株式会社MAST、業界初のスポット航空貨物向け中立取引プラットフォーム「Umbrair(アンブレア)」を提供開始
信頼をそのままに、取引だけをアップデートする
航空貨物業界におけるスポット取引をオンラインで整える共通取引プラットフォーム「Umbrair(アンブレア)」の提供を開始しました。
株式会社MAST(代表取締役社長:高橋 知宏、本社:東京都港区、以下「MAST」)は、航空輸送におけるスポット貨物取引(註1)の市場で、業界初となる中立で公正な共通取引プラットフォーム「Umbrair(アンブレア)」の提供を開始しました。Umbrairは、荷主とフォワーダー(註2)の取引をオンライン上で一元化し、既存の取引関係をそのままに、判断のスピードと正確性を高める新しい共通基盤です。

航空貨物輸送の市場では、国際情勢の変化やサプライチェーン再構築の動きにより、突発的な需要に即応し、最適な輸送手段を適正な価格で確保する機動性が求められています。一方で、スポット貨物取引の実務は依然として電話やメールに依存しており、スピード・透明性・効率性の面で課題が残されています。
MASTが提供する「Umbrair(アンブレア)」は、荷主とフォワーダーが同じ情報をもとにスムーズかつ正確に取引できる環境を整える中立型の共通取引プラットフォームです。それぞれの意思と判断を正しく噛み合わせることで、手間を減らし、より迅速で確実な取引を可能にします。
また、Umbrairは、既存の取引関係や業務フローを変えることなく、共通の基盤として利用できる設計です。条件整理から提案・判断までの一連の流れを一体化することで、取引の正確性とスピードを高めます。人の判断や信頼を生かしながら、現場の実務に自然に溶け込む形でDXを推進する、新しい取引のかたちを実現します。

■ Umbrairが提供する価値
・荷主:手間なく納期と予算に即応できる「安心・納得の予約」
・フォワーダー:負担を抑え迅速かつ的確に対応できる「効率的な提案と受注」
・双方:共通のルールのもと業務のムダとストレスを減らし、取引成立までを最短化。
■ MASTの取り組み
MASTは、業界内において中立的な立場から、航空貨物業界全体の効率化・標準化を支援することを目的に設立されました。Umbrairは、業界に関わるあらゆる事業者が既存の枠組みにとらわれず参加できる「開かれた共通基盤」として運営されます。今後も、荷主・フォワーダーの皆様との連携を進めながら、実証・システム機能強化を通じて、迅速性と透明性を兼ね備えた次世代型の国際物流インフラを目指してまいります。
■ 運営会社概要
社名:株式会社MAST
事業内容:航空貨物輸送における中立で公正な取引プラットフォーム「Umbrair」の開発・運営
設立:令和6年6月6日
代表者:高橋 知宏
Umbrair公式サイト(お知らせ):
https://www.umbrair.com/news
資料ダウンロード:
https://www.umbrair.com/dlform
■ お問い合わせ先
株式会社MAST
E-mail:press@umbrair.com
(註1)定期契約に基づかず、その都度の案件ごとに手配される航空貨物輸送を指します。突発的な需要、在庫不足への対応、緊急輸送や繁忙期の追加手配などで発生することが多く、納期を守る対応力が求められます。
(註2)荷主(輸出入業者など)から依頼を受け、航空会社や船会社などの輸送手段を手配し、通関・輸送などを一括して請け負う国際物流事業者。航空輸送分野においては一般的に「航空貨物代理店」や「Air Freight Forwarder」とも称されます。
すべての画像
