者)、ナビゲーター/安藤誠さん(「ホブネイル書房」函店主)
チャージ/1500円
・11月19日(日)13時〜15時
「シェア型書店の現状と未来」
登壇者/三砂慶明さん(「読書室」主催)、狩野俊(「本の長屋」代表)
チャージ/無料
・11月19日(日)16時〜18時
「少し気が早いけど 今年のベスト本を語る」
登壇者/角田光代さん(作家)、三砂慶明さん(「読書室」主催)、井上理津子さん(ノンフィクションライター)
チャージ/2000円
※終了後、懇親会あり(予約制・参加費2000円、ドリンク代別)
・11月22日(水)13時〜15時
「哲学と美術をつなぐ書物たち」
登壇者/成相肇さん(東京国⽴近代美術館主任研究員、美術評論家)、渡名喜庸哲さん(⽴教大学文学部教授)
チャージ/2000円
・11月23日(木)16時〜18時
「画集『すきなえ』と『古本屋台2』のこと」
登壇者/久住昌之さん(漫画家、音楽家)、久住卓也さん(漫画家、絵本作家)
チャージ/2000円
※終了後、懇親会あり(予約制・参加費2000円、ドリンク代別)
・11月25日(土)16時〜17時
「本の長屋通信が出来るまで」
登壇者/田端広英さん(「長屋通信」編集長)、本田宏子さん(本の長屋出版部)、秋山未佑さん(本の長屋出版部)
チャージ/無料
※終了後懇親会あり(参加費2000円、ドリンク代別)
・11月26日(日)15時〜17時
「丸ちゃん教授のツミナハナシ課外授業 2回 ツミナハナシ×絵本」
登壇者/東條知美(絵本コーディネーター)、ツミナハナシメンバー
チャージ/500円
【本の長屋について】
本の長屋は、大正時代に建てられた4軒の2階屋がつながる建物を改装して作られました。西棟1階は「共有書店」、2階は「つながるところ」、東棟1階は「コクテイル書房」、2階は「倶楽部」で、この4つの施設を総称し「本の長屋」と呼びます。多くの函店主の店から本を買う場、読書会などで言葉を交わす場、お酒やおつまみをいただきながらおしゃべりする場、函店主が集ってつながる場。それらを総括し、言葉に関する複合施設を目指しています。
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