日本鋳鉄管株式会社、デザイン経営の推進を目指し「ブランド戦略推進室」を設置
戦略パートナーにデザインコンサルティングファームセブンデックス社を招聘し始動
日本の誇るべき水道インフラは経年劣化が進み、その多くが耐用年数を超過しているにも関わらず、水道管の更新が進まない状況が続いております。日本鋳鉄管は、その状況を打破すべく、米国フラクタ社と共同での、精度の高い劣化予測により適時更新を可能とするツールFracta―AIの国内導入促進や、工事効率を大幅に改善するオセールなど独自商品の開発・提供を実施してまいりました。そして今後、さらなる新サービスの提供を予定しております。一方で、当社の主力商品である鋳鉄管は、差異化が難しい共通規格品であります。
今後当社が、中長期的にさらなる成長を実現するために必要なのは、当社の強みである、独自性の高い商品・サービスと、ボリュームゾーンである共通規格品を総合的なサービスとしてより多くのお客様にお届けすること、そして今後提供を予定している新たな商品・サービスを広く知って頂き、お客様に「是非購入したい」と思って頂くことです。その実現には、ブランド力向上すなわち企業としての事業の発信力、認知度向上が重要なツールとなり得るとの判断に至り、デザインを経営資源としブランド力向上の推進力として取り込む「デザイン経営」を取り入れることといたしました。
新たに社長直下の組織として「ブランド戦略推進室」を設置し、デザインコンサルティングファームの株式会社セブンデックス様、株式会社カタル様を戦略パートナーとし、デザイン経営を推進してまいります。
外部パートナーの知見を得て、共に歩むことで、自社だけでは実現できないスピード感や、新たな気づきを得ながら、着実に変革を形にしていきたいと考えています。
デザイン経営を推進することで、当社の競争優位性を高め、水道管業界における揺るぎない地位確立を目指すと共に、水道やガスという国民の生活インフラを守ってまいります。
■株式会社セブンデックス 代表 中村伸啓氏のコメント
経営の中心にデザインを置くことは近年、非常に注目を集めています。そんな中、歴史ある企業の新しい挑戦を支えるパートナーに選んで頂けたことは非常に重い責任を感じるとともに、新しい挑戦にワクワクしています。水道事業が抱える課題は、見えないところで私たちの生活を脅かしています。日本の水道インフラを支える企業の変革期にデザインを通じて、ともに企業価値を高めていく挑戦に携われることを非常に楽しみにしています。
■株式会社カタル 代表取締役 井澤梓氏のコメント
1937年創業と歴史ある企業が、守りに入ることなく攻めの一手としてデザイン経営を推進することは、社内外に勇気を与える素晴らしい取り組みであると感じています。その戦略パートナーとして、変化を間近で感じられることを非常に光栄に思うと共に、日本鋳鉄管の皆様の内に秘めたるエネルギーや、魅力・ストーリーを、社会に発信していけるよう努めたいと思います。
デザイン経営とは
デザインを企業価値向上のための重要な経営資源として活⽤する経営手法のこと。欧⽶では、デザインへの投資を⾏う企業が、⾼いパフォーマンスを発揮していることを⽰す研究結果が数多く出ており、2018年5月には経済産業省・特許庁が、『「デザイン経営」宣言』を取りまとめるなど、近年日本でも推奨されている。
※参考文献：経済産業省「デザイン経営宣言」
株式会社セブンデックス 会社概要
セブンデックスは"ココロうごかす"をミッションにUXUIデザイン、ブランディング、マーケティングを主軸とした、総合支援を行う「企業に寄り添い、事業成長にコミットするデザインコンサルファーム」です。東証一部上場企業からスタートアップまで、多数クライアント様の事業課題を解決しております。
会社名 株式会社セブンデックス
設立年月 2018年10月
代表者 中村伸啓 堀田信治
所在地 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-29-5 代官山TYKビル 2F
資本金 4,000万円
URL https://sevendex.com
株式会社カタル 会社概要
会社名 株式会社カタル
設立年月 2020年10月
代表者 代表取締役社長 井澤梓
所在地 152-0003 東京都目黒区碑文谷6−1−20
URL https://cataru.co.jp/
日本鋳鉄管株式会社 会社概要
会社名 日本鋳鉄管株式会社
設立年月 1937年10月
代表者 代表取締役社長 日下修一
所在地 〒104-0045 東京都中央区築地1丁目12番22号コンワビル
資本金 18億5,500万円
URL https://www.nichu.co.jp/
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