Intelligence Design、AI画像認識技術・IOT端末を利用したビルオーナー様向け交通量調査自動化サービス「IDEA counter」をリリース
〜交通量自動調査の実証実験を実施、人間による計測と同程度のカウント結果を実現〜
AIソリューションを提供するIntelligence Design株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中澤拓二 以下Intelligence Design)は、AI画像認識技術・IOT端末を活用した交通量調査自動化サービス「IDEA counter」をリリースします。本ソリューションにより、交通量調査を“安価に”、“手軽に”実施することが可能となります。
●概要:
「IDEA counter」は、Intelligence DesignのAI技術「IDEA」の画像認識技術を利用した交通量調査自動化サービスです。株式会社ソラコム(本社:東京都港区、以下ソラコム社)のIOT端末、「S+Camera Basic」とセットにすることで、ビルテナントから歩道/道路が画角に入るようにカメラを設置するだけで、計測可能となるサービスです。
車両・歩行者の検出には、Intelligence Designが蓄積したディープラーニングによる画像認識のアルゴリズムを搭載しており、高い計測精度を実現します。
今回のリリースに先立ち、明治神宮前近辺に複数のビルを所持する宮崎ビルのオーナーと連携し、「IDEA counter」を活用した交通量調査を実施しました。結果、カウント数が、人の目視によるカウント数と同程度の結果となることを確認しました。
今後は建物の前を通る通行者の行動情報などのデータを取得するとともに、当該データをマーケティングに利用していただく体制の構築を進めてまいります。
●背景:
厚生労働省の予測では、日本の生産年齢人口は2017年の6,530万人に対し、2025年の時点で6,082万人、さらに、2040年にはわずか5,245万人にまで減少するとみられています。年間の人口の自然減の幅は例年高い水準を維持しており、当該状況を踏まえて各種自動化に関するソリューションが求められております。
翻って、国土交通省にて「ICTを活用した新道路交通調査体系検討会」が設立され、これまで5年に1回実施されてきた「道路交通センサス」を主体とした調査から、ICTを活用し常時観測を基本とした「新たな道路交通調査体系」の構築を目指し、データ収集にあたって課題の抽出やデータ活用について検討されています。2019年度から2020年度にかけては、様々な形でICTを利用した調査を実施し、2025年に常時観測を実現する予定が発表されました。近い将来、本分野においてAIによる映像解析が重要な位置を占めることになります。
※出典元:国土交通省 「第1回 ICTを活用した新道路交通調査体系検討会 配布資料」
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/ict/doc01.html
●サービスの特徴:
1. 長期間の計測が低コストで可能
交通量の調査は人手による計測が行われてきました。今回のようにAI映像解析によって自動で実施することで、従来難しいとされた長期間の計測を低コストで実施することが可能です。
2. Intelligence Design社独自の画像認識アルゴリズム
映像から高い精度で車両・歩行者を検出するためには、膨大な学習データが必要な場合がほとんどです。ID社が今までの案件にて蓄積したアルゴリズムを利用することで、高精度な検出を実現します。
3. 属性情報を取得可能
交通量のカウントができるだけでなく、服装・持ち物などのトレンド情報も取得できるため、マーケティング目的でのデータ取得も可能です。
4. 簡易なデータ連携、操作性
「IDEA counter」で検出した交通量データは、リアルタイムでウェブ上から確認が可能です。加えて、グラフなどでの可視化も実現します。
5.端末導入が容易
従来の交通量調査において必要であった道路使用許可申請も不要、かつソラコム社の端末を設置後、通信部分を起動後すぐに稼働可能となります。
●実証実験:
(概要)
「IDEA counter」のリリースに先駆け、下記の実証実験を行いました。
本実証実験は、渋谷区神宮前の宮崎ビルのビルオーナー様と共同で実施いたしました。当社が提供しているAI映像解析を活用し、11月19~20日、宮崎ビルA棟の計測地点で撮影した映像をAIによって解析、通行者の数、通行者の属性情報を自動で判別し、集計しました。
