昼光利用度の評価機能を強化した照明シミュレーション用ソフトウェア
LEEDに基づく昼光利用度の評価機能を始めとする各種機能を強化したLumiceptの新バージョン
株式会社インテグラは、建築業界向けの機能を強化した光シミレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」の新バージョン、11.2をリリース致します。
バージョン11.2では、特に昼光シミュレーションに関する機能が強化され、LEED®グリーン・ビルディング認証プログラム(以下、LEED)に則った建築物の昼光利用度の評価や、空間昼光自律性(sDA)及び年間日射量(ASE)を算出するための機能が追加されます。
LEEDは、建築物の環境性能を評価する目的で米国グリーンビルディング協会(USGBC)により開発された、世界的に使用されている評価システムです。Lumicept バージョン11.2では、LEEDの様々な評価分野(クレジット・カテゴリー)のうち、室内環境品質(EQ: Indoor Environmental Quality)における昼光利用度の評価を実施するための機能が提供されます。
また、年間を通した建築物の昼光利用度を評価するための指標である空間昼光自律性(sDA)や年間日射量(ASE)、連続昼光自律性(cDA)を算出する既存の機能について、より完全で統合化された形で提供されます。
バージョン11.2では、特に昼光シミュレーションに関する機能が強化され、LEED®グリーン・ビルディング認証プログラム(以下、LEED)に則った建築物の昼光利用度の評価や、空間昼光自律性(sDA)及び年間日射量(ASE)を算出するための機能が追加されます。
LEEDは、建築物の環境性能を評価する目的で米国グリーンビルディング協会(USGBC)により開発された、世界的に使用されている評価システムです。Lumicept バージョン11.2では、LEEDの様々な評価分野(クレジット・カテゴリー)のうち、室内環境品質(EQ: Indoor Environmental Quality)における昼光利用度の評価を実施するための機能が提供されます。
また、年間を通した建築物の昼光利用度を評価するための指標である空間昼光自律性(sDA)や年間日射量(ASE)、連続昼光自律性(cDA)を算出する既存の機能について、より完全で統合化された形で提供されます。
■Lumiceptバージョン11.2で追加される主要な機能の概要
1. LEED室内環境品質の昼光利用度基準に対する合否判定機能
建築物がどの程度環境に配慮した設計となっているかを評価するLEED評価システムには、自然の光である昼光を、人間の快適さを失うこと無くどの程度まで活用しているかを評価する基準が用意されています。Lumiceptバージョン11.2では、この基準に基づいて対象となる建築物を判断した場合に、所定の基準を満たしているかどうかを判定する機能が用意されています。判定結果はLEEDが規定する基準と比較され、基準の充足度合いによって所定の点数(クレジット・ポイント)が提示されます。
※本機能の利用にはLumiceptのオプション機能「PhotoQuants(フォト・クオンツ)」が必要です。
2. 年間を通した昼光利用度に関する各種指標の算出機能
Lumiceptバージョン11.2では、北米照明学会(IES)が提唱する昼光評価手法(IES LM-83-12)に準拠した、空間昼光自律性(sDA)及び年間日射量(ASE)を算出するための機能が提供されます。これらの指標の算出に必要となる年間を通した天空光の変化は、地球上のある地点における代表的な年間気象データを記述するものとして標準的に用いられているTMY形式ファイルに記載の情報を用いて再現されます。
窓等の開口部にブラインドが用意されている建築物についてこれらの指標の計算を行う際には、計算中に指定した条件が満たされている状態となっている間に限り、予め用意したブラインドのモデルを自動的に設置された状態にし、計算を実行する事が可能です。また、空間昼光自律性(sDA)及び年間日射量(ASE)に加えて、連続昼光自律性(cDA)の算出も可能となっています。
※本機能の利用にはLumiceptのオプション機能「PhotoQuants(フォト・クオンツ)」が必要です。
■製品データ
https://integra.jp/ja/products/lumicept
■株式会社インテグラについて
