東海地域でも進むインフラ老朽化問題の解決へ　ウインクあいち『建築総合展』で紹介 2025年6月19日（木）～ 20日（金）～築古マンションの「隠れた時限爆弾」、給排水管の独自再生技術を紹介～

株式会社P・C・Gテクニカ

2025年6月13日 15時00分

　給排水管再生事業を専門に行う株式会社Ｐ・Ｃ・Ｇテクニカ（本社：愛知県名古屋市、代表：藤井要、以下当社）は、増大するマンションの老朽化問題、特に給排水管の劣化に対する持続可能な解決策を提案するため、2025年6月19日（木）～20日（金）にウインクあいちで開催される『建築総合展』に出展いたします。

東海地域でも起こる可能性がある道路陥没、都市の地下に潜む「見えないリスク」への対策が急務

　近年急増している道路陥没事故。2025年6月10日、福岡市中央区今泉の国道202号線で発生した道路陥没事故は、私たちがいかに地下インフラの安定の上に成り立っているかを突きつけました。交通量の多い市街地での突発的な陥没は、人命に関わる大惨事となりかねない「地盤の危険信号」です。この事故は新設工事が原因と見られていますが、既存の地下管路の健全性も都市の安全を左右する重要な要素であることが浮き彫りになりました。

　実は、この「見えないリスク」は、都市の地下に張り巡らされた公共インフラだけでなく、私たちの身近なマンションにも潜んでいます。築30年を超えるマンションでは、給排水管の老朽化が深刻です。建物本体のメンテナンスは意識されやすい一方で、配管の劣化は意外と見過ごされがちな「盲点」。この劣化は、錆水や水圧低下だけでなく、いつ起こるか分からない漏水事故を引き起こし、高額な修繕費用や資産価値低下、居住者トラブルに直結します。

　創業約60年の当社が提供する特許技術「FRPサポーター工法」は、劣化した配管の内部に新たなパイプを形成することで、壁を壊さずに配管を再生します。これにより、居住者への影響を最小限に抑え、工事期間と費用を大幅に削減、さらに廃棄物も抑制します。資源・エネルギー消費を抑え、建物の長寿命化とSDGs達成に貢献するこの画期的なソリューションは、マンションの「見えないリスク」を根本から解決し、安心安全な都市生活を支えます。

　建築総合展では、この技術による具体的な解決策と導入事例を展示。ぜひ当社ブースでご確認ください。

“パイプの中にパイプを作る”特許工法とは？

　創業約60年の当社は、愛知県で給排水管再生事業を展開しており、主軸サービスは「FRPサポーター工法」という特許技術です。当工法は、老朽化して穴の開いた配管を洗浄し、特殊樹脂をコーティングすることで、パイプの中に新たなパイプを作ります。この技術によって、壁を壊して配管を取り替える必要がなくなり、納期短縮・コスト削減も実現できるだけでなく、大規模工事や廃材が非常に少ないことからSDGsにも貢献できると考えています。

サンプル管展示や工事風景動画、機材紹介も

　展示会ブースでは、再生工事を行った配管のサンプルをご用意しております。また、実際に機材を使用して配管工事を行うデモンストレーション動画を見ていただくことによって、理解を深めていただければと考えております。当社社員がブース内に常駐しているので、工法や工事内容についてのご質問だけでなく、ビルやマンションの状況に合わせたご相談もお受けしています。

＜開催概要＞

公式HP　： https://www.chukei-news.co.jp/kenchiku/outline/

会期　　： 2025年6月19日(木)〜　20日(金)10:00～17:00

会場　　：ウインクあいち7F・8F展示場

主催　　：公益社団法人愛知建築士会中部経済新聞社

入場料　　：無料（事前登録制）