企業の最適なDX投資を実現するEntaar、シードラウンドで4,200万円の資金調達

創業初期のエンジニアメンバー積極採用中

株式会社Entaar

2024年7月3日 08時30分

株式会社Entaar（本社：東京都港区、代表取締役CEO：齋藤大和、以下「Entaar」、ヨミ：「エンター」）は、SSS Capital、インキュベイトファンド、個人投資家として西和田浩平氏（アスエネCEO）を引受先としたシードラウンドにおいて4,200万円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

（写真左から取締役COO 北山明親、代表取締役CEO 齋藤大和、CFAO 加納敬一）

調達資金は、エンジニアを中心とした人材の採用、システム開発、販促・広告費などに充てる予定です。これによりお客様のDX投資の取組をより一層推進し、あらゆる企業がIT武装を実現した社会の創造に挑戦していきます。

Entaarについて

Entaarは、「全産業のIT武装を実現する」をミッションに、企業の最適なDX投資を実現するクラウドサービス『Entaar Cloud』を提供しています。既に東証プライム上場企業に有償でご活用頂いており、強い引き合いをいただいております。今後日本での拡販・プロダクト領域の拡大を行いつつ、グローバル展開を前提に事業・組織作りを進めていきます。

コロナ禍を経てDX推進の波からクラウド化が進みつつある現在においても、日本ではまだまだレガシーシステムがそれを阻害していると言われています。2025年には最大12兆円の経済損失が生じる可能性も試算されており、大企業のDX推進は待ったなしの状況に迫られています。

「守りの投資から攻めの投資へ」、弊社は企業が最適な形でDX推進を可能にする意思決定基盤を提供し、企業成長、事業成長の支えとなる真の意味でのDXを実現するパートナーとしてお客様の成長を支えて参ります。

今回の資金調達の背景と目的

代表取締役CEO　齋藤大和（Yamato Saito）

大学中退後、消防官のキャリアを経て、システナ、メドレーでSaaSやITインフラ営業に従事。アスエネにて新規事業立ち上げ＆営業統括を経て、Entaarを共同創業

私は、システナ、メドレー、アスエネを初めとするITインフラ、ソフトウェアの営業活動を通して、日本のエンタープライズにおけるIT投資の非効率性とソフトウェア活用の後進性を感じてきました。特にシステナでは、オンプレサーバーやネットワークといったITインフラから周辺機器、ソフトウェアなどのITに関わる様々な商材を取り扱うITの総合商社として、主にエンタープライズへ新規開拓やリプレース提案を行ってきました。

提案の中で感じた、日本のエンタープライズにおけるDX推進の課題は、基幹システムなどの社内インフラの多くがレガシーシステムとして残っていることでした。また、それらの保守・運用は、古くから付き合いのあるSIerやコンサルへ依存（ベンダーロックイン）している状態です。既存システムからの移行は容易ではなく且つリスクも伴います。そのため、最新のテクノロジーを駆使して立ち上がった新興サービスの付け入る隙がなく、年間で消費されるIT予算のほとんどが、古い仕組みの維持管理コストとして消費されていました。

私は、世界に冠たる大企業が日本の経済を長く支えていると考えています。彼らの成長に不可分なDX投資の意思決定基盤があれば、日本の産業の力を底上げできるはずです。上記ビジョンに共感してくれた2名の創業メンバーが集まり、Entaarを共同創業することにしました。

Entaarは、「全産業のIT武装を実現する」をミッションに、エンタープライズのIT投資ポートフォリオを見直し、最適化することで、企業が最適な形でDX推進を可能にする意思決定基盤を提供します。それにより、企業成長、事業成長の支えとなる真の意味でのDXを実現するパートナーとして、企業がテクノロジーを使いこなせる未来の実現をめざしてまいります。

