東通グループ事業戦略発表会-TOTSU NEXT VISION-

建築と自然を調和させる作品で著名な建築家 隈 研吾氏が登壇「不動産の未来」について熱いトークを展開!「自然に回帰する時代に、どういうデザインが(不動産に)必要なのかを真剣に考えなければならない」

東通建物株式会社

東通グループは、「信じる未来、託す東通グループ 街の魅力を高める革新的なパートナー」というコーポレートスローガンのもと、不動産売買、賃貸管理、土地開発、ホテル事業など、多岐にわたる分野で事業を展開し、街づくりの最前線を走り続けてきました。

2030年に運用資産規模3,000億円の達成を目標に掲げ、2025年より始動するプロジェクト「不動産をもっと自由に大作戦」の発表をおこなうべく、6月2日(月)に「東通グループ事業戦略発表会(TOTSU NEXT VISION)」をTOKYO NODE HALLにて開催いたしました。

東通グループ  共同代表 桜木 翔
東通グループ  共同代表 HUGO CHIANG(ヒューゴ・チャン)

まず初めに桜木代表より、会社全体の活動内容について説明いたしました。「東通グループは、総合不動産会社として様々な取り組みを展開しています。お客様のニーズに応え、多様なサービスを提供することでマーケットの中で存在感を高めつつあります。特に注力していきたいことは、新しい価値を見出すプロデュース力の構築です。見る角度を変え、マーケットの中で見過ごされがちなチャンスを見出して、そこに新しい価値を創造していく。新しい価値を見出すプロデュース力こそが、私たちの目指す方向性です。」と熱い想いを語り、会場は拍手に包まれました。

続いて、ヒューゴ代表が登壇し、ご挨拶。「“なぜ東通なのか”とは問わず、“東通でしかできないことを考える“という180度の発想の転換により、恐れず、挑戦し続ける勇気をもたらしている。」と語りました。

事業戦略の発表
東通グループ 執行役員 桜井 吉男

次に、東通グループ 執行役員の桜井執行役員より、2025年より始動するプロジェクト「不動産をもっと自由に大作戦」について説明いたしました。作戦その①として、「資産運用を自由に!大作戦」を発表。「東通アセットマネジメント株式会社を設立したことで、運用資産を3,000億円まで拡大する重要なファクターになると考えております。」と説明しました。作戦その②として、「不動産投資を自由に!大作戦」を発表。「不動産投資や不動産での資産形成をまだされていない初心者の方の入口にもなっていければと考えています。今後はAIを活用した手法や機能なども考えております。」と説明しました。作戦その③として、「宿泊体験を自由に!大作戦」を発表。「立地や周りの環境に応じて、コンセプトを柔軟に設計してまいります。現在、(宿泊施設の建設に)取り掛かっている場所は、芝浦になります。“ゆったり”という雰囲気を味わっていただけるようなコンセプトを考えました。外観から容易にご想像いただけるかと思いますが、画一的で機能重視のビジネスホテルとは違います。」と説明しました。作戦その④として、「賃貸をもっと自由に!大作戦」を発表。「THE TOTSUシリーズというブランドを立ち上げます。スタンダードな賃貸物件シリーズとしての意味合いを持ち、 多様化の時代に沿った物件をリリースしていこうと考えています。」と説明しました。作戦その⑤として、「上質な暮らしを自由に!大作戦」を発表。「コンセプトとしましては、東京一等地で上質な暮らし、賃貸という選択の高級レジデンスとなります。

第1弾として、白金台2丁目に考えています。」と説明しました。

建築家 隈 研吾氏
株式会社ケン・コーポレーション 常務執行役員 髙山 一頼氏

さらに、東通グループが新たに手掛ける「TOTSU PREMIUM シリーズ」の第1弾の設計監修を手がけた建築家 隈 研吾氏、企画コンサルティング担当の株式会社ケン・コーポレーション 常務執行役員の髙山 一頼氏がゲストとして登壇。コメントを求められた隈 研吾氏は、「白金台は縁がある場所なんです。瑞聖寺を数年前に作って、自分の大好きな作品なもんですから、ちょうどその敷地のお話をいただいて・・・これは自分にとても縁があるなと。」と思いをめぐらせました。髙山 一頼氏は「東通グループは、ものすごいスピードで成長されようとしています。それに並走できるようにしたいと思いますし、隈先生がデザインされた白金台2丁目のプロジェクトを成功例に、高級住宅業界に一石投じられるような商品となるように尽力させていただきたいと思います。」とコメントしました。

 

 そして会の後半には、隈 研吾氏と様々な分野でクリエティブディレクターとして活躍する辻 愛沙子氏を交えて、「不動産をもっと自由に大作戦〜不動産業界の未来について〜」をテーマにトークセッションを展開しました。まず議題となったのは、キービジュアルのデザインについて。普段はデザインもやっている辻 愛沙子氏は、「良い意味で不動産業界らしくないデザイン。一見、何か新しいゲームや映画が始まるのではないかと思わせるようなワクワクを感じる。」と目を輝かせました。それを聞いた桜木氏は、「インパクトがありますよね(笑)文章を読んでいただくと、我々がこの社会や業界に対しての決意が込めれたメッセージが綴ってあります。些細なことでも社会を変えていく可能性があります。それを継続的に続けることが大事なのではないかという思いを込めております。」とコメントしました。

