Box、企業のコンテンツにインテリジェンスを取り込むBox AIを発表
〜 法人向けのセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスに準拠したAI機能を搭載 OpenAI社のChatGPTのAPIをコンテンツクラウド「Box」に統合 〜
コンテンツクラウドをリードするBox, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、共同創業者兼CEO:Aaron Levie 以下、Box)は本日、セキュリティ、コンプライアンス、プライバシーの法人利用基準を満たす、高度なAIモデルをBoxにネイティブに実装する一連の新機能「Box AI」を発表しました。Box AIは、インサイトの発見と共有、重要な問題に対する迅速な回答、Boxに格納されている組織のデータに基づくコンテンツ作成をこれまで以上に容易にします。また、OpenAI社の最先端のAIモデルをBoxに統合し、Box上にあるコンテンツを理解し、新たなコンテンツを作成することが可能となります。
Box の共同創業者兼 CEO アーロン・レヴィ(Aaron Levie)は次のように述べています。
「私たちは、昨今の生成AIの発展により、エンタープライズ・ソフトウェアにおけるプラットフォームの変革期にいますが、エンタープライズ向けのコンテンツほど社会に大きな影響を与える可能性がある分野はないでしょう。今回の連携により、組織が保有するユニークなドキュメントやビデオ、プレゼンテーション、スプレッドシートなどの膨大な量のデータを分析し、合成する能力において、大きな改善がみられました。AIを組み合わせることで、コンテンツの価値を引き出し、すべての人がよりスマートに、より生産的に業務に取り組むことができます。コンテンツは組織のもっとも重要なデータであり、Box AIによって真の業務改革の推進がはじまったところです」
Boxは、財務諸表や法務契約書、マーケティングの資料や人事ポリシーに至るまで、もっとも重要な経営情報を管理し守るためのツールとして、115,000社以上の顧客から信頼を得ています。Box AIは、コンテンツがすでに安全に保管されている場所に、基盤となるAIモデルをもたらし、組織内のファイルをかつてないほど便利で価値あるものにします。
IDC社でコンテンツ戦略および未来の働き方部門のグループバイスプレジデントを務めるホリー・ムスコリーノ(Holly Muscolino)氏は、次のように述べています。
「AIの導入が遅れている企業は取り残されるでしょう。AIは人間の能力を高め、繰り返し行われるタスクの自動化、パーソナライズされたレコメンデーションの提供、データに基づく迅速かつ正確な意思決定に適しています。
BoxのコンテンツクラウドはAIの効果を最大限に引き出す重要なポジションにおり、未来のビジネスのあり方を次のステージに引き上げるための重要な役割を担うでしょう。」
5月9日(米国時間)、Boxの年次イベント「Content Cloud Summit」(https://events.box.com/content_cloud_summit_2023)にて、Box AIの2つの機能についてプレビューを公開します。その後順次機能を追加していく予定です。
Box AIで正しい答えを見つけ、業務効率を高める
Box AIはユーザーが必要な時に必要とする正確な情報を探し出すのを支援します。プレビューで閲覧する際に、ドキュメントに関する質問をしたり、スプレッドシートからの重要な情報を引き出したり、プレゼンテーションを要約したりすることが、すべてワンクリックで行うことができます。Box AIは組織のファイルと連携し、精度を向上させます。新機能により以下のタスクが実現できます。
● 営業部門は、Box AIを活用し、複雑な契約書に関する疑問への回答を得て、営業の効率を上げることができます。
● アナリストは、Box AIに長大な財務報告書を要約させることで、格付けの推奨に役立てることができます。
● 法務部門は、Box AIに契約書から重要な条項や用語、法的義務を引き出してもらうことで、レビューを早めることができます。
● オペレーション部門は、Box AIで予算から重要なポイントを抽出し、財務部門を待たせることなく、企業戦略の資料を更新することができます。
● カスタマーサービス部門は、Box AIを活用し、数百の顧客からのフィードバックからインサイトを抽出し、改善のための重要な領域を特定することができます。
Box AIで新しいコンテンツを容易に作成
Box AIは、ユーザーによる迅速なコンテンツ作成と、生産性の向上を支援します。Box Notesの中で、ユーザーはゼロからコンテンツを作成したり、既存の情報から新しい資料を作成することができます。簡単な操作で、原稿やニュースレター、ブログ記事といった異なるトーン、長さ、スタイルの原稿を作成したり、Boxに格納されている情報をもとにしたアジェンダ、マニュアル、報告書を作成したりすることができます。
● カスタマーサクセス部門はBox AIにより、一般的なオンボーディングの書類を特定の顧客固有のニーズにあわせて用意することができます。
● マーケティング部門は、Box AIにより、ブログ記事やウェブのキャッチコピー、キャプションの作成を、スムーズに進めることができるようになります。
● 広報部門は、Box AIにより、制限文字数内でテキストを要約し、自社の言葉でソーシャルコピーを作成することで、時間と労力を節約することができます。
● プロダクト部門は、Box AIというオンデマンドのサウンドボードを利用して、新製品のアイデア、名称、デザインに対するフィードバックを提供することができます。
● エンジニアはBox AIを使ってスペックや要件を作ることで、製品開発のスピードアップにつながる、より価値の高い仕事に時間を割くことができます。
エンタープライズグレードのセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスにAIを連携
Box AIは、 BoxのAI原則に従って10年以上開発しているフレームワークを基に構築されており、組織がサードパーティのAIモデルに接続できるようにプラットフォームの中立性を保ちながらも、最新の優れたインテリジェンスモデルをコンテンツクラウドに適用することで継続的に機能強化していきます。Box AIはBoxに組み込まれた権限によって管理され、お客様がデータを制御できるように作られており、ユーザーがアクセスすることを許可されたファイルやコンテンツのみを閲覧したり操作したりできるようにします。
今後、Box AIはBoxの製品群全体に組み込まれる予定で、より複雑なユースケースに対応していきます。例えば、Box AIを活用して、ビジネスのワークフローやタスクを自動化し、より迅速なビジネス成果を促進したり、ファイルの自動分類やコンテンツを保護するための権限を設定することで、大規模なセキュリティの強化に対応し、カスタムAPIへのアクセスにより開発者エコシステムを改善することができるでしょう。
OpenAIとの開発
Box AIのイノベーションは、OpenAIの最先端のAIモデルにより支えられており、Boxのお客様は生産性を向上させるために最新のAI技術の恩恵を受けることが可能となります。
OpenAI社COO ブラッド・ライトキャップ(Brad Lightcap)氏は、次のように述べています。
「AIは、生産性やコラボレーションを高める新しいツールを実現することで、私たちが認識している仕事のあり方を再形成する可能性を秘めています。私たちは、これらのツールを世界中のすべてのユーザー、チーム、ビジネスで活用することができるように、Boxをサポートできることを嬉しく思います。」
デザイン・パートナー・プログラム
Box AIへの初期のアクセス権は、近日発表予定のデザイン・パートナー・プログラムを通じて、Boxのお客様の中から選ばれます。価格やパッケージについては正式提供の際に発表する予定です。Box AIを利用するためにプライベートベータ版(https://www.box.com/ja-jp/ai)にお申し込みください。また、AIによるコンテンツの業務変革の詳細について、ブログ記事(https://blog.box.com/introducing-box-ai-unlock-value-your-content)と米国時間5月9日に開かれるContent Cloud Summit(https://events.box.com/content_cloud_summit_2023?utm_source=gtm&utm_medium=gtm&utm_theme=CloudContentManagement&id=7017V000001CkwLQAS&utm_content=Press-release)にて紹介します。
※本プレスリリースは、米国カリフォルニア州で現地時間2023年5月2日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちら(https://www.businesswire.com/news/home/20230502005489/en/Box-Introduces-Box-AI-to-Bring-Intelligence-to-Enterprise-Content)をご参照ください。
「私たちは、昨今の生成AIの発展により、エンタープライズ・ソフトウェアにおけるプラットフォームの変革期にいますが、エンタープライズ向けのコンテンツほど社会に大きな影響を与える可能性がある分野はないでしょう。今回の連携により、組織が保有するユニークなドキュメントやビデオ、プレゼンテーション、スプレッドシートなどの膨大な量のデータを分析し、合成する能力において、大きな改善がみられました。AIを組み合わせることで、コンテンツの価値を引き出し、すべての人がよりスマートに、より生産的に業務に取り組むことができます。コンテンツは組織のもっとも重要なデータであり、Box AIによって真の業務改革の推進がはじまったところです」
Boxは、財務諸表や法務契約書、マーケティングの資料や人事ポリシーに至るまで、もっとも重要な経営情報を管理し守るためのツールとして、115,000社以上の顧客から信頼を得ています。Box AIは、コンテンツがすでに安全に保管されている場所に、基盤となるAIモデルをもたらし、組織内のファイルをかつてないほど便利で価値あるものにします。
IDC社でコンテンツ戦略および未来の働き方部門のグループバイスプレジデントを務めるホリー・ムスコリーノ(Holly Muscolino)氏は、次のように述べています。
「AIの導入が遅れている企業は取り残されるでしょう。AIは人間の能力を高め、繰り返し行われるタスクの自動化、パーソナライズされたレコメンデーションの提供、データに基づく迅速かつ正確な意思決定に適しています。
BoxのコンテンツクラウドはAIの効果を最大限に引き出す重要なポジションにおり、未来のビジネスのあり方を次のステージに引き上げるための重要な役割を担うでしょう。」
5月9日(米国時間)、Boxの年次イベント「Content Cloud Summit」(https://events.box.com/content_cloud_summit_2023)にて、Box AIの2つの機能についてプレビューを公開します。その後順次機能を追加していく予定です。
Box AIで正しい答えを見つけ、業務効率を高める
Box AIはユーザーが必要な時に必要とする正確な情報を探し出すのを支援します。プレビューで閲覧する際に、ドキュメントに関する質問をしたり、スプレッドシートからの重要な情報を引き出したり、プレゼンテーションを要約したりすることが、すべてワンクリックで行うことができます。Box AIは組織のファイルと連携し、精度を向上させます。新機能により以下のタスクが実現できます。
