冷蔵庫で賞味期限が切れた“オワタ調味料” 圧倒的1位はあの調味料⁉️ 一方“オワッテナイ調味料”から見える地域特性とは?
辛メーターが「オワタ調味料下取りキャンペーン」のキャンペーンレポートを公表
ピッタリの辛さに、出会えるアプリ&WEBサイト『辛メーター』(https://karameter.com/)を運営する、辛メーター株式会社(代表取締役:江口カン)は、2024年4月9日より開始しておりました「オワタ調味料下取りキャンペーン」についてキャンペーンレポートを公表しました。
日本全国から寄せられた「オワタ(賞味期限切れ)調味料」の写真を基にレポートを作成。国内の食文化の発展に寄与することを目的として、ジャンル別の調味料のランキング、地域 特性、調味料の購買傾向などにフォーカスをあて分析しました。結果から見えたのは、冷蔵庫に眠る“オワタ(賞味期限切れ)調味料”の多さと、地域別の差異に見る日本の食卓文化の多様性でした。
<キャンペーン概要>
実施期間:2024年4月9日~4月10日
※予定数量到達につき23日間の予定を切り上げ1日で終了募集方法:フォームから写真1枚をアップロード
応募総数:6,269件
好評を得ることができた理由として、
・国内の冷蔵庫に賞味期限が切れた調味料が多数存在
・「調味料の下取り」という手法のインパクト
・写真で応募という手軽さ
・引き換え賞品の「チリーズ」の魅力
との理由があったと考えられます。
<キャンペーンレポート>
辛メーターでは、下取りキャンペーンの応募に際し日本全国から寄せられた、オワタ(賞味期限切れ)調味料の写真を基に、調査レポートを作成しました。その結果と分析レポートを公表いたします。
●応募方法:フォームから賞味期限が切れた調味料の写真1枚をアップロード
●応募件数:6,269件(女性4,881/男性1,388)
●応募年代:10・20代956人、30代3,154人、40代1,334人、50代550人、60代以上275人
全体の応募数は6,269件でした。キャンペーン開始後27時間でこれだけの数のオワタ(賞味期限切れ)調味料の写真が集まったことから、日本全国で相当な量の賞味期限切れ調味料が家庭に存在することが分かりました。家庭内の調味料は「けっこう賞味期限オワリが
ち!」であるといえます。また、その分冷蔵庫で余計な電力を消費していることを考えると、フードロスの問題はもちろん環境問題のひとつといえるかもしれません。
▼オワタ(賞味期限切れ)調味料の写真 ※一部抜粋
▼番外編「最古のオワタ調味料」
ジャンル:七味唐辛子
賞味期限:1997年9月4日地域:大阪府
性別:女性(35歳)
今回、応募いただいた写真で確認できた最も古い調味料は、約27年前の七味唐辛子でした。応募者の方が8歳の頃のものということで、27年ものあいだ冷蔵庫の中で家族の成長を見守ってきていたのだと思うと、胸が熱くなります。もう食べない方が良いと思いますが。
■オワタ(賞味期限切れ)調味料ランキング
調味料の種類別ランキングでは、中華調味料が最も多く、次いでたれつゆ、スパイス粉という順位になりました。
中華調味料は中華料理には欠かせないオンリーワン調味料ですが、それ故に使いどころもオンリーワンという弱みがあるとも考えられます。
たれつゆも同様で「鍋つゆ」「焼き肉のたれ」「うなぎのたれ」など、用途が限られている割に食卓の登場頻度が低いものが賞味期限切れに陥りやすい傾向があるようです。
スパイス粉は、一度の使用量が少ないことと、賞味期限が切れたことに気が付きにくい(いつまでも使えると思ってしまう)ことが要因であると考えられます。
<ジャンル上内訳>
【中華系調味料】コチュジャン・豆板醤・甜麺醤・味覇・オイスターソース・香味ペースト・花椒・XO醤・創味シャンタンなど
【たれつゆ】めんつゆ・鍋つゆ・焼き肉のたれ・うなぎのたれ・やきとりのたれ・BBQソース など
【粉系スパイス】ほりにし・マキシマム・クレイジーソルト・マジックソルト・アウトドアスパイス