その結果、人間による計測と同程度の計測結果が得られたことを確認しました。
(人数カウントのイメージ)
計測地点で撮影した映像をAIによって解析、通行者をカウントしたイメージは下記の通りとなりました。なお、画像データは端末に保存せず、カウント結果のみWEB上から提供することになります。
今後、カウント精度の更なる向上を図りつつ、通行者の行動情報やトレンド情報などを取得・提供してまいります。加えて、本データを出店計画などのマーケティングなどに利用していただけるような基盤の構築を予定しています。
●ユーザー:
(宮崎ビル・ビルオーナー様)
「ビルテナントのバリューアップにつながるIOT端末によるソリューションであり、大変期待しております。交通量を可視化することでデータの利用&売買等につながると感じております。また、交通量だけでなく、IOT端末の機能拡充により、映像解析やセンシング技術を利用しての防犯関連の対応/効果も今後期待していきたいと思います。」
●協業パートナー:
(ソラコム社)
この度のIntelligence Design様のビルオーナー様向け交通量調査自動化サービス「IDEA counter」のリリースを心より歓迎します。
「IDEA counter」と「S+ Camera Basic」の組み合わせにより、お客様は簡単な取り付けと少ない初期コストで、IoTとAIによる高度な画像処理技術を活用し、リアルタイムで交通量データ調査を実施することができます。
「IDEA counter」が、IoTとAIといった最新技術をより身近なものとし、ビル管理における次世代型データ調査の普及、さらには収益向上や予防保全などの分野においてもデジタルデータ活用の実践を拡げると期待しています。
株式会社ソラコム 代表取締役社長 玉川 憲
株式会社ソラコムについて
モノをつなぐためのIoTプラットフォームSORACOMを提供します。「S+ Camera Basic」は、セルラー通信と電源が一体となったカメラで、SORACOMプラットフォームを通じてセキュアなIoTカメラ活用とフレキシブルなAIアルゴリズム活用をサポートします。
ウェブサイト:https://soracom.jp/
●提供企業:
(会社情報)
会社名 :Intelligence Design株式会社
代表者 :中澤 拓二
事業内容:先端技術の社会実装事業
設立 :2018年5月
本社 :東京都渋谷区神宮前
URL :https://i-d.ai
●本件お問い合わせ先:
窓口:IDEAカスタマーサポート
E-mail:support@i-d.ai
「IDEA counter」は、Intelligence DesignのAI技術「IDEA」の画像認識技術を利用した交通量調査自動化サービスです。株式会社ソラコム(本社:東京都港区、以下ソラコム社)のIOT端末、「S+Camera Basic」とセットにすることで、ビルテナントから歩道/道路が画角に入るようにカメラを設置するだけで、計測可能となるサービスです。
車両・歩行者の検出には、Intelligence Designが蓄積したディープラーニングによる画像認識のアルゴリズムを搭載しており、高い計測精度を実現します。
今回のリリースに先立ち、明治神宮前近辺に複数のビルを所持する宮崎ビルのオーナーと連携し、「IDEA counter」を活用した交通量調査を実施しました。結果、カウント数が、人の目視によるカウント数と同程度の結果となることを確認しました。
今後は建物の前を通る通行者の行動情報などのデータを取得するとともに、当該データをマーケティングに利用していただく体制の構築を進めてまいります。
●背景:
厚生労働省の予測では、日本の生産年齢人口は2017年の6,530万人に対し、2025年の時点で6,082万人、さらに、2040年にはわずか5,245万人にまで減少するとみられています。年間の人口の自然減の幅は例年高い水準を維持しており、当該状況を踏まえて各種自動化に関するソリューションが求められております。
翻って、国土交通省にて「ICTを活用した新道路交通調査体系検討会」が設立され、これまで5年に1回実施されてきた「道路交通センサス」を主体とした調査から、ICTを活用し常時観測を基本とした「新たな道路交通調査体系」の構築を目指し、データ収集にあたって課題の抽出やデータ活用について検討されています。2019年度から2020年度にかけては、様々な形でICTを利用した調査を実施し、2025年に常時観測を実現する予定が発表されました。近い将来、本分野においてAIによる映像解析が重要な位置を占めることになります。
