樹林伸氏・樹林ゆう子氏が、「2016年アジアン・ワイン・パーソナリティ」賞を受賞
素晴らしいワインの世界をアジアに紹介した2人の有名漫画家-樹林伸氏、樹林ゆう子氏が、ザ・ドリンクス・ビジネス誌とヴィネクスポが認定する「2016年アジアン・ワイン・パーソナリティ」賞を受賞しました。
樹林伸氏と樹林ゆう子氏は、2004年11月に姉弟ユニット「亜樹直」のペンネームで週刊誌の連載『神の雫』をスタートしました。同作品は主人公-神咲雫が、世界的なワイン評論家であった父が残した30年間の希少なワインコレクションの所有権を巡り、父の死の直前に養子となった天才ワイン評論家と勝負を繰り広げるストーリーです。
『神の雫』は連続ドラマ化され、日本だけでなく世界中の若者のワインへの興味に火をつけました。そして熱烈なファンが神咲雫の冒険を辿り、ストーリーの中で登場する「シャトー・パルメ2000」、「シャトー・ラフルール1992」、「マルク・コラン モンラッシェ2000」等のボトルの需要が増加するという現象を引き起こしました。また、レストランでは『神の雫』を使ってワインをオーダーする人が現れたとも伝えられています。
2014年7月、単行本の最終巻(44巻)が刊行されました。そして『神の雫』は英語、フランス語に加えアジア各国の言語にも翻訳され、日本、韓国、香港、中国、台湾、インドネシアでは多くの読者を獲得しました。
ザ・ドリンクス・ビジネス誌とヴィネクスポによる「アジアン・ワイン・パーソナリティ」賞の授与は、今回で3回目となります。2014年にはジ・アジアン・グラン・メートル・オブ・ザ・コマンドリー・ド・ボルドーのヴィンセント・チュン氏、2012年にはグレース・ヴィンヤードのジュディ・チャン氏がそれぞれヴィネクスポ・香港にて同賞を授与されています。
「アジアン・ワイン・パーソナリティ」賞は、ワインの国際市場をリードするキー・パーソンが審査を行い、ぶどうの栽培から醸造、販売、マーケティングまで、アジア圏でのワインの販売促進において傑出した成果を表彰しています。
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