福岡の老舗もつ鍋専門店「楽天地」がAI社長導入

生成AI活用で理念浸透と業務効率化を推進

株式会社THA

2024年5月7日 09時00分

株式会社THA（本社：神奈川県横浜市、代表取締役：西山朝子）は、福岡県福岡市博多区の老舗もつ鍋専門店「楽天地」（代表取締役：水谷崇）に「AI社長」を導入し、先日導入研修を実施しましたことをお知らせいたします。

楽天地は1976年創業、博多名物もつ鍋を守り続けて48年。しょうゆベースの秘伝のたれと、和牛を中心に厳選された国産もつ、さらにJAなどと連携した国産野菜へのこだわりが自慢の人気店です。

今回導入された「AI社長」は、THAが開発した自走する組織づくりを支援するAIツールです。社長の理念や思いを社員に伝え、アルバイトが業務に困ったときにいつでもサポートするなど、さまざまな場面で活躍します。企業ごとの業務内容やルールに合わせてきめ細やかにカスタマイズが可能で、LINEやSlackなどの既存のコミュニケーションツールに簡単に組み込めるのが特長です。

【楽天地様がAI社長を導入した目的】

・急速な店舗拡大と従業員数の増加に伴い、社長の理念と思いを従業員にさらに浸透させていくこと

・効率化を通じてサービスの質を向上させること

・若い従業員が最新技術に触れる機会を提供し、将来にわたって変化に対応できる組織を築くこと

楽天地本社（福岡市）にて導入研修を行い、「AI社長」の基本的な説明から具体的な活用シーン、操作方法のレクチャーまで、参加者の皆様に「AI社長」の実力を体感いただきました。情報検索の大幅な時間短縮や、経営者目線の思考が養えるなど、導入によるメリットを実感する声が多数上がりました。

AI水谷社長は従業員からの相談を24時間受付け、楽天地のサービス向上を狙う。

調理手順など、社内マニュアルも知識として実装しており、業務効率化に寄与。

特に水谷社長が重要視したのは「理念の浸透」。楽天地の理念が浸透するよう、定期的に理念に関する問いが届き、従業員が理念について考えるきっかけとなる。

研修の後半では、AIとの上手な付き合い方についてもレクチャー。何でもかんでもAIに頼るのではなく、AIの力を活用しつつ人間ならではの創造性を発揮していくことの大切さをお伝えしました。

終盤には楽天地社長の水谷様より、「AI社長」を仲間に迎え、理念のもと従業員が一致団結し、さらに先進的な企業への一歩を踏み出す決意表明がありました。

楽天地代表水谷社長コメント

「楽天地では、AI技術を活用して、伝統的なもつ鍋の提供だけでなく、働く環境の革新も目指しています。AI社長の導入により、従業員一人ひとりが企業理念を深く理解し、思いを共有することが可能になります。チームとしての一体感を強化し、お客様にさらなる満足を提供するチームになるための重要なステップです。」

THA代表西山コメント

「水谷社長のように、熱い理念を持つリーダーの思いをAI化できたことを大変嬉しく思います。私自身も福岡出身であり、楽天地のもつ鍋は私の大好物です。楽天地がさらに発展し、新たな時代の挑戦に立ち向かえるよう、これからも全力でサポートして参ります。福岡の誇りである楽天地と共に成長できることを楽しみにしています。」