AIデータインテリジェンス企業S2W、鉄鋼大手の現代製鉄に生成型AIプラットフォームを提供
- 世界最高水準のAI学術大会に3年連続で採択された技術力を基に開発した生成型AI「SAIP」
- S2W、米国(法人)、シンガポール、インドネシア、台湾市場にソリューションを提供中
データインテリジェンス企業S2W(「S2W Inc.」 本社:韓国京畿道城南市、代表:徐尚徳ソ・サンドク)は生成型AIプラットフォーム「SAI Platform」を製鉄大手の現代製鉄に提供したことを明らかにしました。現代製鉄は社内知識情報プラットフォーム「HIP(Hyundai-steel Intelligence Platform)」にSAIPを活用することになります。
HIPは▲知識情報体系提供▲社内ドキュメント検索効率化▲経営支援チャットボットを通じて社内知識情報の専門家レベルでの活用と社員の業務効率向上を支援しています。
S2Wは製鉄産業用のオーダーメード型ビッグデータを構築し、オントロジー(注1)基盤のSAIPを適用して正確な回答を提供します。SAIPはRAG(注2)とセキュリティが結び付いた構造でデータ流出など内部からの脅威を防御しつつ、正確度と安全性を兼ね備えたセキュアなプラットフォームです。
HIPは、製鉄・製鋼の分野でLLMを活用して人工知能プラットフォームを構築した最初の事例になります。S2Wでは今後、金融・製鉄・化学・ICTなど様々な産業でのSAIPの活用を目指しています。
現代製鉄HIP構築の責任者ハン・ドンユンPMは「HIPサービス開始後、スタッフらの応答速度と正確度に対する満足度がとても高いです。今後も社内に蓄積された知識情報を効果的に活用し、業務効率が高まるものと予想します」と期待を述べました。
S2Wのパク・クンテ最高技術責任者(CTO)は「難解で複雑な非定型データ処理技術に対するノウハウを通じて製鉄・製鋼分野の言語を理解するHIPを無事にリリースできて嬉しく思います」と述べました。
S2Wは人工知能、ビッグデータ、セキュリティ技術とプラットフォーム運営ノウハウを兼ね備えたデータインテリジェンス企業で、ダークウェブ専用AI言語モデル「DarkBERT」の開発、NAACL、ACLなど世界的なこの分野の学会に毎年人工知能言語モデル関連論文が選定されるなど、その技術力が認められています。またS2Wのダークウェブ及びTelegramのモニタリングやインテリジェンスに関する情報はS2W日本語企業ブログ『Darkpedia: サイバー犯罪のダークトレンド』(https://note.com/darkpedia)(注3)でも多数紹介されています。
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注1:オントロジー
過去に「オントロジー(Ontology)」という概念は「一般的に概念化されたものを形式的に明白に記述する明細(1992、スタンフォード大学グルーバー教授)」と定義しました。現在は人工知能分野で自然言語処理、セマンティックウェブ(Semantic Web)などコンピューターが多様な知識と概念の関係を処理、共有、再利用するAI構築の方法論として取り上げられています。
注2:RAG
RAG(Retrieval-Augmented Generation、検索・増強・生成)は、外部の信頼できるデータソースを活用してLLMの出力を最適化し、ハルシネーション現象(生成AIの虚偽回答)を減らす技術を意味します。
注3:
S2W企業ブログ
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