築200年以上の金沢の茶屋建築の中で、職人気分が味わえる金箔体験をスタート

2024年11月1日より、ひがし茶屋街『金澤しつらえ』にて開始

株式会社箔一

実際の工房で使われている道具で金箔体験する様子

 株式会社箔一(本社:石川県金沢市 代表取締役社長 浅野達也)では、2024年11月1日(木)より、「金澤しつらえ」(金沢市東山1丁目13−24)にて、新たに本格的な金箔体験を始めます。

金沢の人気観光地ひがし茶屋街にある金澤しつらえ

新しい観光市場に向けた、新しい取り組み

観光スタイルが、いま大きく変わりつつある中、日本に訪れる外国人たちは、観光向けにアレンジされたありきたりな名所旧跡よりも、よりリアルな土地の生活文化に触れたいという要望が増えてまいりました。また、日本のどこでも体験できるコンテンツではなく、その土地でしか経験できない文化体験とそれを実施する意義が問われるようになったと感じています。

金沢の伝統工芸、金箔

私たち『箔一』は、金沢の地で金箔という「文化」を守りつつも、「産業」として独り立ちさせることに長く取り組んできました。伝統の技を守りながら新しい技術を取り入れ、またマーケティングやブランディングの考え方に基づいた事業展開をおこなってきました。私たちは、金沢箔の現在進行形のかたちをより広く伝えたいと考え、文化観光、産業観光、体験観光を組み合わせたプランを、次世代型観光として推進しています。

今回は、その第一弾としてひがし茶屋街の金沢市指定保存建造物「金澤しつらえ」を会場に、200年にわたって受け継がれてきた茶屋文化や、金箔の文化を体感できる新しい体験をスタートします。

※本事業は「令和5年度いしかわ文化観光コンテンツ造成支援事業」(石川県観光連盟主催)に採択されたものです。

聚楽壁を説明する様子

200年の時の流れを体感する

金澤しつらえは、ひがし茶屋街創建の1880年頃に建てられ、当時の建築様式を今に伝えています。かつてお茶屋として芸妓が舞や踊りを披露していた時代の風情を残していますので、最も古く伝統的な出格子「木虫籠」や、十数年ごと16回にわたって塗り直されてきた聚楽壁など、建物に残された物語を紹介します。

木虫籠を説明する様子
伝統的な出格子木虫籠

金箔職人と同じ道具で工芸品をつくる

今回の体験プランは「本物」の体験にこだわりました。職人の指導のもと、実際に箔一の職人が工房でも使っている道具、同じ工程で金箔工芸品づくりを行います。もちろん職人と同じものはできませんが、一人ひとりが違った形になることも含めて楽しめるよう、プログラムを組み立てています。

職人が使っている道具で金箔体験する様子
金箔体験、製作過程の様子

加賀藩由来の茶の文化に触れる

休憩時間には350年の歴史と伝統をもつ楽焼の脇窯でもある「大樋焼(おおひやき)」の茶碗でお菓子とお抹茶を提供します。お菓子は『加賀藩御用菓子司 森八』の季節の上生菓子です。前田家三代 前田利常に由来する加賀藩の茶の湯文化が、いまもこの地に息づいていることを伝えます。お茶の簡単な作法もご説明させていただきます。

お抹茶と季節の上生菓子
休憩中の様子

■箔一文化観光プラン概要

料金:15,000円(税抜)

時間:約90分

プログラム:拭き漆技法で仕上げた木製の器に、振り筒という職人と同じ道具を用いて箔加飾を行います。

      休憩時間中に、お抹茶と上生菓子を食べていただきます。

ご予約:ご希望日の7日前までに
    箔一 直販マーケティング課
    TEL:076-240-0891(平日9:00〜17:00)
    Mail:cyokuhanmarketing@hakuichi.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社箔一

0フォロワー

RSS
URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
石川県金沢市森戸 2-1-1
電話番号
-
代表者名
浅野達也
上場
未上場
資本金
-
設立
-