néné petit による写真展と総勢約20名の作り手が参加するZINEを同時発表

岡﨑果歩と中本ひろみによるユニットがZINE「Image Paper」を刊行。今回の写真展では、多方面からキュレーションされた作品を誌面とは異なる表現方法で展示。

株式会社XICO

2025年7月11日 11時25分

アートギャラリー see you gallery（恵比寿）にて、néné petitによる写真展「Image Paper」を2025年7月17日（木）より開催いたします。

フォトグラファー岡﨑果歩とスタイリスト中本ひろみから成るクリエイティブユニット、néné petit による写真展を開催いたします。

2023年の初個展「étude」や、様々なファッションブランドへのコミッションワークなど媒体を問わず活動するnéné petitは、今回パブリッシャーとして初となるZINE「Image Paper」を刊行に至りました。

本展示では初号のテーマである ”desire” を表現するために多方面からキュレーションされたコントリビューターによる作品が、néné petit の手によって誌面とは異なる空間ならではの表現方法で展示されます。

開催概要

■タイトル：néné petit「Image Paper」

■レセプション：2025年7月16日（水）18:00〜20:00
■会期：2025年7月17日(木) 〜 8月3日（日）

■時間：13:00〜20:00 （会期中無休）
■会場：see you gallery
■住所：〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-15-7 2F

■入場：無料
■WEB：https://seeyougallery.com/exhibitions/image-paper_nene-petit/
■主催：see you gallery
■ディレクション：J.K.Wang

「Image Paper」

néné petit による初のZINE。初号では「desire」をテーマに多方面で活動するクリエイターを招聘し、各々の解釈で作品制作を依頼。多様な表現を一冊にまとめるため、クリエイターへの依頼後は内容をコントロールすることなく彼らに方向性を委ねた。コントリビューターは、初めてカメラを手に取った10歳の少年、鳩を撮り続けていた写真家、フライドポテトが好きな人々、男性の身体を物質的存在と捉え独自の視点で見つめる写真家、ファッションで活躍するスタイリストやフォトグラファーなど多岐にわたる。タイトル「Image Paper」はイメージ像をそのまま紙にプリントする、イメージの集積のような意味合いがある。一冊ごとにテーマを設け、今後も続いていく予定。

コントリビューター

Wang Ruiyu (デザイナー）
Yosuke Demukai (フォトグラファー)
Peter Gun Sho (スタイリスト)
Mikito Iizuka (フォトグラファー)
Takao Iwasawa (フォトグラファー)
Aiko Koike (デザイナー)
Yosuke Toyoda (ヘアメイクアップアーティスト)
Kan (フォトグラファー)
Ai Takahashi (スタイリスト)
Akari Cassidy (デザイナー)
Tenkou Ma (フォトグラファー)
Yuka Hirac (メイクアップアーティスト)
Satomi Suzuki (ヘアスタイリスト)
Keiki Banja (フォトグラファー)
Beri (メイクアップアーティスト)
Hyun (ニットデザイナー)
auskou (スタイリスト)
Rei Kuroda (フォトグラファー)
Yusaku (ヘアメイクアップアーティスト)

Design : Wang Ruiyu
Pigeon Image : Yosuke Demukai

アーティストプロフィール

néné petit

フォトグラファー岡﨑果歩とスタイリスト中本ひろみによるクリエイティブユニット。 2020年から活動開始。ファッションブランドなどのコミッションワークを行う傍、2023年には初の個展「étude」を開催。同展では、足に焦点を当てた作品を展示。演劇のエチュードに触発された手法を用いて、スタイリングや撮影を即興で行った。2人の独自のスタイルであるワンダーランド感を追求し、予期せぬ瞬間や非現実的な美しさを取り込んだ幻想的な作風を展開している。

Instagram： @néné petit / @kaho_okzk / @hirominakamoto_

ギャラリーステートメント

コミュニケーションをデザインし、クリエイティブで実装する株式会社XICOが運営する、「see you gallery」。作家のあらたな挑戦、文化的価値と商業的価値の融和、非連続な成長の機会となることを目的として生まれました。

視覚表現を主とした展覧会を開催するギャラリースペースとなっており、共存共栄を志しに、作家の活動紹介、作品の発表、及び販売を通じて、作品と社会の関係性を模索します。作家にとって、作品が結実する場所であると同時に、そこから何かがはじまり「またね」と再会を願える場所。それが、私たちの考える see you gallery です。

場所は、JR恵比寿駅より徒歩4分の立地にあり、こぢんまりとしたホワイトスペースで構成されています。メインギャラリーと、やわらかい光が差し込みながら遮光も可能な展示ルーム、蔵書を保管するリーディングルームから成る、100平米超のスペースとなっています。

レトロビルのワンフロアを改装したつくりとなっており、芸術との距離を身近に感じられる場として、写真芸術の普及、市場の形成、作家のプラットフォームとして貢献できるよう努めます。