準防火地域に建つ木造3階建て高性能賃貸が完成！

2024年2月29日（木）「完成見学会」開催

株式会社エヌテック

2024年2月14日 10時00分

国道183号線沿いにある約588㎡（約178坪）の敷地に延床面積963.34㎡の木造3階建て高性能賃貸「Holzhaus」が完成いたします。「SE構法」による木造ラーメン構造で耐震等級3を実現し、断熱等級6レベルの賃貸は住んでからの環境負荷低減にも寄与します。同規模の鉄骨造やRC造3階建てに比べ、CO2排出量を大きく削減。
土地活用を検討されている方はぜひご参加ください。

【見学会概要】
イベント名称：「Holzhaus」完成見学会
開催日　　　：2024年2月29日（木）

開催時間　　：13：45～15：00（受付13：30～）
開催場所　　：広島市安佐南区西原　※お申込後に詳細をご連絡いたします。
予約ページ　：https://www.ntecj.co.jp/event/#holzhaus
申込期限　　：2024年2月28日（水）

定員　　　　：20名

建築物の木造化を推進
JAS構造材実証支援事業を活用

現在、低層から中高層の非住宅建築物に関して積極的な木造化が求められています。「Holzhaus」はJAS構造材実証支援事業を活用し、エヌテックでは最大規模となる木造非住宅建築物を実現しました。「Holzhaus」はドイツ語で「木の家」という意味。木材特有の断熱性、調湿性により快適で健康な住環境を享受しながら、脱炭素社会の実現へ向けてSDGs達成に貢献できる木造建築物です。また、木造化することによって建物が軽量化され、地盤補強・基礎負担を軽減し、コスト削減にもつながります。

確かな耐震性を持つ木造ラーメン構法

SE構法は鉄骨造やRC造で一般的だったラーメン構造を、接合金物構法として木造建築に取り入れたものです。表面にネジ切り加工を施したSボルトを木材にねじ込み、高強度のSE金物と組み合わせて、耐震性の高いラーメン構造を実現しています。これまで累計2万5000棟以上供給されてきたSE構法の構造躯体ですが、東日本大震災や熊本地震、能登半島地震を経てもSE構法の建物は地震による倒壊0件という実績を誇ります。優れた耐震性能と自由度の高い空間を兼ね備えた木造建築物を可能とする構法です。

注文住宅ならではの工夫

賃貸住宅の間取りは中央部に水回りを配置し、回遊性を持たせています。東西の個室間でプライバシーを確保しつつ、キッチンや洗面脱衣室へのアクセスも考慮した暮らしに寄り添うプランです。また、3階は一部吹き抜けのある部屋を設え、開放的な空間を実現。住宅設備には高効率設備を導入し、さらに高性能サッシを採用することで居住中にかかるエネルギー消費量の負担を軽減します。上下階の防音対策としては、乾式二重床を施工。天井は防振吊木とグラスウール210mmを組み合わせています。界壁は二重貼りの石膏ボードとグラスウール105mmを充填。これまで数多くの注文住宅を手掛けてきた工務店ならではの技術力と提案力を用いて画一的な賃貸住宅からの脱却を図っています。