【2022年の平均年収】年収査定を行った人の平均年収や理想年収・転職意識を調査

年収査定に興味がある層の平均年収と理想年収の差

年収査定などデータを分析し、日本の平均年収や年代別年収推移などを解説する年収ポータルサイト「平均年収.jp」を運営する株式会社WAMICOは、2022年に年収調査した方を対象にアンケートを実施、年収や転職に対する意識などの特徴をまとめました。

調査概要
調査対象：就職活動・転職活動をしたことがある方
調査期間：2022年1月1日～12月31日
調査機関：自社調査
調査方法：年収査定による調査
有効回答数：1263人（女性301人／男性962人）
回答者の年代：10代 0.6％／20代 47.1％／30代 35.9％／40代 13.2％／50代以上 3.2％

調査結果サマリー
・平均年収は「529万円」だが理想年収は「789万円」
・約47％が「転職を強く希望している」

年収査定に興味がある人の平均年収は529万円

2022年度に1,000人以上の方に年収査定をしたところ、平均年収は529万円という結果になりました。また、年収の中央値は631万円でした。このことから、年収査定する方は、日本の平均年収よりも高く、一定以上の年収がある方が多い傾向だと推測されます。

男女別

平均年収を男女別で見ると、男性の平均年収は564万円、女性の平均年収は416万円。男女間で約150万円の差があることがわかりました。

内閣府男女共同参画局が2021年に調査した「男女間賃金格差（我が国の現状）」によると男女間賃金格差は長期的には縮小していますが、まだまだ格差の大きい状況が続いています。

＜参考＞

https://www.gender.go.jp/research/weekly_data/07.html

 

みんなが思っている理想の年収

年収査定した方に理想年収を尋ねたところ、約789万円という結果になりました。
男女別に見ると男性963万円、女性833万円で、男女ともに理想年収と現実の年収に大きな差があることがわかります。

男女ともに「年収が上がるなら転職したい」と思っている人が多数

年収査定をした方に転職願望についてのアンケートを実施したところ、男女ともに最も多い回答が「年収が上がるなら転職したい」、次いで「タイミングが合えば転職する」さらに「すぐにでも転職したい」で、計約47％となりました。

「今の職場で昇給したい人」は約13％、「副業したい人」は約5％だったことから、今の会社で年収アップを目指すより、転職願望が強い人が多いことが推測されます。

「すぐにでも転職したい」のは平均年収463万円

「すぐにでも転職したい」と回答した方の平均年収は463万円で、理想年収は834万円。

その他の回答の平均年収と理想年収は下記のとおりですが、「すぐにでも転職したい」方が特に転職後の大幅な収入アップを望んでいると考えられます。

・年収が上がるなら転職したい：平均年収513万円/理想年収768万円              
・今の職場で年収UPが目標：平均年収568万円/理想年収806万円
・副収入で稼ぐことを目標にしている：平均年収632万円

31歳が最も転職を意識している

「すぐにでも転職したい」と回答した方の平均年齢は31歳でした。
また、「今の職場で昇給したい」と回答した方の平均年齢が32歳だったことから、30代前半で、転職するか今の会社で頑張るのか見極める方が多い傾向だと推測されます。

まとめ

2022年度に年収査定をした方の平均年収は529万円でした。

しかし、理想年収は789万円とその金額には乖離があり、年収アップするために転職を視野に入れている方が増えています。

30代前半で転職を目指す方が多い傾向ですが、いくつになっても選択肢はたくさんあります。年収に関するあらゆる情報がまとまっている「平均年収.jp」で世の中のリアルな状況を知り、今後のキャリアを考えてみませんか。

 

平均年収.jp　https://heikinnenshu.jp/
年収査定　https://heikinnenshu.jp/satei/