株式会社インテグラ(本社:東京都港区、代表取締役 兵頭 誉志)は、光シミュレーション用ソフトウェア製品の開発と販売、及び関連サービスの提供を行っております。1986年に最初の製品をリリースして以来、このカテゴリーにおけるパイオニアとして、照明や光学に関わるお客様が抱える様々な課題を解決するため、継続的に技術開発と製品の改良に取り組んでおります。現在の主力製品は光シミュレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」で、自動車や建築、電気機器、化成品等の業界において、高度な照明/光学シミュレーションを実現するツールとして国内外の多くのお客様にご利用頂いております。株式会社インテグラに関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
https://integra.jp/ja/
■参考用画像
(LEED EQ昼光利用度の判定結果の出力例)
* 本プレスリリースに記載されている内容、仕様、価格等の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。
* 本プレスリリースに記載されている会社名、団体名および製品・サービス名は、各社・団体の登録商標または商標です。
1. LEED室内環境品質の昼光利用度基準に対する合否判定機能
建築物がどの程度環境に配慮した設計となっているかを評価するLEED評価システムには、自然の光である昼光を、人間の快適さを失うこと無くどの程度まで活用しているかを評価する基準が用意されています。Lumiceptバージョン11.2では、この基準に基づいて対象となる建築物を判断した場合に、所定の基準を満たしているかどうかを判定する機能が用意されています。判定結果はLEEDが規定する基準と比較され、基準の充足度合いによって所定の点数(クレジット・ポイント)が提示されます。
※本機能の利用にはLumiceptのオプション機能「PhotoQuants(フォト・クオンツ)」が必要です。
2. 年間を通した昼光利用度に関する各種指標の算出機能
Lumiceptバージョン11.2では、北米照明学会(IES)が提唱する昼光評価手法(IES LM-83-12)に準拠した、空間昼光自律性(sDA)及び年間日射量(ASE)を算出するための機能が提供されます。これらの指標の算出に必要となる年間を通した天空光の変化は、地球上のある地点における代表的な年間気象データを記述するものとして標準的に用いられているTMY形式ファイルに記載の情報を用いて再現されます。
窓等の開口部にブラインドが用意されている建築物についてこれらの指標の計算を行う際には、計算中に指定した条件が満たされている状態となっている間に限り、予め用意したブラインドのモデルを自動的に設置された状態にし、計算を実行する事が可能です。また、空間昼光自律性(sDA)及び年間日射量(ASE)に加えて、連続昼光自律性(cDA)の算出も可能となっています。
※本機能の利用にはLumiceptのオプション機能「PhotoQuants(フォト・クオンツ)」が必要です。
■製品データ
製品名 | Lumicept バージョン11.2 |
リリース予定日 | 2022年2月上旬 |
対応OS/プラットフォーム | Microsoft Windows 8/10 64ビット版 |
■Lumiceptについて
https://integra.jp/ja/products/lumicept
■株式会社インテグラについて
株式会社インテグラ(本社:東京都港区、代表取締役 兵頭 誉志)は、光シミュレーション用ソフトウェア製品の開発と販売、及び関連サービスの提供を行っております。1986年に最初の製品をリリースして以来、このカテゴリーにおけるパイオニアとして、照明や光学に関わるお客様が抱える様々な課題を解決するため、継続的に技術開発と製品の改良に取り組んでおります。現在の主力製品は光シミュレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」で、自動車や建築、電気機器、化成品等の業界において、高度な照明/光学シミュレーションを実現するツールとして国内外の多くのお客様にご利用頂いております。株式会社インテグラに関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
https://integra.jp/ja/
■参考用画像
(LEED EQ昼光利用度の判定結果の出力例)
(昼光自律性シミュレーションの設定画面)
(昼光自律性評価面の設定例)
(天空光の設定例)
* 本プレスリリースに記載されている内容、仕様、価格等の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。
* 本プレスリリースに記載されている会社名、団体名および製品・サービス名は、各社・団体の登録商標または商標です。
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