【アウトドア×福祉】アウトドアをブームで終わらせず、持続可能な支援に繋げていく。Outdoor Welfare (アウトドア・ウェルフェア)を通じて、障がい者支援をもっと、“そと”へ。

株式会社ノラクリエイト

2023年8月5日 09時25分

株式会社ノラクリエイト（野良道具製作所：広島県廿日市市）と一般社団法人御園（就労継続支援B型御園工房：広島県広島市）は、それぞれが持つアウトドア事業と福祉事業の共同プロジェクト「Outdoor Welfare（アウトドア・ウェルフェア）」をスタートさせます。

第一弾として、不要になったアウトドア衣料を就労支援施設で加工し、製作した「もったいない草履」をリリースします。

【Outdoor Welfare とは】

どこかインドアで、閉鎖されたイメージが強い障がい者支援。
それを、もっと「そと」へ。
障がい者雇用を増やし、QOLの向上を目指すため、まずは障がい者雇用へのイメージを変えていきたい。

それを目標にアウトドア用品メーカー・野良道具製作所と就労支援事業所・御園工房がタッグを組み、両者共通の理念で取り組んでいるのが　“Outdoor Welfare”　です。

【共同企画製品第一弾「もったいない草履」】

アウトドアで不要になったり、結局使わなかった衣類（Tシャツ）を材料に、御園工房の利用者さんの手で一つ一つ編まれた布ぞうりです。

もったいない草履の販売開始時期は8月15日、販売場所は野良道具製作所の直営店舗（旧広島市民球場跡地・シミントひろしま内）、または公式オンラインストアにて販売いたします。

また同時に、材料となるTシャツの寄付も、野良道具製作所の直営店舗にて随時受け付けております。

アウトドア・キャンプブームが盛り上がる一方、障がい者支援の世界では常に「仕事が無い（少ない）」という状況が続いています。

弊社がアウトドア用品メーカーとしての活動をスタートした5年前、最初の製品「野良ストーブ」の組立梱包を就労支援施設に依頼した所からはじまり、これまで多くの面で就労支援施設の方々に助けてもらってきました。

その経験から確信を持って言えるのが、就労支援施設で仕事がないのは働き手が「障がい者だから」ではなく、我々が、企業側が、「障がい者だからできない」と勝手に思い込んでいることです。

その思い込みを払拭すること、そして、より幅広い仕事を障がい福祉の世界に取り入れていくこと、それによって全ての人に豊かで明るい暮らしを送ってもらうことを目指し、このOutdoor Welfareという活動をスタートさせました。

【今後のビジョン】

今後、この取り組みの発展として更なる製品開発はもちろん、