共同創業者のプロフィール

取締役COO 北山明親（Akichika Kitayama）

東京大学大学院修了後、新卒でSMBC日興証券投資銀行部門に入社。メドレーで複数の新規事業立ち上げに携わる。メイキップにて海外事業の立ち上げを経て、Entaarを共同創業

CFAO 加納敬一（Keiichi Kano）

慶應義塾大学卒業後、新卒でSMBC日興証券投資銀行部門に入社。Bonds Investment Group、ニッセイキャピタルでSaaS系スタートアップへ複数投資実行した経験を経てEntaarを共同創業

創業初期メンバー積極募集中

現在Entaarでは、事業経験が豊富なメンバーが揃っております。今後の事業成長を見据えて、ミッションへの共感、熱意と当事者意識をもった人材を積極的に募集しておりますので、ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください。

求める人物像：

・弊社の事業、カルチャーに共感いただける方

・日本を代表するグローバル企業、事業、組織を当事者意識を持って作ってみたいと思う方

・泥臭いことにも厭わず挑戦できる方

・常に物事をフラットに考え、柔軟な思考を持ち、迅速な対応を心掛けられる方

・自ら考え、周りを巻き込みながら意見・提案・実行が出来る方

募集職種とポジション：

・CTO候補

・フルスタックエンジニア

・事業開発

カジュアル面談はこちら：

https://forms.gle/hbqW8zjXMbf2cXtf7

個別メンバーから話を聞きたい方へ

CEO 齋藤：https://pitta.me/matches/KvOoTkOAkCAM

COO 北山：https://pitta.me/matches/sCybrSquGHAV

CFAO 加納：https://pitta.me/matches/ABnElgerfWdz

応募及びその他採用に関するお問い合わせ：recruit@entaar.com

応募の際は履歴書と職務経歴書を添付しメール送付ください。

シード投資家からのコメント

SSS Capital

代表パートナー　神谷遼多氏

今回、創業時よりリード投資家として参画する機会を頂けたことを大変嬉しく思います。齋藤さんとは、2021年6月に別件でコンタクトがありましたが、本プランで久しぶりに会話させていただいた際、その成長力に驚きました。また、北山さん、加納さんという魅力的な共同創業者を集めた巻込み力、アスエネ等で培った突破力も持ち合わせており、ぜひご一緒したいと思いました。エンタープライズにおけるIT投資の最適化/更なるDX化をEntaar社ならできると信じており、Entaar社の目指す未来の実現に向けて、全力で支援してまいります。

インキュベイトファンド株式会社

代表パートナー　本間真彦氏／アソシエイト　下原右多氏

この度、Entaarに創業投資させて頂きました。 CEOの齋藤さんは消防士のキャリアから一念発起し、真に影響力のある起業家を目指し大企業のDXに一貫して取り組んできたユニークなバックグラウンドの持ち主です。そんな齋藤さんの起業家としての強みは、リーダーとしての求心力と事業に対するコミットメントの高さだと思います。 Entaarが対象とする大企業のIT投資管理の領域では、技術基盤のクラウド化に伴い、ベンダーの課金体系やITガバナンスリスクに大きな変化が生まれています。Entaar経営陣と共に、我々も日本産業のIT投資のアップデートにコミットしていきます。

アスエネ株式会社

代表取締役CEO＆Co-Founder 西和田浩平氏

この度、Entaarに創業投資させて頂きました。代表の齋藤さんとは、アスエネ時代に一緒に戦ってきた仲間であり、強いHungry精神とOwnershipをもって新規事業立ち上げや営業チームを牽引、最後までやり抜いてくれた齋藤さんの新たな挑戦を応援したいと考え、投資させて頂きました。特に創業から1-2年は多くのハードシングスが待ち受けていますが、私自身も5つのゼロイチの新規事業立ち上げの成功・失敗の経験とノウハウを基に、齋藤さん及びEntaarが企業のIT投資領域の課題解決と圧倒的成長を実現できるように、ハンズオン支援して参ります。