VCアニマルピリッツ、1号ファンド総額約60億円でファイナルクローズ

経営実績に基づく「事業家目線の投資家」としてシード・アーリーステージのスタートアップに投資

アニマルスピリッツ合同会社

2024年10月2日 12時00分

ベンチャーキャピタル事業を行うアニマルスピリッツ合同会社（代表者：朝倉祐介、以下、アニマルスピリッツ）は、2023年より運用を行う1号ファンドを総額約60億円にてファイナルクローズを完了したことをお知らせします。
当ファンドは「未来世代のための社会変革」をテーマに、超高齢社会に必要とされるサービスや脱炭素社会に向けた技術を開発するシード・アーリーステージのスタートアップへの支援を今後も継続して行ってまいります。ファンド組成から16社への投資を実行し、この度新メンバーが加入したことを合わせてお知らせいたします。

アニマルスピリッツ1号ファンドについて

アニマルスピリッツは「未来世代のための社会変革」をコーポレートミッションに掲げ、2023年1月の1号ファンド設立以来、合計16社のスタートアップへの投資・事業成長支援に取り組んでまいりました。

当ファンドは主に金融機関よりLP出資を受け、現在、既に4社の出資先がアップラウンドで追加の資金調達を実施しております。

ファンドの特徴

アニマルスピリッツは「未来世代のための社会変革」というテーマの下、以下の分野で社会課題解決に取り組むシード・アーリーステージのスタートアップに投資する独立系VCファンドです。

・「国を守る」：日本が必然的に迎える超高齢社会を持続可能たらしめるための生産性向上・社会システム確立に取り組むスタートアップ

・「地球を保つ」：脱炭素、循環型経済の実現に向けたシステム構築に取り組むスタートアップ

・「フロンティアを拓く」：人々の生き方を一変させる新産業の創出に取り組むスタートアップ

シード・アーリーステージのスタートアップ全般を投資対象とし、スタートアップ・上場企業の経営実績をベースにした「事業家目線の投資」、並びにグロースキャピタルの運用実績に基づく後続ラウンドでの資金調達サポートを軸に活動しております。また、ミドルステージ以降もフォローオン投資を実行いたします。

ファンドのメンバー体制

ベンチャーキャピタリストとして川原あやかが加入いたしました。起業家・エンジェル投資家としての実績を活かした投資先選定・投資先スタートアップの価値向上に努めてまいります。

川原あやか

ニュージーランドの大学に留学後、大手ゼネコン会社と提携し、ハウスブランドにおけるサービスの開発に従事し、大手不動産会社へ売却。2017年より株式会社TKPにて子会社の代表を務めた後、個人にてホテルやレジデンス、会員制別荘などのハイクラス層の不動産領域におけるブランド企画開発、デザイン、販促PRまでを一貫して手がける。また、創業フェーズのスタートアップ企業へのエンジェル投資とブランディング視点での事業立ち上げ協力を行う。エンジェル投資先およびデザイン協力先にタイミー、Unito他

今後への想い

自身も起業をした後に創業フェーズにおいてエンジェル投資を行い、ブランディングの視点からスタートアップの立ち上げを創業者と共にお手伝いして参りました。その過程でVC（ベンチャーキャピタル）という仕事の奥深さを知り、この度、新たな挑戦の機会をいただきました。

日常生活の中でも友人や家族から「新しいことに挑戦したい」といったご相談をいただく中には沢山の想いや可能性が詰まっていると思っております。想いから生まれる「圧倒的な広がり」を見出し、希望に満ちた未来、心躍る世界を実現するサービスやプロダクトの創造に貢献したいと強く願っています。今後は世界中の起業家やベンチャーキャピタルとの連携を深めながら、未来へ向けた新たな事業創出に邁進してまいります。