コリアンダー・ナツメグ・パセリ・チリパウダー・クミンシード・ガラムマサラ・シナモン・ターメリック・カレーパウダーなど
【ラー油】食べるラー油含む
【辛味調味料】タバスコ・マリーシャープス・ゆずスコ・レモスコなど
【エスニック系】ラブパク・ハリッサ・ブルダックソース・シラチャーソース・サンバル・サテトム・ナンプラー など
【オイル】オリーブオイル・ガーリックオイルなど
【その他】青のり・青じそペースト・ねり梅・バター・マーガリン・はちみつ・メープルシロップ・ごま・薄力粉など
■エリア別応募数
エリア別の応募数は、ほぼ地域人口に比例する形でしたが、九州・福岡の応募が人口比で多く見られました。一方、東北・北海道エリアの応募数が少ないことから、年間平均気温の低さと賞味期限切れ調味料の少なさの因果関係が考えられるかもしれません。
■地域別オワタ(賞味期限切れ)調味料
オワタ(賞味期限切れ)調味料ランキングをエリア別に見てみるといくつかの地域性を見
ることができました。以下、5つの分析をまとめます。
(1)全国的には中華系調味料がオワタ率トップも、四国のみたれつゆが一位
四国は「うどん県」の香川を有していることが要因なのか、唯一たれつゆがトップ。うどんを愛するが故に、大量に買うのか?または、様々なフレーバーを試しがちなのか?さらなる検証の必要があります。
(2)ごま油は色んなジャンルで最下位を獲得している「オワテナイ調味料」代表格
ごま油は、全体、東海、近畿、四国で最も応募が少なかった。これは「ごま油さえかけておけば料理が何とかなる」といった汎用性の高さが要因なのかもしれません。
(3)地域別のバラつき感から探る真の「オワテナイ調味料」は何か北海道(1件):お酢、からし、しょうが、マスタード、酒・みりん東北(1件):しょうが、酒・みりん
南関東(7件):ごま油、山椒
北関東・甲信(2件):オイル、レモン、酒・みりん
北陸(1件):ケチャップ、しょうが、みそ、わさび、酒・みりん東海(1件):ごま油
近畿(3件):ごま油、パスタソース
中国(1件):からし、ケチャップ、砂糖
四国(1件):ごま油、その他、にんにく、みそ、わさび九州・沖縄(2件):オイル
各地域のワーストをまとめてみると、
●デイリー調味料系:お酢、酒・みりん、みそ、砂糖、オイル、ごま油、ケチャップ
●ちょっとだけ使う系:しょうが、わさび、からし、マスタード、レモン、パスタソース
となっており、やはり日常使い調味料は使い切る人が多いと思われ、上記の調味料はある意味、各エリアで最も使用頻度が高い調味料であると考えることもできます。
(4)真のお好み焼きを愛する者はダレだ?近畿VS中国でソース対決
ソースの順位が低ければ「お好みソースを使ってる頻度が高い→お好み焼きを愛する人が多い」という強引な推論も可能です。
●ソースの順位:近畿(10位)vs中国(8位) 長年のお好み焼き対決終結か?
●でも本当にお好み焼きを愛しているのは北陸(ソース11位)の可能性が浮上?
(5)三大中華街(横浜・神戸・長崎)の中華系調味料の応募数対決の結果は?
どのエリアでもダントツのトップが中華調系味料だが、県別で見ることで「中華街がある→中華系調味料を使う頻度が高い」ことが証明されるかもしれません。
「辛メーター」とは
ピッタリの辛さに、出会えるアプリ&WEBサイト
辛さマッチング No.1(※2024年当社調べ)
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【辛メーター株式会社 会社概要】
会社名 辛メーター株式会社
設立 2018年12月26日
所在地 〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固1-15-6 KH22ビル5F
資本金 9,990,000円
代表者 代表取締役CEO 江口 カン
事業内容 「辛メーター」(https://karameter.com/)の運営
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