瀬戸内の未来につながり、岡山から地方の可能性を世界に発信する“杜の街グレース”第一期開業の先駆けとして、新たなワークスタイルを提案する革新的なオフィス棟が開業

7月1日(木)、企業様･メディア様向けに内覧会開催、当日ビル名も発表

両備グループ（事務局：岡山県岡山市北区錦町6-1、グループ代表CEO：小嶋光信）が、「杜の街（もりのまち）づくりプロジェクト」【事業主体：杜の街づくりPJ１合同会社=両備ホールディングス(株)100％出資、所在地：岡山県岡山市北区下石井二丁目10番107他、イトーヨーカドー岡山店跡】構想で、岡山駅至近で開発を進めていた「杜の街グレース」のオフィス棟が、2021年7月1日に開業の運びとなりました。開業にあわせて、同日、企業様･メディア様を対象に内覧会を開催いたします。（詳細は【6】をご参照下さい）

両備グループは、岡山の未来へとつながり、地域に愛され日本に世界に発信する街を目指し、全敷地約3.8haを3期に分けて「杜の街グレース」を開発しています。2022年夏頃の第1期開業の先駆けとしてこのたび開業する、延床24,000㎡・地上10階建て、約1,500名が働くオフィス棟の概要について、お知らせいたします。

 

 

外観完成予想図、プロムナード

外観、エントランス

 

このたび開業するオフィス棟は、１、2Fに飲食・物販テナントや保育園、311㎡の2層吹き抜けのエントランスホールを設け、３Fには大規模会議や展示会の開催可能な岡山最大級となる900㎡のバンケット、4F～10Fにはワンフロア1,960㎡からなる延べ床面積23,818㎡のオフィス空間を擁する、大規模オフィスビルとなります。

岡山は、山陽自動車道と中国横断自動車道、瀬戸内中央自動車道が交差する等、全国屈指の交通結節点です。杜の街から徒歩約12分のJR岡山駅には、新幹線及び在来線７路線が乗り入れ、国際空港（岡山桃太郎空港）までは車で25分という好立地です。また都市雇用圏の観点からまとめられた都市圏人口では岡山市は中四国1位の都市圏を形成しており、市内中心部に位置する杜の街の1km商圏内昼夜間比率は280%となっているなど、事務所の集約には最適な地と言えます。世界的なMICEにも対応する大型バンケットやオフィスを備え、人々の交流や物流の要ともなる優れた新たな拠点として、世界に日本につながる岡山のビジネスシーンを盛り上げてまいります。

2021年12月には37階建て全363戸のプレミアムマンション「杜の街グレース 岡山 ザ・タワー」、2022年夏頃には食・ショッピング・カルチャー・ウェルネスなどのショップが集う複合モールやガーデンが順次開業する予定です。本プロジェクトは、岡山を拠点とする両備グループが岡山の夢や誇りとなる街を目指すプロジェクトです。両備グループはこれまで、交通運輸観光業を礎とし、ICT事業、介護施設やスーパーマーケットなどの生活関連事業を通じて、お客様の暮らしの様々な場面を共にしてまいりました。これらの総力を結集し、街という形で、あらゆる世代の方々に向けて夢と希望にあふれ岡山に誇れるまちづくりを目指してまいります。どうぞご期待ください。


1.  岡山から世界へ。交通の要所である岡山最大級の900㎡のバンケットを備え、世界的なMICEに対応
オフィス棟３Fには、天井高4m・岡山最大級の900㎡を誇る、最大420名収容可能な大型バンケットを備え、中四国の中でも効率の良い新たなビジネス拠点の創出を目指します。岡山は交通網に優れ、西と東をつなぐ結節点となるため、大規模セミナーや展示会、社員総会議などを行なうことができる大規模バンケットを設けることで、岡山に新たなビジネス拠点を創出し、岡山の価値に貢献ができるのではないかと考えました。
150～300インチの天井付けスクリーン4カ所、投影機器、音響設備、リモート会議が可能な無料Wi-Fiを完備。各種レンタル備品も整備しており、用途によって900㎡を一間で使用することも、6個の会議室に分けてご利用いただくことも可能です。入居者以外の方にも広くご利用いただけます。

