【医療脱毛経験者400人に調査】痛みを乗り越える工夫とやってよかった理由とは？

一般社団法人　真美会

2025年9月11日 10時59分

※本記事は元記事を一部抜粋しています。全編を読みたい方はこちらを参照ください。※

医療脱毛は効果の高さから注目を集めていますが、施術時の痛みが不安の種になる人も少なくありません。

そこで今回は、実際に医療脱毛を経験した400人の声を集め、痛みをどのように乗り越えたのか、そして脱毛を続けてよかったと感じる理由について詳しく調査しました。

リアルな体験談をもとに、痛みへの不安を和らげる工夫や医療脱毛の魅力をお伝えします。

医療脱毛を検討中の人は、ぜひ参考にして自分に合った選択をし、理想の肌状態を目指しましょう。

【調査概要】

実施期間：2025年7月10日～2025年7月19日

調査対象：医療脱毛を経験したことがある女性400名

調査方法：インターネットアンケート調査

医療脱毛の施術で77%が「痛みを感じた」と回答

今回医療脱毛を受けた400人に「施術時に痛みを感じたか」を尋ねたところ、全体の77%が何らかの痛みを感じたと回答しました。

このデータから読み取れるのは、耐えられないほどの強い痛みを訴える人は少数派であり、大多数がまあまあ程度の痛みを感じながら施術を受けているという事実です。

また、「ほとんど感じなかった」「全く感じなかった」と回答した人も約4人に1人いることから、痛みに対する感じ方には明確な個人差があることも分かります。

医療脱毛における痛みの有無や程度は一概には語れず、「思ったより平気だった」と感じる人も少なくありません。

医療脱毛の痛みを強く感じた部位ランキングTOP3

医療脱毛の痛みには個人差があるとはいえ、部位によっても感じ方に傾向があることがアンケート調査から見えてきました。

実際に医療脱毛を受けた400人に「施術中、特に痛みを強く感じた部位はどこですか？」と尋ねたところ、以下のような結果が得られました。

VIO（デリケートゾーン）：62%
脇：21%
顔：7%
脚：4%
腕：1%
背中・腰：1%
その他：4%

部位によって痛みの感じ方には大きな違いがあることが分かります。

特にVIOや脇の施術では、事前に痛み対策がされているクリニックを選ぶことが安心材料になるでしょう。

1位：VIO（62%）

多くの回答が集まったのが、VIO（デリケートゾーン）です。

全体の62%が「施術中に特に痛みを感じた」と回答しました。

毛が太く濃いことからレーザーが強く反応し、「チクッとする」「焼けるような痛み」と表現する声も。

ただし、痛みに配慮して麻酔クリームを使用できるクリニックも増えており、スタッフの声かけや照射ペースの調整で痛みが軽減されたという意見もありました。

2位：脇（21%）

続いて多かったのが脇で、21%の女性が特に痛みを感じたと回答しました。

とはいえ、照射時間が短く施術の範囲も狭いため「我慢できるレベルだった」という人が大多数でした。

痛みの感覚はあるものの、脱毛完了までの負担は比較的軽めと言えそうです。

3位：顔（7%）

3位にランクインしたのは顔脱毛（特に口周りやあごなど）で、7%が痛みを感じたと回答しました。

顔の中でも、皮膚が薄く神経が集中している箇所ではピリッとした刺激を感じやすいです。

ただ「痛みはあっても短時間で済む」「回を重ねるごとに慣れた」というポジティブな意見もありました。

顔脱毛はメイクのりの改善や肌トーンの均一化など美容効果にも期待でき、痛みに対する満足度も比較的高いようです。

体験者に聞いた！効果的だった医療脱毛の痛み対策

医療脱毛における痛みへの不安は、多くの人が抱える悩みのひとつです。

そこで今回は、医療脱毛の経験者400人に対して「痛みを軽減するために自分で工夫したことはありますか？」というアンケートを実施。

その結果、多くの人が実践していた対策は「施術前の保湿ケア」であることが分かりました。

どれも大がかりなものではなく、自分の意識次第で取り入れられることばかりです。

脱毛が痛いから不安と感じている人は、事前準備やコミュニケーションの大切さを知ることで、安心して一歩を踏み出しましょう。

1位：施術前の保湿ケア（35%）

多くの回答が寄せられたのは「施術前の保湿」で、400人中140人が実践していました。

肌が乾燥していると、レーザーの熱が均等に伝わらず、局所的な刺激や痛みを強く感じやすくなります。

保湿された柔軟な肌の方が、施術時のストレスを抑えることが可能です。

2位：施術者に相談・照射レベルの調整（32%）

2位は「施術者への相談と照射レベル調整」で、102人が選択しました。

レーザーの出力は、毛質や肌状態に応じて調整が可能です。

