株式会社Herix、NYC株式会社と資本業務提携
買い手事業会社の初期検討におけるAIの活用を促進・Aidiligenceの販売を支援 ~定性的判断に依存していた初期検討をAIで定量・効率化へ~

株式会社Herix(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村丞、以下「Herix」)は、NYC株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:中塚庸仁、以下「NYC」)と戦略的資本業務提携を締結し、M&Aやスタートアップ投資を行う事業会社の、初期検討におけるAI活用の促進のために協業を開始したことをお知らせいたします。
Herixは、生成AIを活用したデューデリジェンスの効率化ツールの開発・運用(サービスはこちら)を行っており、本提携を通じて、NYCのこれまでの投資知見に基づき、買い手事業会社のM&A候補の初期的な検討やスクリーニングの効率化・高度化を目指します。これによりM&Aや投資における意思決定の精度とスピードを飛躍的に向上させることを目指します。
NYCは、事業会社への出資・支援に強みを持ち、様々な業界における投資・経営ノウハウを有しています。Herixとの提携により、スクリーニング段階における判断精度・スピードの向上を通じて、投資検討プロセス全体の質的転換を目指します。
背景と目的
近年、事業承継・M&A市場では中堅・中小企業の譲渡ニーズが高まる一方で、投資家にとっては検討にかかる工数や人材リソースの確保が大きな課題となっています。特に初期検討の段階では、アナログな作業に加え、高度な専門知識が求められるため、負担がより大きくなっています。
HerixとNYCは、こうした課題を解決すべく、AI技術により定量的・再現性のあるスクリーニングを実現し、候補企業の選別プロセスを構造化する新たな仕組みの構築を目指します。
今後の展開
本提携を通じて、両社は「Aidiligence」のスクリーニング機能のさらなる拡充やスコアリングアルゴリズムの高度化を図るとともに、NYCが有する投資プロセスへのAIの実装・効率化を進めてまいります。
今後は、NYCによるAidiligenceの販売支援も予定してます。

代表コメント
株式会社Herix 代表取締役社長 中村丞
高齢化の進行により、事業承継が必要な企業は今後ますます増えていく一方で、買い手側として適切な判断を下せる高度な人材は不足しています。そうした課題に対し、本サービスを初期検討の段階で活用いただけることを大変嬉しく思います。今後も、AIが人に代わるのではなく、専門家が本質的な判断に集中できる環境を整えることで、より良い意思決定を支援してまいります。
NYC株式会社 代表取締役社長 中塚庸仁
中小企業投資やスタートアップ投資において、初期のスクリーニングは限られたリソースの中で迅速かつ的確な判断が求められる重要なプロセスです。
今回の提携により、Herixの持つAI技術を私たちの投資プロセスに取り入れることで、これまで属人的・定性的になりがちだった初期検討を、より定量的で再現性のある形へと進化させていけると考えています。Aidiligenceが、今後の投資判断の質とスピードを高める基盤になることを期待しています。
会社概要
【Herix概要】
会社名 :株式会社Herix
代表者 :中村 丞
所在地 :東京都中央区日本橋室町 1丁目11番12号 日本橋水野ビル7階
事業内容:AIを活用したDD効率化SaaS事業
設立 :2024年1月
会社HP:https://herix.jp/
サービスHP:https://aidiligence.ai/
【NYC概要】
会社名 :NYC株式会社
代表者 :中塚庸仁、尾上侑己
所在地 :東京都中央区新川1-6-11
事業内容:中小企業投資事業、経営コンサルティング事業・M&Aアドバイザリー事業
設立 :2022年3月
会社HP:https://nycinc.jp/
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