会議室フロア全景

2.  働く人を健康にしたい。最先端の健康的なワークスタイルを実現する、社員を大切にするオフィス。
日清食品(株)開発の「おいしい完全食」を提供する社員食堂や、自転車通勤にうれしいシャワールーム等、ウェルネス施設を併設。
働く皆様の心身の健康をサポートし、社員を大切にできるオフィスを目指し、日清食品(株)が開発を進める最新の分子栄養学に基づく「おいしい完全食」を提供する杜の街の社員食堂 (100席・365㎡)を設けます。社員食堂は、日清食品(株)と両備ホールディングス(株)による共同事業で開発・運営され、オフィスに入居いただける企業のオフィスワーカー様、レジデンスご入居者様はもちろんのこと、来街いただける皆様のご利用も可能とし、地域の未病促進、健康づくりに貢献する食堂を目指します。
両備グループでは従来からグループ横断の機能として健康づくりセンターを立ち上げ、社員の健康づくりに組織的な取り組みを進めてまいりました。また、両備グループの中核企業の一つである(株)両備システムズでは、健康支援に関するITソリューションを全国展開しております。本共同事業を皮切りに、これら両備グループのケイパビリティも活用し、食だけでなく、施設全体を活用した健康や運動に関する取り組みを進め、未病対策の街づくりのモデルケースとしてまいります。

その他、オフィス棟の地下には115台が停められる駐輪場や男性用シャワールーム、ロッカールーム、１Fには女性用シャワールームやパウダールーム、ロッカールームを設置。自転車で出勤した後、シャワーを浴びて出社という最先端のワークスタイルを実現。自転車を利用した健康的な通勤を推奨いたします。また来年には杜の街内にスパ・フィットネス施設を開業予定。仕事の前後に汗をかいてリフレッシュできる機会を設け、働く方の心身の健康を守ります。

シャワールーム

3.  建物内には保育園やコンビニエンスストア。またスーパーマーケット、クリニックなども併設予定。生活に必要な機能が充実した、子育てしながら働きやすいオフィスを実現。来年春には食の施設やガーデンなどが開業。仕事の前後充実した時間が過ごせる職住遊近接を形にします。
オフィス棟の２Fには310㎡の保育園を誘致。一時保育など急な事態にも対応し、働く方の日々をサポートします。
保育園には84㎡のテラスを設け、子どもたちがガーデンを眺めながら気持ちの良い時間を過ごせる豊かな環境を設けます。
保育園の室内のデザインは、岡山県出身のインダストリアルデザイナー水戸岡鋭治氏。この地から感性豊かな人財創出を目指します。
22年夏頃には併設の建物にスーパーマーケット、ドラッグストア、複数のクリニックを設ける予定となっており、生活に必要な機能が充実。子育てをしながら働く皆様をサポートいたします。さらには食の施設やガーデンなどの開業で、仕事に留まらず、充実したライフシーンを後押しいたします。


4.  時がたつほどに美しさが磨かれる「本物」にこだわり、石、鋳物、緑を多用。瀬戸内の穏やかさおおらかさ、
岡山の伝統、杜の緑、３つの力を併せ持つ西と東の玄関口として相応しい空間デザイン
外観には倉敷のアイビースクエアを彷彿とさせるレンガと鋳物、岡山伝統の万成石をイメージした石材を用い、時が経つほどに美しくなる本物にこだわり、伝統的かつモダンな空間デザインとしました。
オフィスロビーには御影石を用い、また高さ7.8mを誇る吹き抜けの車寄せを完備、西と東の玄関口として相応しい、格調高いデザインです。また、岡山の備前焼の現代陶芸を牽引する隠崎隆一氏に、岡山の伝統である備前焼のアートを依頼、岡山らしさの発信拠点となることも目指します。オフィス棟正面には、シダレヤナギといった岡山ゆかりの樹木を設け、また、10ｍを超す高木を多用することで、都市の中のオアシスのような緑豊かな杜の街を実現します。

オフィス棟エントランス

5.  岡山の未来を見据え、エコロジーに取り組み、有事の際のビジネスを継続的に守るBCP対策とセキュリティーを強化したオフィス
岡山の未来につながるオフィスを目指し、エコロジーへの取り組みはもとよりBCP対策（自然災害や火災などが起こった場合の企業の事業の継続・早期復旧等、ビジネスのリスクを最小限にとどめるための対策）に取り組みます。オフィス全エリアに最大72時間電力を供給する非常用発電機を設置。地下には巨大な貯水槽を設置し、340㎡、300ｔの水を確保しています。有事の際には地域へオフィスを開放したり、オフィス機能の持続を実現します。
屋上には太陽光発電を設け、オフィスへの一次側電力共有を行ないます。屋上緑化を設け、建物の温度上昇抑制や省エネ効果、環境対策にも取り組んでいます。また、外壁へ約5,500㎡のLow-E複層ガラスを使用。可視光を透過しながらも、日射熱を反射するため、冷房負荷の軽減に効果を発揮します。さらに、Low-E膜が室内の熱エネルギーを室外に逃がしにくくするため、暖房負荷を軽減。環境に優しいオフィスを目指します。
また、24時間有人警備に加え、1階総合受付カウンターでの接客サービスやセキュリティーゲートによる入館管理システムで、安全安心のオフィス環境を整えます。