しかし、遠慮して何も伝えなければ、やや強めの設定で施術が行われることもあります。

実際、「痛みを我慢しすぎて辛かった」という声も多いです。

痛みに不安がある場合は、施術前のカウンセリング時にしっかり伝えましょう。

3位：呼吸法を意識（17%）

3位には「呼吸の意識」が入り、68人が実践していました。

施術中は、鼻からゆっくり吸って口から長く吐くといった深い腹式呼吸を意識しましょう。

自分の呼吸に意識を向けることで気が紛れ、痛みから注意をそらす効果も期待できます。

4位：麻酔クリームの利用（13%）

4位は「麻酔クリームの利用」で、53人が選択しました。

特にVIOや顔など、神経が集中している部位の施術では強い刺激を感じやすく、麻酔を使って痛みを抑えたいと考える人が多い傾向です。

医療機関により、無料または有料オプションで表面麻酔を提供している場合もあります。

利用を希望する場合は、予約時またはカウンセリング時に相談しておきましょう。

5位：痛みの少ない機械を選択（6%）

アンケートでは、400人中24人が「痛みの少ない機械を選んだ」と回答しました。

脱毛機には、以下のようにさまざまな種類があり、それぞれ痛みの感じ方や効果の出方が異なります。

カウンセリング時に確認し、自分の肌質・痛み耐性に合った機械を選ぶのがおすすめです。

しかし「脱毛機の種類や特性は比較・検討しましたか？」という質問に対しては、以下のような結果となりました。

クリニックに任せた：59%
効果の高さを重視して選んだ：18%
痛みの少なさを重視して選んだ：10%
よく分からず選んだ：9%
機器の種類を比較して選んだ：5%

痛みの少ない機械があることは知っていたものの、比較して選んだ人は少数派のようです。

機種の違いについては一般に十分認知されていないため、クリニックにお任せで選ぶ人が多いと考えられます。

痛みに不安を感じた人が「安心できた要素」とは？

医療脱毛を受ける際に抱く痛みの不安を和らげるには、安心して施術を受けられる環境が重要です。

今回のアンケート調査では、痛みに不安を感じた経験者が「安心できた」と答えた要素について具体的な声が集まりました。

技術的な要素だけでなく、人の対応や心理的な配慮も痛みの印象を左右していることが明らかになりました。

痛みに不安がある人は、安心できる対応をしてくれるクリニックかどうかにも目を向けてみてください。

医療脱毛経験者が語る痛みへの対処法と心構え

医療脱毛の痛みには個人差がありますが、多くの経験者が対処法や心構えを持って施術に臨んでいます。

以下では、痛みが不安な人に向けた経験者からのアドバイスを一部ご紹介します。

痛みは一時的であり、回数を重ねれば乗り越えやすくなるとの声も多く寄せられました。

こうした対処法と心構えを持つことで、痛みへの不安を軽減し、安心して医療脱毛に取り組みましょう。

脱毛器の違いで痛みと効果はどう変わる？

医療脱毛で使用される脱毛機には主に以下の3種類があり、今回の調査ではアレキサンドライトレーザーが65％と最も多く使われていました。

種類によって痛みの感じ方や効果の出方は異なるので、肌質や毛質に合った機種を選びましょう。

医師やスタッフに相談して適切な施術を受けることが安心につながります。

効果は実感できた？医療脱毛の満足度の実態

医療脱毛を受けた人に対する満足度についてのアンケートでは、以下のような結果となりました。

合わせて約9割の人が効果に満足していることが分かります。

一方で「どちらとも言えない」「あまり満足していない」という回答もありました。

これには、毛質や肌質の個人差・施術回数の不足・期待とのギャップが影響が影響していると考えられます。

ただし、医療脱毛は多くの人に満足感を提供しており、効果を重視する人にとって信頼できる選択肢と言えるでしょう。

痛みを乗り越えてでも医療脱毛をやってよかった理由

医療脱毛経験者へのアンケート調査では、「痛みを乗り越えても続けてよかった」と感じる理由について、以下のような回答が集まりました。

これらの結果から、医療脱毛は身体的・心理的にポジティブな影響を与えていることが分かります。

1位：自己処理の負担が減った（90%）

多くの回答者が挙げたのは「自己処理の負担が減った」という理由で、90%もの人が医療脱毛の効果を実感しています。

医療脱毛はレーザーで毛根にアプローチするため、長期間にわたり毛の再生を抑える効果に期待できます。

その結果、毎日のシェービングやムダ毛処理の手間が大幅に軽減されるのです。

時間の節約だけでなく、肌への負担減少やストレスの緩和にもつながります。

2位：肌の見た目がきれいになった（41%）

