福岡発スタートアップPear、シードラウンドで約3,500万円の資金調達
EC運営の「わからない」をなくす「OMNI-CORE（オムニコア）」を独自開発
株式会社Pear（福岡県福岡市、代表取締役：島井 尚輝、以下Pear）は、BEENEXT (シンガポール、Director: 前田ヒロ)、大和企業投資（東京都千代田区、代表取締役社長：栁原 藤雄）、F Ventures（福岡県福岡市、代表：両角 将太）より、シードラウンドの資金調達を実施したことをお知らせいたします。調達額はエクイティで約3,500万円になります。
omni-core
◼︎EC運営の「わからない」をなくすサポートシステム
Pearが最初のプロダクトとして開発を進める「OMNI-CORE（オムニコア）」（https://omni-core.jp/）は、EC事業を展開する企業や個人のEC店舗の運営をサポートするシステムです。OMNI-COREを導入した企業のEC担当者は、ITの知見が深くない場合でも、OMNI-COREが用意した質問に回答するだけで商品の種類や在庫状況、売上状況などの店舗として困っている部分が算出され、次にすべきアクションが表示されるため、ECサイト開設から運営、売上拡大に至るまでの最適な運用方法を即座に判断、実行することができます。（２０１８年春に正式リリース予定、現在ベータ版のみ公開中）
EC事業者が初めてECサイトを運営する際、商品の登録や梱包から搬送、在庫連携や決済の設定など、EC担当者には多くの運営業務が要求されますが、「何を優先して行えば良いのか、売れる店舗になるためには何をすれば良いのか」がわからないことがEC事業の売上向上の妨げになっていると私たちは考えています。OMNI-COREは、そういったEC運営の様々な「わからない」をなくすサポートシステムとして開発されました。EC事業者の店舗運営をサポートするコンサルティングサービスは数多く存在しますが、OMNI-COREではEC運用のサポートが全てシステム上で完結するため、企業は高いコンサルティングフィーを支払う代わりにOMNI-COREを導入することでEC運営にかける費用を大幅に抑えることが可能です。
その他、売上・アクセス数・損益・商品・顧客などのサイト分析機能や、複数のEC店舗情報をOMNI-CORE上で一元管理する機能なども実装され、EC運営を開始するEC事業者を立ち上げから売上拡大まで包括的にサポートいたします。
Pearは2017年8月に福岡を拠点に設立された、社員の平均年齢24歳のスタートアップです。福岡の中心地大名のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」にオフィスを構え、グローバル創業都市として勢いづく福岡市からも多数の支援を受けております。
代表取締役の島井尚輝（23）は、大学在学中から人材事業などのビジネスを手掛け、Webに関わる事業展開のなかで、中小企業のEC開業数は増加しているが、成功している店舗はあまり多くないことに気がつきました。そこで、より多くの企業がそれぞれのビジネスに適したECサイトを開設・運用できる世界を目指し、卒業後は自らの手でOMNI-COREを開発。今年8月にはベータ版をリリースし、2018年春の本格リリースに向けて開発を進めております。同時に、自ら手掛ける人材事業で築いた独自のルートを用い、優秀な学生をスカウトして主要開発メンバーとして迎え入れるなど、福岡のスタートアップ界隈でも特に若手エンジニア採用に注力しております。創業直後には、ECコンサルティング事業を10年間手がけてきたメンバーを取締役CSOとして迎え、その後EC構築ベンチャー企業で経験を積んだデザイナーを取締役CDOとして迎え、創業４ヶ月にして、社員数は20名近くまで増加しました。福岡発の技術ドリブンな若手ITスタートアップとして、今後のPearにご注目いただけますと幸いです。
【株式会社Pearについて】
会社名： 株式会社Pear （Pear inc.）
代表者： 代表取締役CEO 島井 尚輝
設立： 2017年8月3日
事業内容： EC店舗運営サポートシステム「OMNI-CORE（オムニコア）」
オフィス： 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名２丁目６−１１ 2F 202
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