60歳以上の方向け保護猫提供サービス「ANIMANECT（アニマネクト）」先行サービスユーザー募集のお知らせ

株式会社ANIMANECTは、2024年9月24日に創業し、60歳以上の方々が保護猫と幸せに暮らせる新サービスを開始しました。動物福祉に配慮し、猫たちが安心して新しい家族と暮らせるようサポートします。

株式会社ANIMANECT

2024年10月25日 08時00分

この度、正式サービスに先駆けて、先行サービスのユーザー様を最大5名まで募集いたします。

この機会に、保護猫と安心して生活を共にする体験をぜひご応募ください。

サービスの目的

ANIMANECTは、60歳以上の方々が安心して保護猫と共に生活できる仕組みを提供することで、「ペットと一緒に暮らしたい」という想いを叶えます。万が一、飼育に関する不安や課題が生じた際にも、保護団体と連携してサポートを行い、保護猫たちが安心して生活を続けられる環境を提供する事で、ヒトと動物が最期まで幸せに暮らせる社会の実現を目指しています。

背景

日本では、60歳を超えるとペットの譲渡が難しい現状があります。
それは改正動物愛護法でペットの飼い主（所有者）の責務として「ペットを一生にわたって責任を持って飼育すること（終生飼養を確保する事）」が義務付けられており、これに反する場合、譲渡を断ることが認められているためです。

「自分が先に亡くなってしまったら、ペットはどうなるのか？」

という不安を抱く方も多く、ペットを飼うことを諦めてしまう人が増えています。

一方で、保護団体は譲渡先の不足に直面しており、シニアの方が保護猫を迎え入れ終生飼育が実現できれば、多くの問題が解決されるでしょう。

この課題を解決するために、ANIMANECTはNPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道が行っている「永年預かり制度」に着目し、それを発展させました。私たちは動物保護団体と動物病院と連携し、60歳以上の方でも安心して保護猫と暮らせるよう、万が一の際には、猫が新たな環境で安心して暮らせるようサポートする体制を整えたサービスを提供します。

さらに、私たちのサービスは、動物保護団体の持続可能な運営を支援します。サービスによる収益の一部を寄付することで、動物の殺処分削減や保護活動の継続に貢献します。

サービス概要

「ANIMANECT」は、動物保護団体と動物病院が協力して、60歳以上の方向けに保護猫を提供するサービスです。飼育が困難になった際には、保護団体が責任を持って猫を引き取り、安心して新しい家族との生活を送ることができます。

保護猫の提供と引き取りシステム

先行サービスではNPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道の保護猫を新しい家族として迎え入れるお手伝いをいたします。

私たちの提供する「終生飼養の義務の共同保有モデル」では、猫の法的な管理は保護団体に残りますが、実際の飼育は通常のペットの飼育とほとんど変わりません。このモデルの最大の特徴は、猫を飼う方がすべての責任を負うのではなく、提供元の動物保護団体と責任を共有する点です。

万が一、病気や入院などで猫を飼うことが難しくなった場合でも、ツキネコ北海道が猫を引き取る体制が整っています。これにより、猫のセカンドライフも保証され、飼い主の方は安心して猫との生活を楽しむことができます。

定期的なサポートとIoTデバイスの活用

保護猫の提供場所は動物病院です。先行サービスでは動物医療センター赤坂を保護猫の提供窓口とし、保護猫を新しい家族として迎え入れた後、年に3回の定期診察を行うことで、適切な猫のケアを行うとともにユーザー様の見守りも行います。また、先進のIoTデバイスをご自宅に導入していただくことで、万が一の事態にも迅速に対応できる仕組みを整えています。

小滝橋動物病院動物医療センター赤坂
住所：〒107-0052 東京都港区赤坂７丁目４−１２ 1F