株式会社arca CEO / Creative Director 辻 愛沙子氏
建築家 隈 研吾氏

白金台2丁目プロジェクトを手掛けるにあたり、エリアに対する想いを問われた隈 研吾氏は、「日本の一番の幹線に歩いて繋がる特別な場所。昔の高輪のイメージである上品な高級住宅地を超えた場所になりつつある。」と回答。続けて、デザインのこだわりを問われた隈 研吾氏は、「斜面地に沿った閑静な住宅地の雰囲気を踏襲し、石垣の裂け目から入り、その上に緑の庭があり、それを見ながら上に登っていくという石垣・緑・空を感じられるデザインになっているので、楽しみにしておいてほしいなと思います。」とコメントしました。

 

次に、「不動産をもっと自由に大作戦」について、詳細を問われた桜井氏は、「一つお伝えできることは、東通グループはキーワードに“革新性”を軸に置いておりますので、近い将来、東通テクノロジーというような会社の設立も視野に入れております。また、趣味や職業に特化したような防音付きの配信者専用の住宅も展開があるかもしれません」とコメント。辻 愛沙子氏は、「暮らしからエンタメまで夢が広がる」と感激した様子を見せました。

 

さらに、不動産業界の未来を語るトークはさらに盛り上がりを見せ、10年後の未来について、隈 研吾氏は、「地球温暖化に建築はどういう風に貢献ができるか。環境が(建築の)テーマになったことは、コロナ明けのはっきりした現象なんですよね。日本は環境に対してスロースターターなんです。環境・緑が大きな(建築の)テーマになる。木を使うことが地球温暖化対策になる。それが世界の新しい建築のスタンダードになっていく。」と話しました。また、「リモートワークという新しい働き方が出てきたじゃないですか。リモートワークに対応する間取りや、“働く”と“住む”が混じったデザインが求められてくる。」と語りました。

不動産テクノロジーが起こす未来の変革について問われた桜井氏は、「不動産取引がSNSやプロップテックにより、かなり身近なものになってくるのではないかと思います。不動産業界はデジタル化に乗り遅れている気がするんですよね。そういう意味でも10年後は間違いなく全自動の世界になっていることでしょうね。」と話し、それを聞いた隈 研吾氏も大きく頷きました。

 

50年後の未来の居住空間について、隈 研吾氏は、「どういう風に自然を感じられるかのような自然との付き合い方が変わってくる。住まいの中に自然を持ってくる時代、自然と都市を回遊しながら生活するような時代も出てくる。人間が自然に回帰する時代に、どういうデザインが必要なのかを真剣に考えなければいけない」と熱く語りました。続けて、桜木氏は、「これからの50年と、今までの50年は時間の進み方が違うと思うんです。科学と技術の進歩によってものすごく早い。空飛ぶ不動産があってもおかしくないですよね(笑)固定の住所がなく、自由に移動できる。そんな面白い未来が楽しみです。」と期待を膨らませました。

 

 最後に、隈 研吾氏が改めて、「日本の不動産は保守的だった。変化しなくても売れたから。変化しなくても値段が上がるから。これから絶対変わらないといけない。人口が50年後には半分になり、テクノロジーのスピードも半端なく変わる。日本の不動産の大変換期が来ると思っていて、それに対応したものを僕らデザイナーは考えないといけない。」と語り、続けて桜木氏は、「人類が未来を作ることは、僕らの使命なのではないかと思う。ビジネスだけれども、自分がいる業界で何かを変えていくという意識を持ってチャレンジすることによって描くビジョンは現実になる。」と語り、会を締め括りました。

発表会 概要

■主  催:東通グループ

■開催日時:2025年6月2日(月) 14:00〜15:00(報道受付13:30)

■会  場:TOKYO NODE HALL

       (東京都港区虎ノ門二丁目6番2号虎ノ門ヒルズ ステーションタワー46F)

■登 壇 者 :東通グループ  共同代表 HUGO CHIANG(ヒューゴ・チャン)

      東通グループ  共同代表 桜木 翔

      東通グループ 執行役員 桜井 吉男

      建築家 隈 研吾氏

      株式会社ケン・コーポレーション 常務執行役員 髙山 一頼氏

      株式会社arca CEO / Creative Director 辻 愛沙子氏

■内   容:東通グループの紹介(東通グループ  共同代表 桜木 翔)

       東通グループのビジョンの紹介(東通グループ  共同代表 HUGO CHIANG)

       プロジェクト発表(東通グループ 執行役員 桜井 吉男)

       トークセッション

       (隈 研吾氏、辻 愛沙子氏、東通グループ 桜木 翔、桜井 吉男)

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会社概要

東通建物株式会社

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URL
https://www.totsu-group.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都港区新橋6-20-2 LOF Workspace
電話番号
03-6450-1101
代表者名
桜木 翔
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年10月