【バリアフリーカレンダー】第29回日本文具大賞2020 優秀賞を受賞
有限会社 真美堂手塚箔押所(本社:東京都新宿区/取締役社長:手塚博雄)は、目で視て・指で触って読める「バリアフリーカレンダー」が、【国際】文具・紙製品展ISOTが主催する第29回日本文具大賞2020・デザイン部門の優秀賞を受賞したことをお知らせいたします。
■バリアフリーカレンダーとは
視覚障害のある方と晴眼者との穏やかな″共生″をコンセプトに、アートディレクター・関 宙明氏(mr.universe)がデザインを手掛けるバリアフリーカレンダーは、日常使いに適したシンプルなデザインと、誰もが使う心地よさを感じられるバリアフリーに配慮したカレンダーです。近年、加齢や病気によって増加傾向にある中途視覚障害の方の点字習得の難しさを背景に、それまで慣れ親しんだ文字・数字の形を真美堂独自の特殊加工である浮き出し文字で表現し、目(視覚)と指(触覚)のどちらからでも読むことを可能にしました。
▼バリエーション
カラータイプ
カレンダーを飾る空間に自然に溶け込むよう、オレンジとグレーのやさしい配色でコントラストをつけました。
白地タイプ
印刷のない真っ白の用紙に浮き出された立体的な文字が、光の陰影によって映し出されます。また影の変化から一日の光の移ろいを感じることもできます。
■商品特長
○読みやすく美しい立体的な文字
これまで多くの視覚障害のある方へリサーチを重ね、50種以上の用紙と、版、圧力の試行を繰り返した結果、触って読み取れる文字の高さを実現しました。さらに、文字・数字に使用するフォントにも着目。触ったときの読みやすさと視覚的な美しさを兼ね備えた「フォアフィンガー書体」を採用しました。市販製品や公共施設の案内図等で数多くの実績を誇る信頼のフォントです。
○シンプルさが心地よいミニマルなデザイン
カレンダー本来の読む使いやすさはもちろん、そのデザイン性の高さも魅力のひとつ。飾るシーンや場所を選ばないシンプルなデザインで、お部屋のインテリアとして私たちの生活に自然に溶け込みます。
○ご使用いただいた方と一緒に製品改良
当社では毎年、バリアフリーカレンダーをご購入頂いた方にアンケートを実施。一人でも多くの方に使いやすいカレンダーを求めて、アンケートで寄せられたご意見を積極的に反映しています。
○盲導犬育成施設・アイメイト協会への寄付
毎年バリアフリーカレンダーの売上げの一部は、盲導犬育成施設のアイメイト協会へ寄付をしています。アイメイト協会は国内初の盲導犬育成に成功した歴史と実績のある施設です。これからも多くの盲導犬を必要とする方のもとで活躍する姿を願い、微力ながら応援してまいります。
■商品概要
《製品名》 バリアフリーカレンダー
《バリエーション》 カラータイプ、白地タイプ
《外形寸法》 W250×H350(mm) ※金具含まず
《仕 様》 表紙含め13枚綴り/リング綴じ
《価 格》 3,200円+税
売上げの一部を、盲導犬育成に最も実績のある、公益財団法人 アイメイト協会へ寄付いたします。
《協 賛》 社会福祉法人 桜雲会、社会福祉法人 日本点字図書館、公益財団法人 アイメイト協会
【バリアフリーカレンダー2020】商品ページはこちら
http://sinbido.co.jp/products/1083
■日本文具大賞とは
機能面・デザイン面において、その年のもっとも優れた文具に贈られるアワードです。受賞製品は2020年9月2日(水)~4日(金)に東京ビッグサイトで開催される【国際】文具・紙製品展ISOTの特設展示ブースにて展示されています。また、会期初日の9月2日(水)には表彰式がおこなわれました。
〇審査員コメント(一部抜粋)
視覚障害者にも晴眼者にも認知しやすいフォアフィンガー書体を採用し、シンプルながら機能を十分に満たす美しいバリアフリーカレンダー。全く色を使わないホワイトタイプは、陰影の美しさが新鮮でデザイン性の高い逸品。
(女子美術大学 芸術学部長 プロダクトデザイン専攻 主任教授 松本 博子氏)
大きさ、文字(数字)の見やすさ、紙の質感、エンボス加工による凹凸のバランス、どれをとってもちょうどいいところで、完成度はかなり高い。
(株式会社 小学館 DIME編集長 安田 典人氏)
■2021年版バリアフリーカレンダーの販売ならびに、お取り扱い頂ける会社様の募集について
現在、2021年版バリアフリーカレンダーを製作中でございます。完成は11月を予定しており、以下のURLからご購入方法等についてご紹介しております。併せて、お取扱いいただける販売店様を募集しております。
詳しくはこちらをご覧ください http://sinbido.co.jp/news/1306
■有限会社 真美堂手塚箔押所
真美堂手塚箔押所は、書籍やカードなど主に紙製品へキラキラとした箔を使って付加価値を付ける、“箔押し”をおこなっている企業です。一方で、長年の技術を活かした点字印刷や視覚障害のある方に使いやすい商品を企画。バリアフリーに配慮した直感的な使いやすさとデザイン性の高さにこだわり、これまでにない視覚障害のある方と晴眼者の方をつなぐ商品の開発・製造をおこなっています。
所在地:東京都新宿区天神町66番地
URL:http://sinbido.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/sinbido/
Twitter:https://twitter.com/sinbido_t
■商品に関するお問い合せ
電 話:03-3269-0656(平日9:00~18:00)
メール:info@sinbido.co.jp
担 当:手塚
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