※出典元:国土交通省 「第1回 ICTを活用した新道路交通調査体系検討会 配布資料」
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/ict/doc01.html
●サービスの特徴:
1. 長期間の計測が低コストで可能
交通量の調査は人手による計測が行われてきました。今回のようにAI映像解析によって自動で実施することで、従来難しいとされた長期間の計測を低コストで実施することが可能です。
2. Intelligence Design社独自の画像認識アルゴリズム
映像から高い精度で車両・歩行者を検出するためには、膨大な学習データが必要な場合がほとんどです。ID社が今までの案件にて蓄積したアルゴリズムを利用することで、高精度な検出を実現します。
3. 属性情報を取得可能
交通量のカウントができるだけでなく、服装・持ち物などのトレンド情報も取得できるため、マーケティング目的でのデータ取得も可能です。
4. 簡易なデータ連携、操作性
「IDEA counter」で検出した交通量データは、リアルタイムでウェブ上から確認が可能です。加えて、グラフなどでの可視化も実現します。
5.端末導入が容易
従来の交通量調査において必要であった道路使用許可申請も不要、かつソラコム社の端末を設置後、通信部分を起動後すぐに稼働可能となります。
●実証実験:
(概要)
「IDEA counter」のリリースに先駆け、下記の実証実験を行いました。
本実証実験は、渋谷区神宮前の宮崎ビルのビルオーナー様と共同で実施いたしました。当社が提供しているAI映像解析を活用し、11月19~20日、宮崎ビルA棟の計測地点で撮影した映像をAIによって解析、通行者の数、通行者の属性情報を自動で判別し、集計しました。
その結果、人間による計測と同程度の計測結果が得られたことを確認しました。
(人数カウントのイメージ)
計測地点で撮影した映像をAIによって解析、通行者をカウントしたイメージは下記の通りとなりました。なお、画像データは端末に保存せず、カウント結果のみWEB上から提供することになります。
今後、カウント精度の更なる向上を図りつつ、通行者の行動情報やトレンド情報などを取得・提供してまいります。加えて、本データを出店計画などのマーケティングなどに利用していただけるような基盤の構築を予定しています。
●ユーザー:
(宮崎ビル・ビルオーナー様)
「ビルテナントのバリューアップにつながるIOT端末によるソリューションであり、大変期待しております。交通量を可視化することでデータの利用&売買等につながると感じております。また、交通量だけでなく、IOT端末の機能拡充により、映像解析やセンシング技術を利用しての防犯関連の対応/効果も今後期待していきたいと思います。」
●協業パートナー:
(ソラコム社)
この度のIntelligence Design様のビルオーナー様向け交通量調査自動化サービス「IDEA counter」のリリースを心より歓迎します。
「IDEA counter」と「S+ Camera Basic」の組み合わせにより、お客様は簡単な取り付けと少ない初期コストで、IoTとAIによる高度な画像処理技術を活用し、リアルタイムで交通量データ調査を実施することができます。
「IDEA counter」が、IoTとAIといった最新技術をより身近なものとし、ビル管理における次世代型データ調査の普及、さらには収益向上や予防保全などの分野においてもデジタルデータ活用の実践を拡げると期待しています。
株式会社ソラコム 代表取締役社長 玉川 憲
株式会社ソラコムについて
モノをつなぐためのIoTプラットフォームSORACOMを提供します。「S+ Camera Basic」は、セルラー通信と電源が一体となったカメラで、SORACOMプラットフォームを通じてセキュアなIoTカメラ活用とフレキシブルなAIアルゴリズム活用をサポートします。
ウェブサイト:https://soracom.jp/
●提供企業:
(会社情報)
会社名 :Intelligence Design株式会社
代表者 :中澤 拓二
事業内容:先端技術の社会実装事業
設立 :2018年5月
本社 :東京都渋谷区神宮前
URL :https://i-d.ai
●本件お問い合わせ先:
窓口:IDEAカスタマーサポート
E-mail:support@i-d.ai
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