UiPath社、すべての知識労働の自動化を加速するAI搭載の新機能を含む最新版「UiPath Platform 2023.4」を提供開始

~生成AIを活用したアドオン機能や強力な開発者ツールを新たに導入~

UiPath株式会社

エンタープライズ自動化ソフトウェアのリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、本日、AIを搭載した自動化により、発見や自動化、大規模な運用を支援する最新プラットフォーム機能として「UiPath Platform 2023.4」の提供開始を発表しました。

「UiPath Platform 2023.4」では、ユースケースの品質向上が見込める生成AIのアドオン機能や、ガバナンスと制御を実現する新しいエンタープライズツールが含まれるなど、画期的なAIの進化に沿うものです。新機能により、組織が業務遂行に必要となるシステム、人、コミュニケーションの中で流れる情報に対し、迅速な自動化の構築、価値実現までの時間短縮、そして生産性の向上が実現します。


AIによって根本的に働き方が変わり、ビジネスリーダーのデジタルトランスフォーメーション戦略も変化しています。ビジネスリーダーは、より少ないリソースでより多くのことを達成し、成長を促進し、限られた時間枠でビジネスモデル全体の価値を最大化しなくてはなりません。こうした目標達成へのプレッシャーにさらされる組織のために、UiPath Business Automation Platformは製品スイートを拡大します。エンタープライズレベルのAI機能や、新しい開発者エクスペリエンス、強化されたガバナンスやサポート機能などによってより多くのプロセスが自動化され、あらゆる労働者や開発者にアイデアを行動に移す機会を提供します。


【UiPath Platform 2023.4のアップデートに含まれる主な新機能】

●AIによる自動化

AIはUiPath Platform全体に組み込まれており、シンプルな自動化から高度な自動化まで構築できる可能性が広がります。UiPath Document Understandingには現在35のモデルが組み込まれており、ビジネス上重要な文書を検証しながら常に学習し、人間によるレビューの例外の数を継続的に削減しています。UiPath Communications Miningのモデルは、最新生成抽出機能のFlan-T5をはじめとする最新の大規模言語モデルをベースにしています。UiPathに組み込まれたAIを活用できることはもちろん、お客様が独自にAIモデルを持ち込むことも可能で、OpenAI、Microsoft、Google Cloud、AWSより外部AIモデルを統合することもできます。


生成AIをサポート:OpenAIコネクタにより、ChatGPT機能とAzure OpenAI Serviceをベースとした予 測文章機能とチャット補完機能が利用できます。

オープンコネクタ:Google Vision、Microsoft Vision、Microsoft Sentiment、Microsoft Translator、AWS SageMakerなど、主要なAIサービス用の新コネクタを提供します。

Clipboard AI™:技術者ではないナレッジワーカー向けの高度なAIで、コピー&ペーストの手間を省きます。例えば、元となるスプレッドシート、ドキュメント、アプリ、写真などから大量のデータをコピーし、それを別のフォーマットやラベル、データ規約に沿って新たな場所に貼り付けるといったような、ユーザーが日常的に繰り返し行う作業をClipboard AIが学習し、作業全体をナレッジワーカーに代わって実行します。


●強力な開発者ツール

ローコードツールやソリューションアクセラレータ、自動テストなどが強化され、市民開発者やプロの開発者が自動化を迅速に実践できるようオプションを拡張します。


Studio Web:プロの開発者向けの強力なツールと、市民開発者向けのシンプルでシームレスなエクスペリエンスを提供します。クロスプラットフォームのユーザーは、ソフトウェアのインストールが不要で強力なローコード・ビルド・プラットフォームにブラウザベースでアクセスできるため、迅速にあらゆる市民開発者への利用が広がります。

Attended Automation(有人オートメーション)の改善:UiPath Studioの自動化開発者向け新機能であるトリガーベースのAttended Automationにより、開発者は特定のユーザーアクションに基づいた自動化を実行できるようになり、より豊かな体験が実現します。また、コールアウト機能の強化によって、既存のソフトウェアをよりスマートにすることができます。これにより、ユーザーは基盤となるアプリケーションを更新することなく、既存のソフトウェア製品群に文字数や数値の制限などのカスタムルールを追加できます。

UiPath Appsの機能強化:UiPath Appsによってフォルダへの展開が容易になり、アプリケーションのライフサイクル管理が強化されます。またVB.NET式言語も追加したことで、開発者が新たに使える機能が広がります。

