歌手・奈月れいが、ウクライナ避難民の方への支援と交流イベントを法政大学の学生とともに開催。40名を超えるウクライナ避難民の方が参加。

2023年3月25日、法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー スカイホールにて、ウクライナ避難民への支援と交流のイベントを、フリースタイル株式会社がプロモートする歌手・奈月れいが、法政大学自主マスコミ講座の学生とともに開催した。当日は40名を超えるウクライナ避難民の方が参加し、交流を深めた。

当日は、奈月れいが立ち上げた企画に賛同した、ウクライナ大使館が後援となり、ウクライナの絵画などの作品が展示用に貸し出され、ウクライナ心のケア交流センターひまわりの協力のもと、子供から大人まで都内近郊に住むウクライナ避難民が多数来場した。また江戸川中央ライオンズクラブからも後援を得てウクライナ避難民の方へのプレゼントや寄付も行われた。

法政大学に在学する留学生4名が壇上で、ウクライナの歴史、文化、そして今起きている現状などを日本の学生や参加者に向けてスピーチし理解を求めた。そして、日本の学生とのディスカッションでは、日本での生活のこと、将来のことなどの意見交換をし交流を深めた。
さらに在日ウクライナ人の中西亜廉さんが、避難民の方の生活の現状などを伝えるとともに、サポートの必要性などをスピーチし、少しでも手を差し伸べて欲しいということを訴えた。

第二部では奈月れい、チェリストの茂木新緑、ギタリストの河野彰の3名によるミニコンサートを開催。ウクライナの第二の国家とも呼ばれる愛国歌「紅いカリーナは草原に」をウクライナ語で披露。さらに今回のイベントのテーマにもなった自身の楽曲「明日へ」、文部省唱歌の「故郷（ふるさと）」を歌い上げ、参加したウクライナ避難民の方へ歌でエールを送った。

法政大学応援団からのエールで、本イベントは閉会したが、最後の閉会の挨拶で奈月れいが再び登壇、ウクライナ避難民の方々の暮らしが少しでも心穏やかに安らげるように、日本人として引き続きサポートできるよう、自分達が今後も努力をしていく、活動を続けていくという言葉が参加した避難民の方に向けて送られ、本人から避難民の方へひまわりがプレゼントとして贈られた。

参加したウクライナ避難民の方は、このイベントの開催をとても喜び、感謝の声も多く聞かれた。そして笑顔が会場を後にしてく方が多く、本イベントが本来の目的を遂行できたと実感できる瞬間だった。

－－－－－－－－－－
奈月れい プロフィール
東京都出身、最愛の母の死をきっかけに、本格的に音楽活動をスタート。 「何物にも代えがたいもの、、、それは人と人の絆、命」をコンセプトに活動中。 また歌謡曲から、洋楽まで幅広いジャンルを歌える歌唱力にも定評があり多くのファンを魅了。 さらに作詞作曲などを手掛けるなど、アーティストとしても幅を広げている。2015年「美山川 C/W 母の日に」にて本格デビュー。2014年よりレギュラー レインボータウンＦＭ『イレブンミュージック』パーソナリティを担当。
－－－－－－－－－－