「日本一浮かれている会社」

工業団地に現れた異端児 - 働き方改革と爆売れ通販の秘密

株式会社NTY

2025年1月31日 15時11分

東大阪の片隅で、とんでもない会社が生まれている。実働7時間のスーパーフレックス制で、オンオフ自由自在。それでいて、通販の売り上げは8年で50倍。最近では通販専用の社屋を増設し、事務所も一新したという。「日本一浮かれている会社」で一体、何が起きているのか。

自由な働き方で生産性向上

この会社では、社員一人ひとりが自身のライフスタイルに合わせて働くことができる。スーパーフレックス制・実働7時間により、週休３日で勤務している社員もいる。

これらは全て、社員のワークライフバランスを重視した結果だ。「社員が幸せでなければ、良いものは作れない」社長の言葉が全てを物語っている。

爆売れ通販の裏側

自由な働き方によって生まれたアイデアや創造性が、通販事業を大きく成長させた。顧客のニーズを的確に捉え、他社にはないユニークな商品を開発。その結果、売り上げは8年で50倍という驚異的な数字を叩き出した。

「浮かれている」の真意

勤務時間中に焼き芋を焼いている社長に社員がずばり聞いてみた。

社員:何されてるんですか？

社長:浮かれています。

社員:浮かれている理由は何ですか？

社長:焼き芋の仕上がりがいいからです。

社員:ふざけないでください

社長:風を読んでいます。未来の常識を取り入れるためです。

社員:どうゆうことですか？（笑）

社長:5年後、10年後には、多くの会社がうちと同じような働き方になってると思うんですよね。やっぱり誰でも働きやすい方がいいじゃないですか。

社員:もう少し分かりやすくお願いできますか？

社長:うちはいいと思ったらとにかく話し合うんです。お互いが納得いくまで話し合いますし、立場とかはそれほど重要ではなく、良いことは良いんですよ！自由な働き方ができるのも、各々が納得いく業務内容を納得いく給与できめる。それって実力が発揮できるんですよね。それがお互いの尊敬に繋がり、刺激し合って成長できるんですよ。

社員:なるほど。それにしてもどうしていつも焼き芋なんですか？

社長:みんな僕の作る焼き芋を食べると笑顔になるんですよ。今の会社があるのも焼き芋のおかげかもしれませんね。

もちろん、楽なことばかりではない。自由な働き方の分、社員には高い自主性と責任感が求められる。だが、この会社にはそれを乗り越えるだけの熱意と団結力がある。「浮かれている」それは、現状に満足せず、常に新しいことに挑戦し続ける姿勢の表れなのかもしれない。

【株式会社NTYについて】

株式会社NTYは昭和48年創業のステンレス鋼線の製造メーカーです。

ステンレス鋼線の製造で培った豊富な知識と経験を活かし、金属製品を中心にオリジナル商品の企画・開発・販売に取り組んでいます。

お客様の多種多様なニーズにお応えすべく、常に新しいアイデアと技術革新を追求し、独自の製品ラインナップを展開しています。

私たちが目指すのは、品質と信頼性を兼ね備えた商品を提供することで、お客様の期待を超える価値を創造することです。

▼オフィシャルサイト

https://www.ntystainless.co.jp/

▼インスタグラム
https://www.instagram.com/nty_enjoydiy/

▼YOUTUBE