京都フュージョニアリング共同創業者の武田秀太郎、英国物理学会から日本人初となる国際的な若手キャリア賞を受賞
核融合の産業化へ向け、KF社はさらに加速へ
京都フュージョニアリング社（以下、KF社）共同創業者 兼 戦略顧問を務める京都大学特定准教授の武田秀太郎（たけだ・しゅうたろう / 32）が、英国物理学会より若手キャリア賞（NIG Early Career Prize）を受賞したことを発表します。
本賞は、1873年に設立され全世界に2万人の会員を有する英国物理学会が年に一度授与する国際的な賞であり、日本人では初の受賞となります。武田の受賞は、KF社の創業ならびにIAEA(国際原子力機関)での勤務を通じ、核融合産業振興への貢献が高く評価された結果です。本受賞は、学術界においても核融合スタートアップへの期待が高まっていることを示しており、今後核融合の産業化へ向けたさらなる弾みがつくことが期待されます。
【IOP概要】
英国物理学会（Institute of Physics, IOP）は1874年に設立された物理分野で最も歴史ある国際学会であり、ロンドンを本部に世界に2万人を超える正会員を有します。会員にはアインシュタインからスティーヴン・ホーキングまで、世界中の著名な物理学者が名を連ねてきました。今日でも国際学術交流機関として、顕彰団体として、そして85を数える国際学術誌の学術出版元として、世界の物理学の発展を牽引する学会です。
若手キャリア賞（NIG Early Career Prize）は英国物理学会の各部会の審査委員会が毎年１名を選定し授与する国際賞であり、武田は今回原子物理部会からの選出により受賞しました。
【武田の受賞理由】
武田は2019年、京都大学の技術を活用した核融合スタートアップとなるKF社を長尾昂、小西哲之、Richard Prearsonらと共同創業しました。世界最先端の核融合エンジニアリング基盤技術を世界の顧客に提供することで、核融合エネルギーの早期実用化に向け寄与しています。2020年にはIAEA（国際原子力機関）において核融合プロジェクト准担当官に着任し、官民パートナーシップ推進を通じトップレベルで世界の民間核融合産業振興に貢献しています。米国トランプ前大統領および英国ボリス・ジョンソン首相らによる核融合産業支援への言明に繋げるなど、こうした一連の功績が、核融合産業の発展、そして物理学の発展に貢献著しいとして、評価され、受賞に至りました。
【武田の略歴】
三重県出身、現在32歳。京都大学工学部を経て、京都大学大学院エネルギー科学研究科に専攻首席で合格、核融合エネルギーシステムに関する研究で研究科史上初めて１年飛び級で博士号を取得した後、ハーバード大学においてサステナビリティ学修士を取得。2019年、京都大学特任助教時代にKF社を共同創業。IAEA（国際原子力機関）において日本人として初めて核融合プロジェクト准担当官としての国連勤務。現在、京都大学全学で最年少の特定准教授 兼 KF社戦略顧問。NHK「素顔のギフテッド」ほか出演。
この度は、歴史ある英国物理学会の若手キャリア賞を受賞し身の引き締まる思いです。KF社の事業コンセプトは、英国・ケンブリッジ大学において私と小西教授が2018年に主催した民間核融合国際会議の場で着想を得たものでした。今回、そのKF社の誕生の地とも言える英国から栄えある賞を頂けたことで、我々の目指す方向性が正しかったことを改めて確認出来た思いです。今後も核融合産業の発展のため、微力を尽くしたいと考えます。
【京都フュージョニアリング社（KF社）について】
京都フュージョニアリングは2019年に京都大学の研究開発技術をベースに設立された会社です。当社は核融合炉の実現に向けた先進技術の開発を行っており、特に、核融合炉の加熱装置や熱の取出し装置、プラントエンジニアリングにおいて、世界有数の技術力を有しています。高性能かつ商業的に実現可能で革新的な核融合炉技術ソリューションを開発することで、世界中の官民の核融合研究機関とともに核融合の実用化を加速し、人類の究極的なエネルギーソリューションの提供と脱炭素社会の実現を目指します。
【会社概要】
会社名 京都フュージョニアリング株式会社
設立 2019年10月
分野 ディープテックエリア
事業内容 核融合炉関連技術、装置の研究開発、製作