続いて多かったのが「肌の見た目がきれいになった」という回答で、41%の人が美容面での変化を実感しています。

医療脱毛によってムダ毛が減るだけでなく、毛穴の黒ずみや埋没毛が軽減されるケースもあるためです。

ムダ毛処理による肌トラブルが減ることで、肌のトーンが均一になり、清潔感や美しさが増すことに期待できます。

3位：肌荒れ・カミソリ負けがなくなった（31%）

約3割の人が「肌荒れ・カミソリ負けがなくなった」と回答しています。

シェービングや除毛クリームは肌への刺激が強く、赤み・かゆみ・色素沈着などのトラブルを引き起こしやすいです。

医療脱毛に切り替えることで、肌トラブルを避け、健康的でトラブルの少ない肌状態を維持できます。

4位：自己肯定感が上がった（25%）

脱毛施術による外見の変化や手入れの簡便さは、25%の人が「自己肯定感が上がった」と答えるほど、精神面にも良い影響を与えています。

ムダ毛に対する悩みやコンプレックスが減ることで、自信を持って人前に出られるようになったという声が多数寄せられました。

単なる見た目の変化に留まらず、心理的な満足度や日常生活の質の向上につながっていることを示しています。

5位：パートナー・友人から褒められた（9%）

最後に、9%の回答者が「パートナー・友人から褒められた」と答えました。

周囲からの肯定的な反応は自己肯定感の向上を後押しし、施術のモチベーションにもつながります。

医療脱毛は周囲との良好な人間関係や、自分自身の心の状態にも良い影響を及ぼしていると言えるでしょう。

痛みと効果どちらを重視した？経験者の選択軸

医療脱毛経験者に「痛みと効果のどちらを重視したか」を尋ねたところ、以下のような結果となりました。

多くの経験者が効果の高さを第一に考えている傾向にあります。

ただし、痛みを完全に無視しているわけではなく、痛みと効果のバランスを重視する層も一定数いることが分かりました。

医療脱毛で感じた後悔やギャップ

医療脱毛経験者に「後悔したことはあるか」を聞いたところ、以下のような回答がありました。

特になし：168人
想定以上に料金がかかった：117人
回数が足りなかった：83人
思ったより痛かった：55人
効果が薄かった：27人
スタッフ対応に不満があった：8人

多くの人は満足しているものの、料金・回数・痛みなどの面で予想と異なると感じた人も一定数います。

「料金が想定以上だった」「回数が足りなかった」といった声もあり、費用やプランの確認が重要です。

また、「思ったより痛かった」という声もあり、痛みの感じ方には個人差が大きいことが分かります。

医療脱毛を検討している人は、事前に後悔やギャップを知ることで納得して選択しましょう。

医療脱毛クリニックを選ぶときに重視したポイント

医療脱毛を受けるクリニックを選ぶ際に重視したポイントについて、アンケート調査では以下のような結果となりました。

多くの人が「通いやすさ」を最優先に挙げており、その次に効果の高さ・料金の安さが続いています。

1位：通いやすさ（60%）

医療脱毛は複数回の通院が必要なため、クリニックの立地や通いやすさは重要なポイントです。

具体的には以下のような点が重視されています。

注目点	詳細
アクセスの良さ	・駅からの距離・バス停の有無・交通手段の利便性
営業時間・予約の取りやすさ	・仕事や家事の合間に通いやすいか・土日や夜間対応があるか
駐車場の有無	※車での通院を希望する人に限り
院内の通いやすさ	・待合室の快適さ・スタッフの対応

これらを総合的に考え、通いやすさを重視することで、日常生活の中で無理なく通い続けることが可能です。

2位：効果の高さ（46%）

脱毛効果も医療脱毛を選ぶうえで重視すべきポイントです。

効果の高さを判断する際は、以下の項目に注目してみましょう。

注目点	詳細
レーザー機器の種類	・最新の医療レーザーの導入・肌質に合った機種の導入
施術者の技術力	・医師や看護師の経験・資格・技術レベルの高さ
症例数や実績	・クリニックの脱毛実績・利用者の満足度・口コミ
保証やアフターケアの充実度	効果が不十分な場合の追加施術や対応の有無

これらの情報は、クリニックの公式サイトやカウンセリング時の説明で確認できます。

3位：料金の安さ（45%）

料金も重要な選択基準ですが、単に安いだけでなく費用の透明性やコストパフォーマンスを重視する声が多いです。

具体的には以下の点を確認しています。

注目点	詳細
総額費用の明確さ	・コース全体の費用・追加料金の有無
キャンペーンや割引の内容	・学割・乗り換え割
支払い方法の柔軟性	分割払いやローンの対応は可能か
サービス内容とのバランス	・料金に見合った施術の質か・アフターケアがあるか