46都道府県の「沖縄戦の戦没者慰霊塔」最新写真435枚を提供　沖縄タイムス社の報道写真　閲覧・検索・申し込み・決済までワンストップで

沖縄タイムス社の法人・企業向け写真二次利用提供サービス - 戦後沖縄を記録し続けてきた沖縄タイムス社の報道写真や、新たに撮り下ろした作品を有償でご提供します。

沖縄タイムス社

2025年6月16日 13時41分

北海道の「北霊碑」。沖縄戦戦没者10850柱、南方諸地域戦没者30000柱が合祀されている

　沖縄タイムス社（本社：那覇市、代表取締役社長：武富和彦）は戦後80年の節目に、46都道府県の「沖縄戦の戦没者慰霊塔」の撮り下ろし写真435枚を、法人様や企業様向けに有償で提供しています。ニコンシステム社の写真プラットフォーム「EPiTaS（エピタス）」を通じて、写真の検索、閲覧、使用申請、決済までオンラインでご利用いただけます。閲覧はこちら［https://okinawa.pro.epitas.com/］から。

　使用料など、ご利用についての詳細はhttps://okinawa.pro.epitas.com/help/guide/でご確認ください。

富山県の「立山の塔」。沖縄戦戦没者872柱、南方諸地域戦没者14000柱を合祀している

各県４～10枚を撮影

　46都道府県の慰霊塔・碑は糸満市を中心に、八重瀬町と宜野湾市に建立されています。沖縄戦の戦没者だけでなく、東南アジアや太平洋地域での戦没者も合祀している県もあります。戦後80年の報道や慰霊祭、平和を語り継ぐ集いなどの場面でご活用いただけたら幸いです。写真は各県それぞれ４～10枚掲載しています。

　沖縄の青空の下、管理・清掃の行き届いた各慰霊塔・碑をプロカメラマンが構図も工夫するなどして、丁寧に撮影しました。

　慰霊塔・碑の写真を利用なさる際には、各都道府県や遺族会などの管理団体から許可を取得する必要がありますので、ご注意ください。

46都道府県の慰霊塔の名称

　46都道府県の慰霊塔の名称は次の通りです。
　北霊碑（北海道）岩手の塔（岩手県）みちのくの塔（青森県）千秋の塔（秋田県）山形の塔（山形県）宮城之塔（宮城県）ふくしまの塔（福島県）栃木の塔（栃木県）群馬之塔（群馬県）茨城の塔（茨城県）房総之塔（千葉県）埼玉の塔（埼玉県）東京之塔（東京都）神奈川の塔（神奈川県）甲斐之塔（山梨県）静岡の塔（静岡県）愛國知祖之塔（愛知県）信濃の塔（長野県）立山の塔（富山県）新潟の塔（新潟県）黒百合の塔（石川県）福井之塔（福井県）岐阜県の塔（岐阜県）近江の塔（滋賀県）三重の塔（三重県）大和の塔（奈良県）紀乃國之塔（和歌山県）京都の塔（京都府）なにわの塔（大阪府）のじぎくの塔（兵庫県）因伯の塔（鳥取県）岡山の塔（岡山県）島根の塔（島根県）ひろしまの塔（広島県）防長英霊の塔（山口県）讃岐の奉公塔（香川県）徳島の塔（徳島県）愛媛之塔（愛媛県）土佐之塔（高知県）福岡の塔（福岡県）はがくれの塔（佐賀県）大分の塔（大分県）鎮魂長崎の碑（長崎県）火乃国之塔（熊本県）ひむかいの塔（宮崎県）安らかに（鹿児島県）

沖縄ならではの動植物やグルメの写真も

　沖縄タイムス社は1948年7月1日の創刊以来、沖縄県民に寄り添った報道を続けてきました。近年のデジタル技術の発達で、長年保管してあったネガをきれいに複写し、オンラインで閲覧していただける環境が整ってきました。沖縄タイムス社の法人・企業向け写真二次利用提供サービスでは、上記の戦没者慰霊塔の写真のほかにも亜熱帯気候の沖縄ならではの動植物やグルメ、観光地などの名所、伝統行事、各産業、著名人らの写真を日々、アップロードしています。22年間の米軍統治時代の政治や事件事故、住民運動などの写真も数多くあります。