エリジウムスペース社、月面に故人の遺灰を送る宇宙葬サービス「月面供養」を日本で提供開始！

～　墓じまいと組み合わせたプランは５０万円から　～

宇宙葬サービスを提供するエリジウムスペース（本社：米国サンフランシスコ、CEO：トマ・シベ, Thomas Civeit）は、以前から提供してきた「流れ星供養」に加えて、2015年12月7日（月）より、月面へ遺灰を送る宇宙葬サービス「月面供養」を日本にて開始します。また、12月8日〜10日に東京ビッグサイトで開催される「エンディング産業展2015」にてブース出展いたします。【小間番号14-6】

「日本人にとって身近な天体『月』にお墓を持てる時代に。」

エリジウムスペース社は、2013年10月より日本で宇宙葬サービス「流れ星供養」の提供を開始し、これまでに日米あわせて約50名のお客様からの申し込みを受け付けてきました。

「流れ星供養」は、地球の周回軌道に1gの遺灰を収めた遺灰カプセルを、人工衛星を使って打上げるサービスです。カプセルを搭載した人工衛星は、数ヶ月〜数年地球の周りを周回したのちに大気圏へ再突入し、流れ星となって燃え尽きます。それに対して、本日発表した「月面供養」は、月着陸船で月面へ遺灰カプセルを送り、カプセルをそのまま月面 に安置します。つまり、その名の通り月がお墓になるサービスと言えます。

「月面供養」の最初の打上げは、2017年後半を予定しております。打上げに関しましては、民間のロケット打ち上げ会社である米国のアストロボティック社と契約を完了しており、米国内の発射場から打上げられる予定です。Webサイトにて申し込みを開始しており、120万円で月面にお墓を持つことが出来ます。「流れ星供養」と同様に、郵送で届くカプセルに遺灰を収めそちらをエリジウム社に返送していただくと、月着陸船の内部に搭載して打上げいたします。

 また、国内の専門事業者と提携し、近年大きな社会問題となっている「墓じまい」と組み合わせたプランも用意しました。月面にお送りするご遺灰の量は、直径2mmのマイクロチューブ1本分となりますが、お墓の処分費用や月面に送った残りの遺骨のための永代供養料も合わせて、50万円からで対応可能です(1柱ごとに12万円追加)。地方に残る先祖代々のお墓を処分しなければならなくなった場合でも、月面にお墓を持つことで、世界中どこからでも月を眺めることでお墓参りをすることができます。

遺灰カプセル

エリジウムスペースは、今後も様々な形で宇宙を活用した葬送サービスをお手頃な価格で提供し、さらなる葬送の自由を提供してまいります。

※12月8日〜10日に東京ビッグサイトで開催される「エンディング産業展2015」へブースを出展いたします。10日(木)の15時半からセミナーを開催いたしますので、お時間ございましたらぜひご参加ください。

■「エンディング産業展2015」セミナー概要
●テーマ:「～宇宙葬～エリジウムスペースが実現する新しいおくり方」
●講演者：エリジウムスペース事業開発担当役員　金本 成生
●開催日時：12月10日(木) 15:30〜16:30
●場所：東京ビックサイト（東京都江東区有明3-11-1）西4ホール 会場D 【D-13】
●参加費：無料

■エリジウムスペース社（Elysium Space, Inc.）について
エリジウムスペース社は、誰でも宇宙へアクセスできるサービスを提供するため、元NASAの技術者であるトマ・シベによって、サンフランシスコにて2013年に設立されました。NASA宇宙飛行士など宇宙の専門家と、葬儀業界の専門家のチームにより、世界で最も低価格で高品質なサービスを提供しています。“Elysium(エリジウム)”とは、ギリシャ神話に登場する英雄のための死後の楽園から名付けられました。日本にも拠点を展開しております。

■アストロボティック社（Astrobotic Technology, Inc.）について
米グーグルが開催する月面レース「GLXP」に参加し、米国ピッツバーグを拠点とする宇宙ロボット技術や宇宙ミッションを低価格で提供する宇宙開発企業。急成長している宇宙産業分野において、惑星探査・科学研究から観光にいたるまで、さまざまな形で惑星へのアクセス手段を提供。GLXP中間賞の「ランダーシステム」をはじめ３つの部門を受賞。

■「月面供養」サービス概要
●サービス名：月面供養（げつめんくよう）
●URL：http://www.elysiumspace.jp/
●利用料金：50万円〜
●日本国内受付開始：2015年12月7日（月）