都市を知る大規模言語モデルが導く、あなたの次の一歩 ――『timespace』渋谷版、ベータ版が正式ローンチ
大規模言語モデルがもたらす創造性をリアルな移動体験へ。都市と地域が、物語と感性価値を取り戻すために。SXSW 2025(米オースティン開催)で大好評だったAIナビが遂に東京渋谷へ上陸。

新しいナビゲーション体験をAIが生み出す。
timespaceとは何か? 私たち Tomorrow Never Knows 『timespace』プロジェクトチームは、人の行動と移動を革新する AIナビアプリ『timespace』の渋谷バージョンのベータ版を正式にローンチしました。このアプリは観光や都市探索の中で、これまで見過ごされてきた問い、『これから紡ぐ、人と街の物語とは何だろう?』に正面から向き合い、ユーザーの感性に寄り添った新しいナビゲーション体験を提供します。
なぜ「いい場所」に辿りつけないのか? 既存のナビでは、“グッとくる場所”には、なかなか辿りつけない。レビューサイトや地図アプリには確かに情報があふれているのですが、多くの人が感じているのは『自分だけの場所』への行き方が、ますますわからなくなっているということです。
なぜそうなってしまったのでしょうか?それは、検索やAIプロンプトも、“自分の感覚や価値観を言語化できている”ことが前提だからです。しかもローカルで面白い場所ほど、その“空気感”や“佇まい”はどうしても情報化しづらい。つまり、結果として“本当にいい感じの場所には、行けないナビ”になってしまっているのです。
LLM と「世界のモデル」の進化:AIは、次第に“人間の動き”を理解しはじめている。
AIと感性のナビゲーションがもたらす転換点とは? timespace誕生の背景には LLM(大規模言語モデル)の飛躍的進化があります。今のLLMは言葉をつむぐだけでなく、人の行動の選択や移動のリズムを学んで、“次に心が動く場所”を提案できるようになって来ました。いわば“行動の予兆”を理解する能力が、いまのAIには組み込まれつつあるのです。
従来のナビ:決まった目的地に導く...
timespace:まだ決まっていない “次の行き先”へ誘う
この違いが、“迷い”や“寄り道”といった人間らしい探索の感覚を呼び戻し、都市のライブ感を再び体験できるナビ体験を生み出します。

「渋谷から始まる、『10,000 POI』プロジェクト」
10,000 POI プロジェクトとは? まず東京・渋谷を舞台に10,000件のPOI(Point of Interest=行き先情報)を人の視点と感性から投稿・生成していくプロジェクトがスタートしました。このアプローチは、世界中の都市が直面している“オーバーツーリズム”と“アンダーディスカバリー”という二極化された課題への対案となる試みです。
実際2025年3月に開催された SXSW(米:オースティン)では、約2,000件のPOIを搭載したtimespaceが高い評価を受けました。地元住民すら驚くような、「予期せぬ、でもグッとくる行き先」との出会いに多くの共感が寄せられたのです。
「見えない地図を、見えるようにする」
SXSWでの反響と今後の展開 2025年 夏 IVS KYOTO内、IBM BLUE HUB の特設ステージで新展開を発表予定です。現在渋谷に続く新しい timespace 展開エリアを鋭意検討中です。そして海外に於ける次展開エリアの検討も進めています。
SXSWでは、timespaceの体験が現地で話題となり、さまざまなメディアにも取り上げられました。
特に注目されたのは「行き先を入力せずに、自分の感性に沿った、思いがけない目的地に辿り着ける」という、これまでになかったナビゲーション体験でした。
予想を超える発見と驚き。まさに、今までの地図アプリでは得られなかった新しさでした。
渋谷から広がる未来の都市体験 それこそが、今の地図アプリでは得られなかった新しさでした。そしてSXSWから帰国した私たちは、この驚きの体験を最初に日本で実現する都市として渋谷を選びました。
渋谷は、海外からの観光客にも、ローカルの生活者にも愛される、多層的な魅力と文脈の詰まった都市です。この“複雑で驚きに満ちた渋谷”こそ、timespaceの挑戦に最もふさわしい出発点だと考えたのです。“見えない地図を、誰にとっても見えるようにする”。このビジョンを実現するために、都市と人、場所と意味を繋ぐ新しいナビゲーションの形を届けていきます。

新しい地図の可能性:timespaceとは何か?
アプリの主な機能紹介 timespaceは都市空間での「意味のある偶然」を引き出すことを目的に設計がされたAIナビアプリです。ちょっとした空き時間に、今この瞬間グッと来る行き先を利用者の感性に沿って提案します。主な特徴は以下の2つの機能に集約されています。
「ディスカバリー」機能:
Tinderのような直感的UIで、現地の魅力的なスポットをスワイプ形式で提案。ユーザーの嗜好性を学習することで、よりパーソナライズされた推薦を可能にしています。
「プランニング」機能:
ユーザーの嗜好、現在地とその瞬間の空き時間に応じて、最適なルートと目的地を考案。自動的にスケジュールを設計して、よりストレスの少ない移動プランを提案します。
■timespace関連記事:

AIと感性が紡ぐ“移動”の再定義 ~ 井口尊仁 SXSW 2025挑戦記
https://forbesjapan.com/articles/detail/78265
AIナビアプリ「timespace」がSXSW会場でもたらしたインパクトはなんだったのか?現地での反響を元に取材された記事。地元住民ですら気が付かなかった、新しい行き先をAIが自然に提案してくれる、その新機軸の体験が詳しく伝えられています。
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一般社団法人 Tomorrow Never Knows
京都を拠点に、『未来計算』をコアコンセプトとした、革新的な共同研究開発のエコシステムを構築しています。timespace は、Tomorrow Never Knows 発の最初のスタートアップです。
お問い合わせ先: Tomorrow Never Knows 広報担当
■timespace 情報ページはこちら https://www.tomorrowneverknows.info/timespace/feedack
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