世界と戦えるスタートアップエコシステム構築を目指す新事業「 GIP Start-up Program 」発足
M&Aで培ってきた知見を活かしスタートアップの成長を全方位サポート。日本のスタートアップ経営者・役員に調査、経営満足度は平均59点、経営重視点は「安定性」が最多とリスクをとることにやや後ろ向き
統合型M&Aアドバイザリー事業を展開するGIP株式会社(本社:東京都千代田区、以下GIP)は、 2024年11月より、スタートアップ支援事業「 GIP Start-up Program 」を発足し、スタートアップ全方位型支援プラットフォーム「S-GIP(エス-ジーアイピー)」の提供を開始しました。
URL:https://www.gip.co.jp/startup/
2022年、骨太方針に「スタートアップ育成5か年計画」が打ち出され、スタートアップ企業への期待が高まる一方で、日本のスタートアップ経営者は、資金調達の難しさや人材確保、激しい競争環境、複雑な規制、ネットワーキング機会の不足といった多くの課題に直面しています。この結果、リスクを取った経営に慎重になり、小規模での上場にとどまる企業も少なくありません。
当社は、数多くのスタートアップM&Aに携わってきた経験から、将来性のあるスタートアップがその潜在力を最大限に引き出し、圧倒的かつ持続的な成長を遂げるためには、経営者が事業に専念できる環境を整え、経営課題に対してクロスファンクショナルかつシームレスな支援体制を構築することが不可欠であると考え、今回の「 GIP Start-up Program 」事業発足にいたりました。
スタートアップ全方位型支援プラットフォーム「S-GIP」は、事業立ち上げ・経営基盤構築から、オーガニックグロース、EXIT/M&Aグロースまでシームレスに支援する体制を構築し、各企業の課題に応じてプロフェッショナルをアサイン、課題解決に向けた伴走型サポートを行うことで、経営者が事業に専念できる環境づくりを実現します。さらに、GIP開発の⾃動バリューション機能を活用し、財務状況及び事業計画からバリュエーションを定期的に把握することで、経営戦略や成長を見据えた打ち手の検討から実行までサポートします。
本事業を通して、M&Aや資金調達だけでなく、グロースに必要な中長期的な戦略策定から事業オペレーションに関する実行部分まで支援することで、持続可能な価値創造を目指していくとともに、日本のスタートアップが国際的にも成長できるエコシステムを構築し、世界で戦える企業、経営に寄与してまいります。
S-GIP サービス概要
事業立ち上げ・経営基盤構築から、オーガニックグロース、EXIT/M&Aグロースまでシームレスに支援
事業計画作成、資金調達支援、予実・KPI管理体制の整備等の経営基盤の構築支援に加えて、セールス・マーケティング支援、人材調達・組織最適化支援、プロダクト開発支援など、グロースフェーズにあるスタートアップの競争力を高め、圧倒的成長を促進する積極的なサポート支援も提供します。
GIPが開発した財務状況及び事業計画を基にした自動バリュエーション機能を活用し、企業価値を定期的にセルフチェック
財務状況及び事業計画を基にした自動バリュエーション機能を活用し、定期的に企業価値をチェックすることで、事業戦略・打ち手検討から資金調達シュミレーション、M&A等の検討、ストックオプション評価まであらゆる経営戦略策定をサポートします。
中核メンバーコメント・経歴
コメント
これまでのスタートアップ向けのサポートや自身の起業経験から、経営者は常に経営課題を抱え、課題解決のために孤独な中での経営判断を求められていることを実感しています。スタートアップが事業を拡大するためには、各フェイズにおいて、フォーカスすべき領域を定め、リソースを投下していくことが重要である考えています。
しかしながら、多くのスタートアップ経営者は、ファイナンス、人材採用、開発人員の確保、マーケティング、管理体制の構築といった多方面の業務に多くの時間を費やさざるを得ないのが実情です。
本事業では、スタートアップが成長に専念できる環境を整えるための包括的なサポート体制を構築しました。私たちは、経営者と同じ視点に立ち、共に歩むパートナーとして、事業の成長を支援していきます。単なるアドバイザーにとどまらず、共に汗をかき、課題に挑み、お互いの情熱を共有しながら成功の瞬間を共に喜び合える関係を築くことを目指しています。
一つひとつの出会いを大切にし、未来を切り拓こうとする皆様の挑戦に寄り添い、全力でサポートしてまいります。
メンバー
小田原 崇行
大手監査法人を経て、GCA株式会社(現フーリハン・ローキー)にて投資銀行業務、その後、独立起業し幅広いスタートアップをサポート。スタートアップ向けには、資金調達、CFOサポート、大企業へのM&A Exit、IPO前ノンコア事業の売却をはじめ、創業からIPO、M&A Exitまでの至るすべてのライフステージにおけるアドバイスを幅広く提供した経験を有する。
