NPO法人結び手、インドの貧困地域の子供たちに子ども新聞を通じた情報と教育の機会を提供
未来を照らす子ども新聞をインド最貧州ビハールにて無料配布開始
プロジェクト実施背景
インドの貧困地域に暮らす人々は、リテラシーの低さなどの理由から教材や情報へのアクセスが制限され、多くの子供たちが外部の世界についての知識を全く持っていません。子ども新聞の配布は、教育的なコンテンツを提供し読解力やリテラシーの向上に寄与するだけでなく、世界の出来事や知識等、多様な情報に視覚的に触れる機会を提供します。
内容
1ページ目: インドの月探査機の月面着陸
このページでは、月面着陸に関する記事や写真を通じて、子供たちが世界で何が起きているのかを知り、外の世界への興味を持つきっかけを提供します。
2ページ目: "アートとは何か？"
このページでは、アートについての考えや感情を探求します。子供たちに自分の感情やアートについての考えを共有する機会を与え、豊かな内面をはぐくむ場を提供します。
3ページ目: アートとクリエイティブ
このページでは、子供たちは手を動かしながら楽しむことができ、自分のアート作品を作成することができます。
4ページ目: モラルストーリー
最終ページでは、モラルストーリーを通じて倫理的な価値観を伝えます。「千里の道も一歩より」という言葉を紹介するストーリーから教訓を学び、人間性や良い行動について考えるきっかけを提供します。
教育×サステナビリティ×雇用の創出
配布した新聞は2週間後に回収し、ブロックプリント技術を活用してペーパーバッグを作成する予定です。これらのバッグは販売され、新たな雇用機会を創出すると同時に、環境にやさしい取り組みとなります。
今後の展望
毎月1号の発行を継続し、また、ビハール州を越えて他の州でも新聞の配布を開始し、より多くの子供たちに知識と情報を提供していく予定です。
NPO法人結び手とは
NPO法人結び手は、「世界から外部環境が原因で努力できない人をゼロにする」をミッションとして2021年に設立され、インド国内7地域で10団体以上と共に活動を展開するNPO法人です。ビハール州・ラジャスタン州を中心に800名の子ども達に勉強する機会を提供しています。インド在住の代表福岡を初めインド国内で国籍を問わず課題解決することを目的とするNGO団体です。
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