標本に“触る”博物館 “Think Square”「身近な生き物展」を開催
~テーマはネコやニワトリなど目にする機会の多い生物~
知的好奇心を満たす博物館“Think Square”を運営するちそう株式会社(代表者:代表取締役 山本 智 以下、当社)は、新形態スクール「Study Next」を展開する株式会社Core-Grow(埼玉県三郷市 代表者:代表取締役 船引 純)と共催で、1都3県の計5会場にて、「身近な生き物展」を9月より実施いたします。展示テーマは、「よく知ってる。だけどよく知らない」ネコやニワトリなどの目にする機会の多い生き物です。
<キーワード>身近な生き物、触る博物館、知的好奇心
<キーワード>身近な生き物、触る博物館、知的好奇心
昨今、科学を取り巻く環境は厳しく(※)、ニュースでも研究者の雇用環境や不正問題などの課題が取り上げられる機会が多々あります。特に、経済活動に結び付きにくく、体制や資金を整えにくい基礎研究は、より厳しい環境にありますが、応用研究の下支えをしており、社会に還元できる価値を持つ可能性を秘めています。
そこで、現在の基礎研究の厳しい研究環境の改善に寄与するべく、まずは、社会に科学を知ってもらう、楽しんでもらうことから始めるために、当社は、「日常生活に、科学によって知的好奇心を満たす時間を創出する」をコンセプトとした標本に触る博物館“Think Square(シンクスクエア)”の企画・運営を2017年より開始しました。
Think Squareは、アクセスのよい場所にある空きスペースや空き店舗などを活用して展開。開館時間も夕方16時から夜21時とし、会社帰りに気軽に立ち寄って楽しんでもらうことを想定しています。また、当展示では、来場者が疑似的に研究者体験ができるよう、展示パネルでの思考のきっかけとなる問いかけと展示標本には自由に触れて、さまざまな角度で観察、撮影できるところに特徴があります。
この展示スタイルは、「イルカと水の生き物展」で170名以上、「水陸両用の生き物展」で450名以上の方に楽しんでいただきました。今回は、普段目にすることの多い「よく知っている」生き物の「よく知らない」骨格を体感してもらうべく、「身近な生き物」をメインテーマに展示を行います。
これまで、特徴的な生き物の魅力を取り上げてきましたが、今回の「身近な生き物展」では、身近に、非常に興味をかき立てられる魅力をもつ生き物がいて、その生き物と生活を共にしていることがあることに、改めて気づいでもらい、そこに潜む科学、生物学の魅力を感じてもらうことを目指しています。
Think Squareでは、今後、働き方改革が進み、自分のために使える時間が増えた方に、科学への関心を高めると同時に、趣味の開発や思考を活性化させる機会を提供していきます。また、平日来場の際に得た体験や知識を、休日、家族で来場いただいた際に活用いただくことによる家族コミュニケーションの深化の一助や、移動式(巡回式)展示の手法に改善による空き家活用への提案などにもつなげていきたいと考えています。
今後も、さまざまなテーマ展示を通して、当社は、社会に科学の楽しさ、面白さを訴求し、科学の発展の一助となる活動を行っていきます。
※文部科学省「平成30年度 科学技術白書」http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa201801/1398098.htm
<開催概要>
開催場所・日時:
◆東京・吉祥寺開催(リベストプレイス吉祥寺:武蔵野市吉祥寺南町2-4-6
9月3日(月)~9日(日) 平日16:00~21:00/土日 10:00~20:00
◆千葉・柏開催(手作り科学館Exedra:千葉県柏市末広町9-6)
9月15日(土)、16日(日) 10:00~17:00
◆神奈川・桜木町開催(ギャラリーぴおB1:横浜市中区桜木町1-1 桜木町ぴおシティB1F)
9月20日(木)~25日(火) 平日16:00~19:00/土日 11:00~19:00
◆埼玉・三郷開催(ピアラシティ交流センター:三郷市泉2-35)
10月6日(土)、7日(日) 10:00~20:00
◆東京・錦糸町開催(レンタルスペース錦糸町:東京都墨田区錦糸4-9-9)
10月15日(月)~10月21日(日)平日16:00~21:00/土日 10:00~20:00
出展標本:ネコ全身骨格、ツキノワグマ頭骨、ヒグマ頭骨、ウサギ全身骨格、ハムスター全身骨格、モルモッ ト全身骨格、ハシボソガラス剥製・全身骨格、ツバメ全身骨格、ニワトリ全身骨格 など
主催:Think Squares Project、Study Next
イベントサイト:https://www.think-squares.com/theme-2
入場料:400円 ※未就学児無料
主要展示アイテム例:
<Study Nextについて>
Study Nextでは、世の中のあらゆるモノ・コトを小中高校生向けの学習プログラムにアレンジし、五感を使った体験や経験を通して普段の勉強がよりリアルに未来につながることを体感してもらう学習環境を創造・提供しています。(http://core-grow.com/)
<Think Squares Projectについて>
Think Squares Projectは、基礎研究者の研究継続を支援することを目的に、知的好奇心を満たす博物館“Think Square”を展開。科学に触れる場、体感できる場を提供し、社会に科学を支援する雰囲気を醸成することに取り組んでいます。実際に標本に触れ、自由な角度で標本を観察し、思考してもらうことで知的好奇心を満たしてもらうことを考えています。(https://www.think-squares.com/)
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