スマホなどの端末性能に依存せずに高精細なバーチャル空間を体験可能にする「リアルタイムクラウドレンダリング」を実運用化
~ KDDIのXR領域におけるクリエイティブチーム「au VISION STUDIO」に技術・コンテンツ提供 ~
株式会社stu、及び、KDDI株式会社は、WEBブラウザやスマートフォンで高精細なバーチャル空間を体験できる技術「リアルタイムクラウドレンダリング」を採用したコンテンツ「願いツナグサクラ VIRTUAL ver.β Presented by au VISION STUDIO」(https://cloud.ginza456-negaisakura.com/ ) を発表しました。
1000本以上の桜の表示
1000個以上の絵馬の表示
ボリューメトリックフォグ表現
水面の反射表現
リアルタイムクラウドレンダリングでは、大容量のデータを事前にダウンロードする必要がないほか、ビデオカードなどのグラフィックスアクセラレーターがない端末でも快適に高精細なコンテンツを実行することができるため、より広くユーザー層を獲得することが可能となります。また、コンテンツ制作者は、端末スペックの制約なくバーチャル空間を構築することができるため、さらなる表現の向上に挑戦することが可能となります。さらに、AWS Wavelength (注1) と5G通信を活用することで、より低遅延でストレスのない映像伝送やインタラクション、高解像度化を実現できます。
本技術の応用例として「商業施設空間」「都市空間」「ライブコンサート空間」のような高精細なバーチャル空間をあらゆる端末で楽しむことができることを想定しています。
現在、株式会社stuでは、これら技術を活用したメタバース空間でのボリューメトリックビデオ活用やリアル空間とバーチャル空間の連動技術、また、当技術を用いたコンテンツ配信が簡単に行えるSDKの提供や、複数のメタバース空間をシームレスに移動可能な仕組みの実現などを目指して開発を進めております。
(注1) 「AWS Wavelength」は、アマゾン ウェブ サービス (AWS) のコンピューティングサービスとストレージサービスをau 5Gをはじめとする5Gネットワークのエッジに組み込むことで、機械学習、モノのインターネット (IoT)、動画やゲームのストリーミング配信など、超低遅延が求められるエッジコンピューティングの活用を支援するサービスです。
※Amazon Web Services、AWS、AWS Wavelength、Amazon Elastic Compute Cloudは、米国およびその他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
https://biz.kddi.com/5g/aws_wavelength/
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