観光立国実現に向けたクレジットカード業界としての取り組み

~クレジットカード決済環境の整備の重要性を再認識~


日本クレジットカード協会(略称JCCA、会長 浜川一郎 株式会社ジェーシービー 代表取締役兼執行役員社長)は、観光立国実現に向けた取り組みとして、「浅草・仲見世商店街におけるクレジットカード利用動向調査」および「クレジットカード加盟店向け指差しシート」を公表いたしました。主な要点は以下のとおりとなっております。

1.浅草・仲見世商店街におけるクレジットカード利用動向調査

昨年度、訪日外国人を対象に当協会が実施した調査では、クレジットカード利用環境に対する最大の不満は
「店舗入口等にカードの利用可能表示がないこと」であり、クレジットカード利用不可の場合、半数近くが「購入見送り」や「現金で支払える範囲で購入」との回答がありました。
今般、昨年度の調査結果を踏まえて、年間約1,891万人の観光客が訪れる浅草(※1)において、訪日外国人の
誘致に積極的に取り組まれている浅草商店連合会様にご協力いただき、クレジットカード利用動向に関する調査を
実施いたしました。
調査結果のポイントは下記の4点となり、インバウンド消費等の取り込みには、クレジットカードの利用環境整備が重要な要素であることを再認識しました。
 

(※1)台東区役所「平成26年度台東区観光統計・マーケティング調査」の統計情報
(※2)2014年12月Visa委託調査:インテリジェントターミナルの東京・京都・那覇の飲食店におけるアクセプタンス
マークの表示に関する調査(N750)によると、東京・京都・那覇の飲食店でアクセプタンスマーク(店頭などで見られる
国際ブランドロゴシール)を表示している店舗は3割弱(27%)【図2】
 



2.クレジットカード加盟店向け指差しシートの公表について

昨年度、当協会で作成したカード決済時の多言語支援ツール「指差しシート(英語・中国語・韓国語)」について、今年度は新たに下記の8言語(※)を追加し、当協会のホームページよりご利用いただけるようにいたしました。

(※)タイ語・インドネシア語・ベトナム語・ロシア語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語

<指差しシート(タイ語・インドネシア語・ベトナム語・ロシア語版)> 
 



当協会では、これらの調査結果を踏まえ、今後クレジットカード利用環境の整備を関係団体と連携を図りながら、
”世界で最もクレジットカードが使いやすい国”の実現、ひいては”観光立国”実現に向けた取り組みに一層注力
していくものです。
なお、本取り組みの詳細は当協会のホームページ(http://www.jcca-office.gr.jp/visit/index.html)に掲載して
おります。

<本件に関する照会先>

■日本クレジットカード協会 東京都港区新橋2-12-17 新橋I-Nビル1階
■TEL:03-6738-6621(担当:星野・柳瀬・隈部)

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【図1】今後の外国人観光客の受入意向(N=44)

今後の外国人観光客の受入意向は、「積極的に受け入れたい」「どちらかといえば受け入れたい」と受入に前向きな意向を示す店が9割を超える。



【図2】ビザ・ワールドワイド・ジャパンが東京・京都・那覇の飲食店750店舗に行ったアクセプタンスマークを貼っている割合(N=750)※出典:2015年9月16日Visaインバウンド消費推進懇親会資料

アクセプタンスマーク(店頭などで見られる国際ブランドロゴシール)を表示している加盟店は3割弱。



【図3】浅草・仲見世商店街のクレジットカード加盟店における国際ブランドロゴシールの表示調査(N=44)

クレジットカード利用について国際ブランドロゴシールの表示している加盟店は8割



【図4】浅草・仲見世商店街におけるクレジットカード決済を導入した動機(N=44)

「決済手段として必要と考えるため」との回答が最も多く(5割)、次いで「クレジットカードが利用できないことによる売り損じがあったため」と回答(3割)。



【図5】浅草・仲見世商店街におけるクレジットカード・現金支払の一人あたりの平均購入金額(N=44・円)

クレジットカード支払による購入金額は、現金支払の購入金額の「1.6倍」となっている。



【図6】浅草・仲見世商店街におけるクレジットカードと現金支払の購入金額の倍率(N=44・倍)

各業種(取扱商品)で、クレジットカード支払の方が現金支払と比較し、購入金額が高かった。
(「食べ物」で最大3.3倍となった)



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