● 営業部門は、Box AIを活用し、複雑な契約書に関する疑問への回答を得て、営業の効率を上げることができます。
● アナリストは、Box AIに長大な財務報告書を要約させることで、格付けの推奨に役立てることができます。
● 法務部門は、Box AIに契約書から重要な条項や用語、法的義務を引き出してもらうことで、レビューを早めることができます。
● オペレーション部門は、Box AIで予算から重要なポイントを抽出し、財務部門を待たせることなく、企業戦略の資料を更新することができます。
● カスタマーサービス部門は、Box AIを活用し、数百の顧客からのフィードバックからインサイトを抽出し、改善のための重要な領域を特定することができます。
Box AIで新しいコンテンツを容易に作成
Box AIは、ユーザーによる迅速なコンテンツ作成と、生産性の向上を支援します。Box Notesの中で、ユーザーはゼロからコンテンツを作成したり、既存の情報から新しい資料を作成することができます。簡単な操作で、原稿やニュースレター、ブログ記事といった異なるトーン、長さ、スタイルの原稿を作成したり、Boxに格納されている情報をもとにしたアジェンダ、マニュアル、報告書を作成したりすることができます。
● カスタマーサクセス部門はBox AIにより、一般的なオンボーディングの書類を特定の顧客固有のニーズにあわせて用意することができます。
● マーケティング部門は、Box AIにより、ブログ記事やウェブのキャッチコピー、キャプションの作成を、スムーズに進めることができるようになります。
● 広報部門は、Box AIにより、制限文字数内でテキストを要約し、自社の言葉でソーシャルコピーを作成することで、時間と労力を節約することができます。
● プロダクト部門は、Box AIというオンデマンドのサウンドボードを利用して、新製品のアイデア、名称、デザインに対するフィードバックを提供することができます。
● エンジニアはBox AIを使ってスペックや要件を作ることで、製品開発のスピードアップにつながる、より価値の高い仕事に時間を割くことができます。
エンタープライズグレードのセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスにAIを連携
Box AIは、 BoxのAI原則に従って10年以上開発しているフレームワークを基に構築されており、組織がサードパーティのAIモデルに接続できるようにプラットフォームの中立性を保ちながらも、最新の優れたインテリジェンスモデルをコンテンツクラウドに適用することで継続的に機能強化していきます。Box AIはBoxに組み込まれた権限によって管理され、お客様がデータを制御できるように作られており、ユーザーがアクセスすることを許可されたファイルやコンテンツのみを閲覧したり操作したりできるようにします。
今後、Box AIはBoxの製品群全体に組み込まれる予定で、より複雑なユースケースに対応していきます。例えば、Box AIを活用して、ビジネスのワークフローやタスクを自動化し、より迅速なビジネス成果を促進したり、ファイルの自動分類やコンテンツを保護するための権限を設定することで、大規模なセキュリティの強化に対応し、カスタムAPIへのアクセスにより開発者エコシステムを改善することができるでしょう。
OpenAIとの開発
Box AIのイノベーションは、OpenAIの最先端のAIモデルにより支えられており、Boxのお客様は生産性を向上させるために最新のAI技術の恩恵を受けることが可能となります。
OpenAI社COO ブラッド・ライトキャップ(Brad Lightcap)氏は、次のように述べています。
「AIは、生産性やコラボレーションを高める新しいツールを実現することで、私たちが認識している仕事のあり方を再形成する可能性を秘めています。私たちは、これらのツールを世界中のすべてのユーザー、チーム、ビジネスで活用することができるように、Boxをサポートできることを嬉しく思います。」
デザイン・パートナー・プログラム
Box AIへの初期のアクセス権は、近日発表予定のデザイン・パートナー・プログラムを通じて、Boxのお客様の中から選ばれます。価格やパッケージについては正式提供の際に発表する予定です。Box AIを利用するためにプライベートベータ版(https://www.box.com/ja-jp/ai)にお申し込みください。また、AIによるコンテンツの業務変革の詳細について、ブログ記事(https://blog.box.com/introducing-box-ai-unlock-value-your-content)と米国時間5月9日に開かれるContent Cloud Summit(https://events.box.com/content_cloud_summit_2023?utm_source=gtm&utm_medium=gtm&utm_theme=CloudContentManagement&id=7017V000001CkwLQAS&utm_content=Press-release)にて紹介します。
※本プレスリリースは、米国カリフォルニア州で現地時間2023年5月2日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちら(https://www.businesswire.com/news/home/20230502005489/en/Box-Introduces-Box-AI-to-Bring-Intelligence-to-Enterprise-Content)をご参照ください。
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