戦国武将が愛した日本酒が今！甦る！小西酒造475年の新たな挑戦は原点回帰

古文書を紐解き、熟成の古酒「白雪寛座」が時を超えていよいよ発売！

小西酒造株式会社

2025年9月26日 17時33分

古き伝統から、新しき扉をひらく。白雪寛座、誕生！

日本酒メーカー小西酒造株式会社（本社：兵庫県伊丹市、代表取締役：小西新右衛門）は、創業475年を迎える節目に、新ブランド「白雪寛座（かんざ）」を発売いたします。本商品は、製造・貯蔵法の異なる古酒2種と、フランスの名門バカラが特別に製作したデカンタを組み合わせた、特別仕様。この商品は、日本酒の新しい価値観を提示する小西酒造の挑戦第１弾となります。

日本酒の未来を創り出す、それを実現する歴史と伝統の技

小西家には320年前から10万点におよぶ古文書が現存し、中でも「酒永代覚帖」は酒造りの知恵が凝縮された貴重な資料です。30年以上にわたり神戸大学の研究者が解読を進め、今も学術的価値の高い研究対象となっています。その知を土台に復刻された酒を20年かけて熟成し、さらに樽ごとに異なる個性をアッサンブラージュすることで、未来へ紡ぐ新たな味わいを創り上げました。単なる個と個の組み合わせではなく、香りと旨みを極めた芸術的作品とも言える、それが「白雪寛座」なのです。

２０年の時をかけて造り上げた小西酒造の思い

日本酒は「搾りたて」の鮮度ばかりが注目されがちですが、本来は熟成やアッサンブラージュ（調合）も重要な技術として発展してきました。ヨーロッパのワインやウイスキーが長期熟成で高い評価を得ているように、日本酒もまた「時を味わう」文化を持っています。しかし、現代で古酒に本格的に取り組む蔵は数えるほどしかなく、その中で小西酒造は江戸時代の古文書を手がかりに、かつての酒造りを現代に甦らせました。２０年の時をかけて、日本酒本来の奥深い味わい、香り、さらには楽しみの時間を加えています。

アッサンブラージュが導く、新たな出会いの瞬間

本商品に収められているのは「熟成古酒」と「大吟醸」のそれぞれをアッサンブラージュしたお酒。【熟成古酒】

ホッグスヘッド樽貯蔵のバニラやカラメルの風味、フレンチオーク樽貯蔵のスパイシーな香味、さらにミズナラ樽貯蔵の伽羅や白檀のような穏やかな風味をアッサンブラージュ。試行錯誤の長い時間をかけて絶妙な調合にたどり着きました。

【大吟醸】

年に一度、小西酒造の技術を尽くして造られる特別な大吟醸の古酒と、若々しい大吟醸をアッサンブラージュ。熟成による深い旨みと、華やかで透明感のある香りが一体となり、他にない味わいを実現しています。

バカラの特別な器にこめた不易流行の取り組み

この記念セットを特別な存在にしているのは、世界的なクリスタルブランド「バカラ」との融合です。バカラと小西酒造はお互いの文化継承と創造に向けた不易流行の取り組みに対する共感・敬意から開発がはじまりました。小西酒造475周年を祝して製作された特製デカンタは、琥珀色の古酒を注ぐ瞬間に光と香りをまとわせ、所有すること自体が特別な体験となります。バカラの約260年にわたる炎の魔術師たちの職人技と、小西酒造475年の歴史と技の融合は、まさに伝統と革新のストーリーを産み出し唯一無二の価値を象徴しています。クリスタルの器に注がれた酒はデカンタージュされることで香りが広がり、味わいがさらなる高みに到達します。