本社所在地 京都府宇治市
代表取締役 長尾 昂（ながお たか）
社員数 25名
HP https://kyotofusioneering.com/
【お問い合わせ先】
京都フュージョニアリング株式会社 広報
東京オフィス：〒100-0004 東京都千代田区大手町１丁目6番地1 大手町ビル6階
E-mail：media@kyotofusioneering.com
【IOP概要】
英国物理学会（Institute of Physics, IOP）は1874年に設立された物理分野で最も歴史ある国際学会であり、ロンドンを本部に世界に2万人を超える正会員を有します。会員にはアインシュタインからスティーヴン・ホーキングまで、世界中の著名な物理学者が名を連ねてきました。今日でも国際学術交流機関として、顕彰団体として、そして85を数える国際学術誌の学術出版元として、世界の物理学の発展を牽引する学会です。
若手キャリア賞（NIG Early Career Prize）は英国物理学会の各部会の審査委員会が毎年１名を選定し授与する国際賞であり、武田は今回原子物理部会からの選出により受賞しました。
【武田の受賞理由】
武田は2019年、京都大学の技術を活用した核融合スタートアップとなるKF社を長尾昂、小西哲之、Richard Prearsonらと共同創業しました。世界最先端の核融合エンジニアリング基盤技術を世界の顧客に提供することで、核融合エネルギーの早期実用化に向け寄与しています。2020年にはIAEA（国際原子力機関）において核融合プロジェクト准担当官に着任し、官民パートナーシップ推進を通じトップレベルで世界の民間核融合産業振興に貢献しています。米国トランプ前大統領および英国ボリス・ジョンソン首相らによる核融合産業支援への言明に繋げるなど、こうした一連の功績が、核融合産業の発展、そして物理学の発展に貢献著しいとして、評価され、受賞に至りました。
【武田の略歴】
三重県出身、現在32歳。京都大学工学部を経て、京都大学大学院エネルギー科学研究科に専攻首席で合格、核融合エネルギーシステムに関する研究で研究科史上初めて１年飛び級で博士号を取得した後、ハーバード大学においてサステナビリティ学修士を取得。2019年、京都大学特任助教時代にKF社を共同創業。IAEA（国際原子力機関）において日本人として初めて核融合プロジェクト准担当官としての国連勤務。現在、京都大学全学で最年少の特定准教授 兼 KF社戦略顧問。NHK「素顔のギフテッド」ほか出演。
この度は、歴史ある英国物理学会の若手キャリア賞を受賞し身の引き締まる思いです。KF社の事業コンセプトは、英国・ケンブリッジ大学において私と小西教授が2018年に主催した民間核融合国際会議の場で着想を得たものでした。今回、そのKF社の誕生の地とも言える英国から栄えある賞を頂けたことで、我々の目指す方向性が正しかったことを改めて確認出来た思いです。今後も核融合産業の発展のため、微力を尽くしたいと考えます。
【京都フュージョニアリング社（KF社）について】
京都フュージョニアリングは2019年に京都大学の研究開発技術をベースに設立された会社です。当社は核融合炉の実現に向けた先進技術の開発を行っており、特に、核融合炉の加熱装置や熱の取出し装置、プラントエンジニアリングにおいて、世界有数の技術力を有しています。高性能かつ商業的に実現可能で革新的な核融合炉技術ソリューションを開発することで、世界中の官民の核融合研究機関とともに核融合の実用化を加速し、人類の究極的なエネルギーソリューションの提供と脱炭素社会の実現を目指します。
【会社概要】
会社名 京都フュージョニアリング株式会社
設立 2019年10月
分野 ディープテックエリア
事業内容 核融合炉関連技術、装置の研究開発、製作
本社所在地 京都府宇治市
代表取締役 長尾 昂（ながお たか）
社員数 25名
HP https://kyotofusioneering.com/
【お問い合わせ先】
京都フュージョニアリング株式会社 広報
東京オフィス：〒100-0004 東京都千代田区大手町１丁目6番地1 大手町ビル6階
E-mail：media@kyotofusioneering.com
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