渡邉 拓也
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、GCA株式会社(現フーリハン・ローキー)にて投資銀行業務及びスタートアップ支援業務に従事。その後、オリックス株式会社にてPE投資業務に従事し、投資実行からPMIにおける企業価値向上施策の検討及び実行まで行う。
瀬尾 真矢
東京大学文学部在学中にWeb事業にて学生起業を経験。大学卒業後、モルガン・スタンレー投資銀行部門にてM&A・資金調達アドバイザリー業務に従事。その後、株式会社ミダスキャピタルにて企業投資業務に従事し、バイアウト投資実行からPMIにおける企業価値向上施策の策定・実行にあたる。投資先企業へ経営企画としての出向も経験。
中山 開
大学卒業後、外資系人材紹介会社/アデコ(株)に入社。IT業界を中心に、転職支援業務やマネジメント業務に従事。
その後、2017年に国内ヘッドハンティングファーム/(株)プロフェッショナルバンクに入社。リテーナー部門に所属し、IT・製造・コンサルティング・小売りなど、マネージャーとして幅広く業務に携わる。2024年9月にGIPに参画。
大久保 穂風
上智大学在学中より、大手外資系金融機関やITベンチャー企業にてインターンを経験。ブティック系FASにてM&Aアドバイザリー業務に従事し、クロスボーダー及び国内中小企業案件を中心にセクターを問わず関与。その他、個人で案件獲得し、再生フェーズの企業に対する業務効率化支援・資金調達支援・新規事業計画策定支援等の経験も有する。
<スタートアップ経営に関する意識調査>
現在の会社の状況・満足度と課題
現在の会社の状況は「起業直後、事業スタート時期」が17.8%、「事業が成長・拡大している時期」26.0%、「事業が安定し、さらに拡大している時期」29.2%と、7割以上が事業拡大期。
また、事業が軌道にのる見通予測は「半年以内(10.0%)」「1年以内(24.2%)」「2〜3年(31.1%)」と6割以上が3年以内の拡大を見据えている。
自身の経営の満足度に点数をつけた場合、平均点は59点とやや控えめな結果に。
また、現在の経営課題については、「資金管理・資金調達(18.4%)」がトップ。ついで「マネジメント・育成(16.2%) 」 「マーケティング(16.2%) 」があがる。
経営におけるリスクへの向き合い方・経営重視点
経営におけるリスクへの向き合い方について、「非常に前向き(19.6%)」は2割程度にとどまる。
経営で重視する点においては、「安定性(24.7%)」がトップ。「リスクテイク(11.4%)」「グローバル志向(9.6%)」は相対的に低い結果に。
【調査概要】
調査対象:20~60歳のスタートアップ経営を行っている男女219名
「会社・事業立ち上げ10年未満の経営者」「創業10年未満の会社で役員」「直近1年以内に起業を予定」いずれかに当てはまる方
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年10月
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※調査結果をご紹介いただく際は、「GIP調べ」と注釈をご記載ください。
GIPについて
M&Aを、 まったく新しいものへつくり変える“Global Intelligence Platform”
テクノロジーを活用して、knowledge workを進化させ、多様な個性を持つプロが交わり、シナジーが創出できる場を創る “Global Intelligence Platform”として、2023年にスタート。
M&Aアドバイザリーサービスでは、M&A戦略の立案からエグゼキューション、PMIまでの一連のM&A関連サービスを提供します。M&AのMとAを以下のように再解釈し、2つのIntelligenceでM&Aを新しいものへ進化させることを目指しています。
Artificial Intelligence :テクノロジー活用によりM&Aに関する業務を省力化する
huMan Intelligence :豊富な経験を有するプロフェッショナル人材が最大限にノウハウを提供する
<会社概要>
社名 :GIP(ジー・アイ・ピー)株式会社
設立 :2023年6月
所在地 :東京都千代田区有楽町一丁⽬13番2号 第一生命日比谷ファースト12階
事業内容:顧客の成功にコミットする多様な専門分野をもつプロフェッショナルが、
顧客にとっての最大価値を実現・提供することをミッションとする、
統合型M&Aアドバイザリー事業、HRコンサルティング事業、スタートアップ支援事業
URL :https://www.gip.co.jp/
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