エコロジー、セキュリティ、BCP対策

6.  内覧会のご案内
企業様、メディアの皆様を対象に、以下の日程で内覧会を開催いたします。

・日時　７月１日（木）11:10～12:30

杜の街グレース位置

・場所　オフィス棟　A棟3階会議室

11:10～11:15　オープニング
11:15～11:30　プレゼンテーション
　　　　　　　　両備ホールディングス株式会社
　　　　　　　　代表取締役社長　松田敏之
11:40～12:30　＜内覧＞ 設備、店舗、オフィスのご案内

 

※オンライン内覧会も同時開催いたします。ただし、生配信はプレゼンテーションまでで、施設紹介動画をご用意しています。
※オフィス棟の名称は、当日10:00～の開所式内での発表となります。

●内覧会のお申し込みは、以下の専用サイトよりお願いいたします。
http://www.rrr.gr.jp/morinomachi-office&commerce/office_preview/

両備ホールディングス(株)も本社を杜の街に移し、既に入居が決まっている岡山放送(株)（OHK)とともに新たなビジネスを創出してまいります。新たな企業のご参画をお待ちしております。


■ オフィス概要
所在地：岡山市北区下石井二丁目10番107
敷地面積：16,797.65㎡
構造規模：第１ブロック【Ａ棟】
ＳＲＣ・Ｓ造　地上10階地下1階　延床面積23,773㎡
１階　エントランスホール・店舗・管理室
２階　店舗・倉庫
３階　貸会議室・オフィス
４階～10階　オフィス
※4階～5階に両備ホールディングス株式会社
※8階～10階は岡山放送株式会社
施主：杜の街づくりＰＪ1合同会社（両備ホールディングス(株)100％出資）
事業主：両備ホールディングス株式会社、岡山放送株式会社
総工費：非公開
施工：株式会社 大林組広島支店（所在地：広島市中区小橋１番25号）
設計：株式会社アーキスコープ（岡山市北区問屋町26-103）


■ オフィス機能紹介
・受付/ロビー
1階エントランスホールには総合受付カウンター、セキュリティゲートを設置

・セキュリティシステム
24時間の有人警備、セキュリティゲート4カ所、防犯カメラを各階に設置し、安全安心な職場環境を維持します。

・会議室
大会議室/約900㎡（約270坪）と小会議室/約60㎡（約18坪）で構成。
大会議室は6区画に区割り可能で、約150㎡（約45坪）から利用可能。
天井付けスクリーンが4か所設置。会議室天井高4m、音響設備・プロジェクター設備完備。
リモート会議が可能なweb会議設備を完備予定。
約420名利用可能な空間ですが、コロナ対策（密対策）で当面は上限約230名利用を想定。

・シャワールーム
男性用シャワールーム（シャワー3ブース）はB1階、女性用シャワールーム（シャワー2ブース）は1階にあります。シャワールームにはロッカーも完備、女性用にはドレッサーコーナーを完備。

・駐輪場、駐車場

立体敷地配置図（A棟・C1棟）

駐輪場入口にセキュリティを設置し、無断駐輪を防止。
オフィス用駐車場は機械式立体駐車場を100台。

・車寄せ

【その他】
・各オフィスフロアに男女別トイレに加え、車いす用トイレも完備。女性トイレにはパウダールームを設置。
・3階に冷暖房設置の喫煙室設置。
・外観特徴のガラスウォールは紫外線カットおよび熱性吸収機能のある省エネLow-E複層ガラスを使用。


■ 会社概要
両備ホールディングス株式会社
本社：岡山県岡山市北区錦町6番1号
創立：1910年7月
資本金：4億円
代表者：代表取締役社長　松田　敏之
主な事業：交通運送業、不動産業、倉庫・通関業、スーパーマーケット事業、整備業、製造業
URL：https://www.ryobi-holdings.jp/

両備グループ
事務局：岡山県岡山市北区錦町6番1号　両備ホールディングス株式会社本社内
代表者：両備グループ代表　小嶋　光信
主なグループ企業：両備ホールディングス株式会社、株式会社両備システムズ、岡山交通株式会社、和歌山電鐵株式会社、株式会社中国バスなど、全44社
URL：https://ryobi.gr.jp/

岡山放送株式会社
本社：岡山県岡山市北区学南町3-2-1
代表者：代表取締役社長　中静敬一郎
資本金：3億円
主な事業：一般放送事業
URL：https://www.ohk.co.jp/


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