SAP Heatmap:SAPの利用状況やテスト結果がわかるようビジュアル化することで、テスターやビジネスアナリストがSAPの健全性を即座に理解できるようになります。


●エンタープライズレベルの管理、ガバナンス、セキュリティ

ロボット業務のライブ中継、遠隔操作、録画:Unattended Robotsが業務を実行する様子をライブ中継で見られるようにした上で、遠隔操作も行い、後でレビューやトラブルシューティングができるよう録画し、ロボット業務を最大限可視化します。この機能は、より優れた自動化を実現する業界初のソリューションで、信頼性の高い検証可能な結果をもたらすとともに、すでにサードパーティー製のデバッグツールを利用しているお客様の総所有コスト削減にも貢献します。

ロボットの機能面で業界をけん引するAutomation Cloud Robotsサイズとコストの選択肢が増えるほか、「Bring Your Own License」(ライセンスの持ち込み)や、基本イメージでのUiPath Studio、自動VMプール、同一仮想マシン上での複数のランタイムのサポートなどが選択できます。つまりAutomation Cloud Robotsは、ロボットの機能面で明確な業界リーダーとなる存在です。

パブリッククラウドでのAutomation Suiteの展開を簡素化AKS/EKSのサポートにより、AzureまたはAWSからお客様が管理するKubernetesクラスタにAutomation Suiteを展開することができます。


自動化の価値実現までの時間を短縮

ソリューションアクセラレータ技術文書やワークフロー、モデルをパッケージ化することで、発見、設計、開発にかかる時間と費用を削減します。初期のアクセラレータには、ITサービス管理、財務(購入から支払いまで)、ヘルスケア(デジタル採用の最適化)などが用意されています。

ROIの比較ROIの観点から最も影響のある自動化を容易に見つけ出し、見積もりと実際の結果とのギャップを特定し、自動化戦略のベースとなる視点を得ることができます。

最新のサポートプログラム:UiPathの専門家によるアドバイスが得られるほか、スピーディーな対応、ミッションクリティカルなサポート、パーソナライズされたガイダンスが簡単に手に入ります。UiPath Activate Successは、新たな自動化の機会を迅速に展開しようとする企業に最適なもので、UiPath Enterprise Successは、ビジネス成果を達成するためパーソナライズされたプロアクティブなアプローチを求めている組織に最適です。(日本では順次対応予定)


UiPath社の最高製品責任者であるグラハム・シェルドン(Graham Sheldon)は次のように述べています。

「UiPath PlatformにおけるAIを搭載した自動化の継続的なイノベーションは、組織が目標をより迅速に達成するための無限の可能性に匹敵します。当社のオープンで柔軟なエンタープライズ対応プラットフォームにより、お客様は最新の基本モデルや生成型体験など、AIエコシステムを通じたイノベーションを活用できます。お客様は、エンド・ツー・エンドのビジネスプロセス変革を実現する単一のプラットフォームを求めています。開発者やITプロフェッショナル、そしてビジネスユーザーは、UiPathに組み込まれたエンタープライズレベルのセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンスにより、責任を持ってAIを活用できます。当社プラットフォームの新テクノロジと新機能のリリースにより、幹部レベルのリーダーは自動化によるビジネス変革をさらに加速させることができるでしょう」


以上


UiPath社について

UiPath(NYSE:PATH)は、より多くの人々が、より創造的、協調的、戦略的に働けるよう、あらゆる知的業務をレベルアップさせることをミッションとしています。AIを搭載したUiPath Business Automation Platformは、最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと、エンド・ツー・エンドのプロセスを理解、自動化、運用する機能群を組み合わせ、これまでにない迅速な価値創造を可能にします。刻々と変化する時代を生き抜くためにさらなる進化が必要な組織にとって、UiPathはThe Foundation of Innovation™(イノベーションの基盤)としての役割を果たします。詳細については、www.uipath.com/ja をご覧ください。


UiPathはUiPath社の米国およびその他の国における商標です。また、すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。これらの名称、商標およびブランドの使用は、承認を意味するものではありません。

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会社概要

UiPath株式会社

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URL
https://www.uipath.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルSPACES
電話番号
-
代表者名
南 哲夫
上場
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資本金
-
設立
2017年02月