発電機検査ロボットでGEとライセンス契約締結
インフラ設備点検ロボット 事業領域の拡大
◆GEEP の外観
◆発電機モックアップの内部
GEEPは22.86mm (0.9インチ)という非常に小さな隙間からも侵入でき、最大150mm (6インチ)の広い空間にも適応可能なため、現在電力業界で使用されている多くの発電機に対応できます。また、GEEPは高解像カメラを搭載しており、詳細な視覚検査を可能にします。さらに、自立走行機能を備えており、GEEPが自動運転している間、作業員が別の業務に従事することができます。GEEPは発電機内部の楔やステーターの品質検査に対応できるよう、タッピングセンサーやElCidといったセンサーを備え付けることも可能です。他の点検ロボットと比較した際のGEEPの特徴として、発電機のローターとステーターの表面を2Dまたは3Dの連続的マップを生成することが可能です。高解像カメラやローカリゼーションシステムを用いて、発電機内部にある欠損箇所の正確な位置を特定し、一目でインフラ設備の全体像を可視化します。
◆GEEP動画
◆関係者のコメント
・東京パワーテクノロジー株式会社 事業開発部長 阿久津 信男 氏
GEEPの移動機構と操作性は私たちが特に評価している点です。この技術により、 効率的なロボット検査が無理なく導入できます。私たちは、点検のために必要なセンサーがGEEPに実装され、新しい発電機検査方法を創造することを期待しています。
・株式会社ハイボット 代表取締役社長 ミケレ グアラニエリ
20年かけて培ったノウハウを20mmの厚さのロボットに詰め込んでいます。GEEPはこれまで行われてきた発電機の点検作業を改善できます。我々の日常生活は、発電所から供給される電力によって支えられており、今回のライセンス契約の締結により発電機の点検作業が、より早く、より安全で、より効率的に行われることを期待しています。
<会社概要>
会社名:株式会社ハイボット
所在地:東京都品川区北品川5-9-15
代表者:代表取締役社長 ミケレ グアラニエリ
設立日:2004年4月15日
コーポレートサイト:https://www.hibot.co.jp/
東京工業大学の広瀬茂男教授、ミケレ グアラニエリ、パウロ デベネストを中心とする創業メンバーによって、先端科学技術の産業応用を目的に2004年に設立されました。ハイボットはこれまで、極限環境におけるロボット技術の開発に特化してきました。また、AIを搭載した遠隔操作ロボットを製造・開発し、人間が過酷な環境で行う現場作業から解放されるソリューションを提供しています。ハイボットが製造してきたロボットは、捜索・救助活動や福島第一原子力発電所の廃炉作業等の現場に利用されています。
<お問い合わせ先>
広報チーム(飯島、炬口)
電話番号: 03-5791-7526
e-mail : press@hibot.co.jp
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