日本初!急成長のeSports市場で産学連携プロジェクトが始動大阪芸術大学×カプコン 「カプ芸杯 令和バトル1」イベントレポート
~大阪芸術大学 芸術計画学科学生による全面的なサポートにより運営~
カプコンと本学とのコラボ開催は、2019年2月に日本初として実施され、この度2回目の開催となります。前回と同様、大阪芸術大学芸術計画学科の学生が、eスポーツコネクト株式会社の協力のもと大会を運営しました。
■本ビジュアル
本学卒業生で、現在デザイン学科客員教授の茂本ヒデキチ氏に、本大会開催においてeSportsを題材とした墨絵を制作いただきました。茂本ヒデキチ氏は、日本の画材『墨』によるドローイングを得意とし、そのスピード感あるタッチで、既存の墨絵では描かれなかったモチーフを取り入れています。その独特な作品は、日本国内はもとより海外からのオファーも多く、現在は、2020年世界大会に向けたアスリート墨絵看板が羽田空港全域で掲げられています。
<優勝者yujix選手コメント>
「カプコンさんとの共同開催の大会ということで、賞金もこれほど頂ける大会はなかなかなく、注目していた大会でした。今回東京からわざわざ遠征してきたので、優勝だけを狙って参加しました。思った通り優勝でき、賞金もいただけてうれしいです!」
大会終了後、本学卒業生で、カプコンより司会として参加した綾野智章氏は、「カプコンとしても、関東の盛り上がりに追いつけるよう、これからも関西からストリートファイターVの大会の盛り上がりを全国に届けていきたい。」と本大会を締めくくりました。
■大阪芸術大学 芸術計画学科学生コメント
・本大会運営にどのように学科生は関っているか
「芸術計画学科では、2年生より「アート」「音楽」「イベント」の3領域から授業を選択できます。本イベントに関わる学生は、「イベント」領域を選択した学生です。3年生を中心に、ディレクター・大会運営・ステージ進行・配信対応など、準備から当日の運営に関わる様々な役割を担っています。この大会自体が学生にとっては学びの場となっています。」 (芸術計画学科2年)
・本大会の運営に携わった所感
「本大会では、eSpors大会運営を実際にされているeスポーツコネクト株式会社様と共同運営をしております。実際の第一線で活躍する方々と現場に入る経験では、とても学ぶことが多いです。例えば会場設置において"配線ひとつとっても、お客様に見えるところは綺麗にし、来場されるお客様にとって快適に観覧いただけるようにする"等、自分達だけでは気づかない事を多く学びました。」(芸術計画学科2年)
・卒業後、どのような方向性に進みたいと考えていますか。
「イベント企画に関わる仕事に就きたいと考えています。領域はまだ決めていないのですが、芸術計画学科では、 幅広いジャンルのイベントプロデュース事業に携わることができるので、これから自分の道を探していきたいと思います。」(芸術計画学科2年)
「音楽イベントの運営に携わっていきたいと思っております。今回、カプ芸杯にてディレクターという役職で全体統括に携わらせていただきましたが、常に全体を見て指示出しをする難しさを学びました。この経験は、将来の仕事でも必ず役に立つと思っています。」 (芸術計画学科3年)
■教員コメント(芸術計画学科 村上敬造教授)
eSportsを「スポーツ競技」として扱わないという考えの方も現状いらっしゃるようですが、元々海外で「スポーツ」という言葉は「競技・楽しむ」という視点が大切にされており、その点、eSportsも日本国内より受け入れられています。
大阪芸術大学 芸術計画学科では、今後さらに成長するeSports業界に早くから目をつけ、未来を担う学生たちにeSportsイベントのプロデュースに触れてほしく、カプコン様との本取り組みを開始いたしました。
現在は、実戦形式でのイベントプロデュース運営をする形でのカリキュラム導入ですが、今後はさらに、講義形式の授業含め、より多角的にeSportsイベントプロデュースについて、深く学んでいける体制を取り、時代を切り開いていける人材育成に力を入れていきたいと考えています。
<実施概要>
【日時】 5月26日(日)11:00~16:00
【場所】 大阪芸術大学 総合体育館3階第2アリーナ前(大阪府南河内郡河南町東山469)
【出演者】 司会:綾野智章氏
解説:キヨマツ氏
実況:大和氏
試合の模様はhttps://www.twitch.tv/capcomfighters_jpから観る事ができます。
試合結果トーナメント表はこちらからご確認ください。https://challonge.com/ja/ReiwaBattle1
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