全日本ボランティア連盟、ベネズエラ・ボリバル共和国大使館を訪問
地震被災地への支援金を贈呈、復興支援と今後の継続的な連携について意見交換
全日本ボランティア連盟は、ベネズエラで発生した地震による被災者支援のため、2026年8月24日(月)にベネズエラ・ボリバル共和国大使館を訪問し、支援金を贈呈しました。
当日は、駐日ベネズエラ特命全権大使の石川成幸(イシカワ・セイコウ )氏より、現地の被害状況や復旧・復興に向けた取り組みについて説明を受けるとともに、全日本ボランティア連盟のこれまでの国内外における災害支援活動を紹介し、今後の継続的な支援や人的・文化的交流の可能性について意見交換を行いました。

被災地の一日も早い生活再建に向けて
大使館からは、地震によって多数の人的・物的被害が発生し、住宅を失った方々への避難場所や仮設住宅の確保、被災建築物の安全確認、学校をはじめとする公共施設の復旧などが進められていることが説明されました。
また、国連をはじめとする国際機関との連携に加え、日本からも医療・支援関係者が現地入りしていることについて触れられ、遠く離れた日本から寄せられる支援や励ましのメッセージが、被災者や復興に携わる人々にとって大きな力になっているとの言葉がありました。
全日本ボランティア連盟からは、被災地の一日も早い復旧・復興を願い、支援金を贈呈しました。


「一度きりではなく、継続して現地とつながる支援を」
意見交換では、全日本ボランティア連盟がこれまで取り組んできた災害支援についても紹介しました。
過去の海外地震被災地では、被災した幼稚園の再建に加え、その後も子どもたちへの学費や食料支援を継続してきた経験があります。また、日本国内の大規模災害においては、道路が寸断・渋滞する中でバイクなどを活用して物資や人を運ぶなど、現場の状況に応じた支援活動にも携わってきました。
全日本ボランティア連盟は、災害発生直後の支援だけでなく、時間の経過とともに社会的な関心が薄れていく中でも、被災地との関係を途切れさせないことが重要だと考えています。
今回の訪問でも、支援金の贈呈にとどまらず、必要に応じて現地を訪れ、被災者や現地団体と直接つながりながら支援を続けていきたいとの意向を伝えました。
音楽を通じた子どもたちへの支援についても意見交換
会談では、ベネズエラで長年展開されている音楽教育・社会福祉プログラムについても話題となりました。
ベネズエラでは、音楽を単なる芸術教育としてではなく、子どもたちが集団の中で目標を持ち、互いに協力しながら成長するための社会教育として位置づけた活動が広く行われています。
今回の地震では、こうした教育活動を行う施設の一部にも被害が生じていることから、日本とベネズエラの子どもたちや音楽関係者をつなぎ、音楽を通じた交流や心のケアにつながる取り組みを行う可能性についても意見が交わされました。
災害による喪失や不安の中で、生活インフラの再建と同時に「心の復興」を支えることの重要性について、双方で認識を共有しました。

災害支援を「日常の文化」に
今回の意見交換では、日本における阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震などでの経験も共有されました。
災害発生時には大きな注目が集まる一方、時間の経過とともに報道や支援が減少し、長期間にわたって困難を抱える被災者が取り残されるケースがあります。
全日本ボランティア連盟は、ボランティア活動を一過性のものではなく、社会の日常の中に根付く文化として広げていくことを目指しています。
被災地に足を運び、顔を合わせ、声をかけ続けることそのものが、人の心を支える力になることがあります。
今回のベネズエラへの支援についても、一度限りの支援ではなく、現地のニーズを確認しながら、長期的な視点で協力の可能性を検討してまいります。
今後について
今後は、ベネズエラ側から現地の被災状況や支援ニーズについてさらに情報提供を受けながら、現地で連携できる団体・教育機関等とのネットワーク構築を進める予定です。
住宅、教育、子どもたちへの支援をはじめ、音楽・文化交流など、全日本ボランティア連盟だからこそ実現できる民間レベルでの支援について検討してまいります。
全日本ボランティア連盟は、国や地域を越えて人と人とが支え合う社会の実現に向け、今後も継続的な活動を行ってまいります。
訪問概要
訪問先:ベネズエラ・ボリバル共和国大使館
訪問日:2026年8月24日(月)
目的:地震被災者への支援金贈呈および復旧・復興支援に関する意見交換
参加者:
ベネズエラ・ボリバル共和国大使館 石川大使
全日本ボランティア連盟 阿部祐二(理事長)、友田ゆうき、井内徳次、ほか
全日本ボランティア連盟について
全日本ボランティア連盟は、国内外における災害支援、地域支援、教育・文化交流などを通じ、人と人とのつながりを基盤とした継続的な社会貢献活動に取り組んでいます。
災害発生直後の緊急支援だけでなく、その後の生活再建や心の復興までを見据え、現地の人々と直接つながりながら、長期的な支援活動を推進しています。
本件に関するお問い合わせ
全日本ボランティア連盟
担当:石崎美里
TEL:06-4980-2575(平日:10:00〜17:00)
E-mail:info@all-japanvolunteer.org
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