宇宙を活用したビジネスアイデアコンテストS-Booster2021開催結果報告

S-Booster2021最終選抜会で、IoT衛星を活用した山火事早期警報のビジネスアイデアが最優秀賞に選ばれました。

一般財団法人日本宇宙フォーラム

2022年3月23日 18時05分

2年ぶりの開催となったS-Booster2021では、アジア・オセアニア地域から合計約２００件の応募があり、⼀次選抜、⼆次選抜を勝ち抜いた国内７チーム、海外5チームの計12チームのファイナリストが、2021年12⽉17⽇に開催された最終選抜会でプレゼンテーションを⾏い、審査・表彰されました。

S-Boosterは、アジア・オセアニア地域におけるベンチャーや個⼈、異業種等、事業化を⽬指す⼈を対象とした、宇宙を活⽤したビジネスアイデアコンテストです。優れたアイデアには、専⾨家によるメンタリングと呼ばれる経営⾯での助⾔等を⾏い、最終選抜会では、投資家や事業会社などの前でビジネスアイデアの発表を⾏うことでビジネス・マッチングの機会を提供すると共に、事業化の為の賞⾦を授与することで、その後の事業化に向けた⽀援を⾏っています。

◇S-Booster 2021最終選抜会の様子をまとめた動画を公開しましたので、ぜひご覧ください。
https://s-booster.jp/2021/

【開催概要】
日程：2021年12月17日（金）14時00分～18時15分
会場：日本橋三井ホール（〒103-0022　東京都中央区日本橋室町2-2-1　COREDO室町1 4F・5F）及びオンライン

【S-Booster2021最終選抜会特別審査員】
特別審査員長

慶應義塾大学大学院　政策・メディア研究科　特別招聘教授　夏野剛

特別審査員長代理

東京大学　空間情報科学研究センター　教授　柴崎亮介

特別審査員

　WiL 共同創業者CEO　伊佐山元
　宇宙飛行士　山崎直子
　ワングローバルベンチャー　チェアマン　ローラ・アンダーソン（オーストラリア）
　イーラコンサルティング　マネージングダイレクター　バラッド・クリシュ（インド）
　タイ地理情報・宇宙技術開発機関 (GISTDA)　副長官　ダムロングリッド・ニアマド（タイ）
　レオニー・ヒル・キャピタル　ヘッドインベストメンツテクノロジー　メディア＆テレコムセクター　ウィー・メン・スー（シンガポール）

【審査結果】
◇受賞結果とプレゼン動画はこちら
https://s-booster.jp/2021/final/index.html

[最優秀賞]

EcoSpace : IOT Satellite the Wildfire Early Warning Detection Systems
チーム名：EcoSpace　代表者名：Ms. Kanchanit Thumrongboonkate

[審査員特別賞]

スタートラッカを用いた宇宙状況監視による衛星衝突回避SaaS
チーム名：スターシグナル・ソリューションズ　代表者名：岩城　陽大

[アジア・オセアニア賞]

ハイブリッドキックモータによる小型宇宙機の可動性の向上
チーム名：Letara　代表者名：KAMPS Landon

スポンサー賞
[NTTドコモ賞]

ChipSpace
チーム名：ChipSpace　代表者名：Ms. Maria Victoria Alonsoperez

[スカパーJSAT賞]

Energy Orbit
チーム名：Entropy Research & Development　代表者名：Mr. Shubham Gosavi

[ソニーグループ賞]

EcoSpace : IOT Satellite the Wildfire Early Warning Detection Systems
チーム名：EcoSpace　代表者名:Ms. Kanchanit Thumrongboonkate

[第一生命賞]

海洋資源探査を効率化するための海洋観測システムの開発
チーム名：MizLinx　代表者名：野城　菜帆

[Honda R&D賞]

海洋資源探査を効率化するための海洋観測システムの開発
チーム名：MizLinx　代表者名：野城　菜帆

[JAXA賞]

物体を更新可能にする編み物方式3Dプリンタ「ソリッド編み機」
チーム名：Solidknit　代表者名：廣瀬悠一

*１
https://s-booster.jp/
S-Boosterは内閣府宇宙開発戦略推進事務局と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）で実行委員会を組織して運営しています。民間企業も協賛し、タイ地理情報・宇宙技術開発機構(GISTDA)がアジア共催しています。

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