介助犬の減少が止まらない。崩壊寸前の補助金制度の現実。2017年のピーク時から24%も減少した介助犬実働数をクラウドファンディングを活用して現状打開!市民の力で今年はプラス2頭の育成を目指す。
「介助犬と共に生きる選択肢を一人でも多くの方へ届けたい」をスローガンに、(社福)日本介助犬福祉協会はAll or Nothing形式のクラウドファンディングに挑みます。
社会福祉法人 日本介助犬福祉協会(千葉県館山市)は、2023年11月6日午前7時から46日間のAll or Nothing形式によるクラウドファンディングに挑みます。
介助犬は、先天的に手足が不自由な方や、病気や怪我により後天的に不自由を強いられてしまった方々が楽しく自由に生活できるようにと手助けする大切なパートナーです。全国には約193万人の肢体不自由者(2017年時点・国立研究開発法人情報通信研究機構より引用)がいると言われており、このうち介助犬希望者は約1,000人は下らないということが当会独自のリサーチによりわかっています。しかし、実働している介助犬の数は全国でたったの57頭(令和5年4月時点)。
国の給付事業は予算枠がわずかであったり、単年度事業のために不都合な面が多く介助犬との暮らしを望む身体障がい者の実態に則しておらず、日常生活に困難を抱える方のほとんどが諦めざるを得ないのが現状です。
私たち(社福)日本介助犬福祉協会は、皆様からのご寄付に支えられながら、一人でも多くの方に「介助犬と暮らす新しいライフスタイルを届けたい」と介助犬の育成ピッチの向上に努めていますが、介助犬の頭数増加はなかなか進みません。そこで私たちは今年度から団体として新体制を築き、従来の育成計画に加えて、補助金なし・ご寄付のみで“プラス2頭”の介助犬を育成して届けるクラウドファンディング「みんなで届ける介助犬プロジェクト」を立ち上げます!今回の目標金額700万円を達成できれば、皆様からのご寄付によって“プラス2頭”の介助犬を育成し、必要とする方に届けられるプロジェクトです。
https://readyfor.jp/projects/kaijoken2023
【以下、(社福)日本介助犬福祉協会 介助犬事業最高顧問/介助犬導入アドバイザー 川崎元広】
いよいよ今回からは介助犬の育成に直接つなげるクラウドファンディングを、勇気を振り絞って実施していきたいと思います。皆様と一緒に直接、介助犬ユニットを世に送り出すのですから、これは本当に画期的な取り組みです。といいますのも、介助犬一頭を世に送り出すにあたり約350万円(当協会独自試算)の費用が必要ですが、国家予算の中から介助犬に配分される補助金は不十分なために現在の介助犬減少状態へと至っており、もはや制度崩壊と言っても過言ではない状況です。官に頼った育成制度はすでに崩壊しています。官の制度ありき、わずかな頭数しか届けられないという介助犬業界の常識を変え、一人でも多くの方に介助犬を届けていきたいです。ですので、今回もぜひ皆様のお力を私たちに託してください!よろしくお願いいたします。
私たちは今後も常識を覆すような発想とチームワークで介助犬を一人でも多くの方に届けるべく邁進してまいります。「みんなで届ける介助犬プロジェクト」へのご参加、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
クラウドファンディングページ:
https://readyfor.jp/projects/kaijoken2023
社会福祉法人 日本介助犬福祉協会(厚生労働大臣指定法人)
千葉県館山市布沼字平砂浦1210-122
電話:0470-28-5662
jimukyoku@kaijoken.or.jp
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